岩手インターハイ入賞を目指して

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「岩手インターハイ入賞を目指して」はこれで終わります。このインターハイで大きな忘れ物をしました。来年はその忘れ物を取りにまた来ます。 
11年8月8日   朝から夏の日差しが照りつけ暑い1日でした。午前中に行われた男子シングル準々決勝2組は俊季君の他に洲本実業の上所君、東筑の冨君、潮来の嶋田君、佐世保高専の遠山君、日田の江藤君の6クルーの出漕でした。スタートから遠山君、嶋田君、江藤君の3クルーが抜け出し、俊季君は4位争いをして500mを通過しました。後半までその状態が続きましたが、ゴール前で上所君に競り負け、5位でのゴールでした。タイムは3分56秒でした。午後3時以降に行われた男子ダブル準々決勝5組は田村の他に三重県の津、青森県のむつ工業、群馬県の館林、岩手県の山田、石川県の小松明峰の6クルーの出漕でした。スタートから館林が飛び出し、むつ工業が追いかける展開でした。田村は3位をキープして500mを通過しました。750m以降でスパートが入り、むつ工業との差が一気に詰まりました。しかし、ゴールでは0.2秒届かず3位でのゴールでした。タイムは3分30秒でした。7月に行われた東北総体ではむつ工業に5秒も負けていましたが、一気に差がなくなりました。田村の男子ダブルは夏休みに入ってから大きく伸びましたが、まだ全国のトップグループの仲間入りをさせてはもらえませんでした。女子クオド準々決勝6組は田村の他に広島県の広島皆実、大分県の日田、静岡県の浜松湖南、岐阜県の加茂の5クルーの出漕でした。スタートから日田、浜松湖南、加茂が飛び出し、田村は広島皆実と並んで4位争いを繰りひろげました。田村は後半一気にバテて5位でのゴールでした。タイムは4分5秒でした。桟橋に着けた後、ますみさんが担架で運ばれるほどの激戦でした。田村は3クルーとも明日の準決勝に進むことはできませんでした。ますみさんと茜さんはこの大会で引退です。今までお疲れさんでした。3年間のボート生活で得たものを今後に生かしてほしいと思います。 
11年8月7日   朝から夏の暑い日差しが照りつけ、今日も暑い一日でした。女子クオド敗者復活1組は田村の他に沖縄県の辺土名、兵庫県の加古川西、島根県の松江北、滋賀県の八幡商業、栃木県の佐野女子の6クルーの出漕でした。スタートから八幡商業、加古川西がリードし、田村は3番手で500mを通過しました。4番手以降のクルーも差がなく続きましたが田村はなんとか3位を死守し、念願の準々決勝進出を決めました。タイムは3分53秒でした。男子シングル敗者復活3組は俊季君の他に酒田商業の佐藤君、阿賀黎明の齋藤君、黒沢尻工業の竹澤君、高石の坂本君、高知南の古味君の6クルーの出漕でした。スタートから竹澤君が飛び出し、齋藤君と俊季君が追いかける展開でした。俊季君は800m以降で竹澤君に並びかけ、競り合いを制して1位でゴールしました。タイムは3分41秒でした。これで明日の準々決勝に3クルーとも駒を進めることになりましたが、明日も忙しい1日になりそうです。 
11年8月6日   待ちに待った予選の日です。田村は3クルーが出漕し、時間帯がまるで違うので大忙しの1日でした。男子ダブルは10:18、女子クオドが15:12、男子シングルが16:16が発艇時刻 でした。宿舎の花巻温泉から田瀬湖までは片道45kmあり、車でたっぷり1時間以上かかるので、車で往復している余裕はありません。夕方に出漕するクルーが朝から会場に行くわけにはいかないので、車2台で来て正解でした。男子ダブルは宿舎を6時に出発し、女子クオドと男子シングルは11時に出発しました。朝から真夏の太陽が照りつける中で男子ダブル予選1組が行われました。田村の他に神奈川県の津久井、愛媛県の宇和島東、岐阜県の恵那、長崎県の大村、新潟県の阿賀黎明の6クルーの出漕でした。スタートはいつもの通りモッサリとして遅れました。宇和島東が飛び出し、他の5クルーは一線でした。田村は500m手前で2位に上がりましたが、恵那との最後の競り合いに負けて3位でのゴールでした。タイムの3分26秒は県外の大会ではベストタイムでした。女子クオド予選6組は田村の他に愛媛県の松山東、山口県の西市、栃木県の佐野女子、鹿児島県の鹿屋の5クルーの出漕でした。スタートはいつもより良く、300mまでは2位でした。しかし、その後どんどん抜かれて結局4位でのゴールでした。漕ぎはそんなに悪くなかったのですが、他艇が強かった感じでした。タイムは3分54秒でした。男子シングル予選7組は俊季君の他に松江東の林君、高知南の古味君、富士河口湖の渡邉君、猿投農林の高野君、唐津東の山下君の6クルーの出漕でした。スタートから高野君と渡邉君が抜け出し、俊季君は林君との3位争いを繰りひろげました。後半、林君に競り負け3分47秒のタイムで4位でした。3位までが予選通過ですから、男子ダブルが予選を通過し、女子クオドと男子シングルが明日の敗者復活戦にまわりました。
 
 カッパから元気をもらいました。
11年8月5日   今日の配艇練習は8時から9時20分までの80分間でした。昨日より早くリギングが完成したので、短い時間でしたがきちんと練習ができました。生徒たちも桑野の艇に慣れたようです。さくら湖のオンボロ艇とは比較にならないほど良い艇に乗ったのですから明日は持てる力を十分出してほしいと思います。夕方5時から開会式が行われました。 
 
開会式の様子 
 
 配艇練習を終えて桟橋に戻ってきた男子ダブル
11年8月4日   今日の配艇練習は8時40分から10時20分までの100分間で、小雨の降る中でのリギングでした。新しい桑野艇はリギングに手間取ることはありませんでした。今日のリギングのデータを分析して明日の配艇練習を考えたいと思います。配艇練習終了後、平泉に行って世界遺産の中尊寺を見学し、予選通過を祈願してきました。 
 
 世界遺産に指定された平泉中尊寺本堂前でのスナップ。
11年8月3日   さくら湖を9時30分に出発して、田瀬湖には2時30頃に着きました。6月の東北大会の時とはまるで様子が違います。新しい艇がギッシリあり、大きなテントやオール置き場も完備して全国大会の雰囲気が満ちあふれていました。明日から配艇練習ですが、今まであまりにも古い艇に乗っていたので、生徒たちは新しい艇に乗ってどんな感想を持つでしょうか。 
 
 インターハイの配艇場は新しい艇がギッシリです。1種目12艇以上必要ですが、6種目あるのですごい数です。 
 
 インターハイは道具とクーラーボックスをキャリアの上に載せました。
11年7月31日   インターハイの予選までちょうど1週間になりました。インターハイに出場するクルーは今日まで強化のための練習をしました。明日から徐々に軽くしていきます。男子ダブル、男子シングルともにかなりの仕上がりを見せています。それに比べて女子クオドは最悪です。茜さんがなんとか復帰しましたが、全然艇が進みません。全員が何かの問題を抱えているので頭の痛いところです。思い切って1年生の幸さんを使おうかとも考えていますが、まだ決断ができてません。昨日まで会津地方は記録的な大雨が降りました。荻野漕艇場は桟橋に被害が出たり、護岸がえぐり取られたりして現在の所、使用不可能です。今日はインターハイに出場する会津高校がさくら湖に練習に来ました。計画的に練習できるさくら湖に感謝しなければいけませんね。 
11年7月27日   夏休みになって1週間が過ぎました。インターハイに出場する男子シングルと男子ダブル、そして女子クオドはインターハイに向けての練習をしていますが、女子クオドが全然見通しが立ちません、茜さんはシングルでの練習を始めましたが、今のところ復帰できる状態にはありません。さらに巴美さんが肩の肉離れで満足な練習ができません。そのかわり、1年生の幸さんがクオドに入って先輩たちと一緒に練習しています。幸さんはこのチャンスを前向きにとらえて大きく成長してほしいと思います。 
11年7月20日   田村高校は今日が1学期の終業式でした。終業式に先立ってインターハイの壮行会が行われました。今年は総勢52名がインターハイに出場します。その内、ボートは男子シングル、男子ダブル、女子クオドの3種目に11名が出場します。部員が14名なのでほとんどの部員が岩手県田瀬湖に行くことになります。男女そろってのインターハイ出場は久しぶりです。自分たちの持っている力を全国の舞台で思い切って発揮してほしいと思います。明日から夏休みですが、午前中に課外授業があるので練習は午後からになります。暑さを克服して最後の調整に臨みます。 
 
 インターハイの壮行会で力強く決意を述べたますみさん
11年7月17日   今日の女子クオドの決勝は8時から行われました。宿舎を出たのが5時30分だったので大忙しの1日でした。今日の長沼はほぼ無風の絶好のコンディションでレースが行われました。女子クオド決勝は田村の他に岩手、秋田、宮城の4クルーの出漕でした。スタートから秋田、宮城が抜け出し、田村と岩手が続く展開でした。田村は500mまでは岩手と差のないところにいたのですが、後半一気に艇速が落ちて大きく離された4位でした。タイムは4分2秒でした。昨日接戦した相手に大差で負けるなど課題が多いレースでした。女子クオド、男子ダブルともにこの東北総体で多くの課題が見つかりました。インターハイまであまり時間はありませんが、この課題の克服に全力をあげたいと思います。 
11年7月16日   朝から蒸し暑い1日でした。午前中、代表者会議が行われ、午後から予選でした。代表者会議終了後、女子クオドはケガをした茜さんのかわりに彩奈さんを入れるメンバー変更をしました。男子ダブル予選B組は福島(田村)の他に、山形と青森(むつ工業)の3クルーの出漕でした。スタートから青森がリードし、田村が追いかける展開でした。この展開は6月の東北大会の時とまったく同じでした。山形は大きく遅れました。800m地点で前を行く青森との差は約1艇身でしたが、その後スパートが入ると水が空きました。田村のタイムは3分36秒で2位でした。このタイムは別の組と合わせても3位のタイムなので、敗者復活戦は楽に通ると思われました。女子クオド予選A組は福島(田村)の他に青森と秋田(本荘)の3クルーの出漕でした。スタートはそんなに負けませんでしたが、300m以降どんどん離され、2位の青森に11秒遅れの最下位でした。タイムの4分13秒は敗者復活に出る他のクルーと比較して10秒以上悪いタイムでした。男子ダブル敗者復活戦は田村の他に秋田、岩手、山形の4クルーの出漕でした。スタートから秋田がリードし、岩手、福島の順で500mを通過しました。いつもならここから一気にくるはずの田村が3位でもがいています。田村は ゴール前で差を詰めましたが、2位に0.4秒差の3位に敗れ、決勝進出はできませんでした。男子ダブルは暑さに負けた感じで、インターハイに向けてまた1つ課題ができました。女子クオド敗者復活戦は田村の他に青森、岩手、山形の4クルーの出漕でした。スタートから田村がリードしました。750mまではトップでした。しかし、その後一気に差を詰められ、一時は最下位まで落ちましたが、ゴール前で差しかえし見事2位で決勝への切符をつかみました。タイムは3分57秒でした。予選で10秒以上負けていた相手に勝ったことで大きな自信になったことと思います。ここまできたら明日は国体の切符に挑戦します。
 
女子クオド敗者復活戦、900m手前の激戦。田村(手前6レーン)はこの後、3レーンの青森と5レーンの山形を抜いて2位に上がり、念願の決勝進出を果たす。 
11年7月15日   朝7:30にさくら湖に集合して東北総体に出発しました。今回は長沼ボートコースなので、自転車を2台積みました。長沼では自転車がないと動き回るのに苦労するからです。長沼には11時頃に着きました。車から降りると猛烈な暑さが待っていました。長沼はさくら湖より間違いなく暑いと思いました。昼食後、リギングして配艇練習をしました。午後は東よりの風が吹いて波が高く、ラフコンディションでした。明日の予選は午後からなので、こんなコンディションで予選が行われる可能性が高いと思います。生徒たちの体調は良いようです。 
 
 3月11日の東日本大震災の被害がまだ生々しく残る長沼ボートコース
 
 長沼ボートコースで使う自転車を2台、車の上に積みました。
11年7月12日   茜さんの自転車事故によるケガで女子クオドはピンチです。東北総体はもちろんのこと、インターハイもメンバー変更を考えなければなりません。でも、田村の生徒たちはこんなことで負けません。ますみキャプテンを中心に田村の底力を見せます。  
11年7月11日   インターハイの組合せが発表になりました。男子ダブルは予選1組で神奈川県の津久井高校、愛媛県の宇和島東高校、岐阜県の恵那高校、長崎県の大村高校、新潟県の阿賀黎明高校と当たっています。女子クオドは予選6組で愛媛県の松山東高校、山口県の西市高校、栃木県の佐野女子高校、鹿児島県の鹿屋高校と当たっています。男子シングルは予選7組で島根県の松江東高校、高知県の高知南高校、山梨県の富士河口湖高校、愛知県の猿投農林高校、佐賀県の唐津東高校と当たっています。対戦校のデータはこれから集めますが、男子ダブルの対戦相手が強そうです。 
11年7月10日   県総体の翌日7月4日から期末考査が始まり、木曜日に終わりました。東北総体に出漕する男子ダブルと女子クオドは今日まで再度仕上げました。それぞれ課題を抱えているのでその克服に時間をかけました。東北総体に出漕しないメンバーは全員シングルで強化しています。1年生女子は初めてのシングルですが、予想以上に器用に乗りこなしています。 
 
 男子ダブルと女子クオドが優勝し、東北総体の出場権を獲得しました。
11年7月3日   昨日ほどではないものの暑く、ほぼ無風の条件で午前中のレースが行われました。女子シングル準決勝は昨日と同じ組合せで行われました。今日の彩奈さんはスタートが決まりました。前を行く小澤さんを追って、100m地点ではもう2位をがっちり確保しました。昨日より3位の目黒さんとの差は開いていました。しかし、800mを過ぎてから一気に艇速が落ち、目黒さんに迫られましたが何とか2位を確保しました。タイムは4分12秒でした。持久力に課題を残したレースでしたが、昨日と同じ着順だったので、彩奈さんの2位が確定しました。男子シングル準決勝A組は丸山翔太君の他に湖南の星君、西会津の磴君、会津の片桐君の4クルーの出漕でした。丸山翔太君は予選のタイムでは3番手でしたが、スタートから飛ばして2番手の片桐君に勝って決勝に駒を進めました。タイムは3分57秒でした。男子シングル準決勝B組は俊季君の他に湖南の二瓶君、喜多方の三橋君、桐桜の児玉君の4クルーの出漕でした。スタートから俊季君が飛び出し、一人旅でした。3分37秒の準決勝最高タイムで決勝に駒を進めました。男子ダブル準決勝ではそれぞれの組で田村のABクルーが他のクルーに圧勝し、決勝に駒を進めました。午後から行われた決勝はやや順風の条件で行われました。男子シングル決勝は丸山翔太君、俊季君の他に西会津の磴君、喜多方の三橋君の4クルーの出漕でした。スタートでは俊季君がリードしましたが、コンスタントに入ると磴君が徐々に追い上げ、300m地点では磴君がリードしました。今日は磴君の引きの強さが際立っていました。俊季君は徐々に離され、800m手前で水が空きました。磴君のタイムはやや順風だったとはいえ、3分25秒を切る好タイムでした。俊季君は3分28秒で2位に敗れました。丸山翔太君は決勝ではまだ荷が重く、3分51秒のタイムで4位でした。女子ダブル決勝は田村の1年生クルーの他に川口のABクルー、喜多方の4クルーの出漕でした。インターハイに出場する川口Aクルーにはかなわないものの、密かに2位を狙っていました。田村はスタートでは喜多方に負けませんでしたが、今日の決勝は昨日の敗者復活戦のような伸び伸びとした漕ぎが見られません。力んでオールが何度も深くなり、その度に艇速が落ちていきました。結局、川口A、喜多方に続いて3位でのゴールでしたが、タイムの3分59秒は立派でした。男子ダブル決勝は喜多方が棄権したため、田村のABクルーと西会津の3クルーの出漕でした。田村のBクルーの力が違いすぎます。スタートから他を引き離し、3分15秒のタイムで圧勝しました。田村のAクルーは準決勝のような漕ぎが見られません。西会津に食い下がられて、4秒差で何とか2位を確保しました。タイムは3分33秒でした。女子クオド決勝は田村の他に、湖南西会津の混成クルーと喜多方東のABクルーの4クルーの出漕でした。今日の田村はスタートから混成チームの頭を押さえて徐々に引き離す作戦がピタリと当たりました。漕ぎも予選とは見違えるほど力強さがありました。ゴール前では1艇身の差でした。今まで4人の力がバラバラでしたが、少しずつ合うようになってきたと思います。今日のようなレースができるとインターハイが楽しみです。タイムの3分28秒も上出来でした。
11年7月2日   今日も真夏の太陽が照りつけ、ほぼ無風の暑い1日でした。女子シングル予選は彩奈さんの他に西会津の小澤さん、川口の目黒さん、会津の小野さんの4クルーの出漕でした。スタートから小澤さんが飛び出し、目黒さんと彩奈さんが追いかける展開でした。インターハイに出場する小澤さんは一人旅で、彩奈さんと目黒さんが大接戦でした。500m手前で彩奈さんがややリードし、そのまま2位でゴールしました。彩奈さんのタイムは4分16秒で明日の準決勝に進みました。男子シングル予選A組は西会津の齋藤君と喜多方の須田君が棄権したため、俊季君と桐桜の桐生君の2クルーの出漕でした。スタートから俊季君の一人旅でした。40秒差の圧勝で準決勝に進みましたが、タイムの3分39秒は別な組で1位だった磴君より1秒遅いタイムでした。男子シングル予選D組は丸山翔太君の他に喜多方の三橋君、湖南の星君の3クルーの出漕でした。スタートから丸山翔太君が飛び出しましたが、300m手前で三橋君につかまり、あとは離される一方でした。丸山翔太君は4分1秒のタイムで敗者復活戦にまわりました。女子ダブル予選A組は田村の他に喜多方と川口Bの3クルーの出漕でした。スタートから喜多方がリードしましたが、田村の1年生クルーが小差で続きました。500mを過ぎてから水が空きましたが、田村の1年生クルーは大健闘です。結局1位の喜多方から8秒遅れの4分18秒のタイムで敗者復活戦にまわりました。男子ダブル予選A組は西会津Aが棄権したため、田村Bの他に耶麻農、会津の3クルーの出漕でした。田村Bはスタートでリードできず、100mを過ぎてから徐々に離すいつものパターンでスタートを切りました。田村は2位の会津に40秒以上の大差で圧勝しましたが、スタートで一気に離せないようだと今後の東北総体やインターハイで苦戦しそうです。タイムは3分27秒と平凡なタイムでした。男子ダブル予選B組は田村Aの他に喜多方、西会津Bの3クルーの出漕でした。スタートから3クルーが競り合いましたが、徐々に田村Aが抜けだし、500m以降で水が空き、1位で予選を通過しました。田村Aクルーのタイムの3分39秒はさくら湖のタイムからは想像できない好タイムでした。女子クオド予選B組は田村の他に喜多方B、喜多方東Aの3クルーの出漕でした。スタートから田村が飛び出しましたが、喜多方東がしぶとく食い下がりました。500m以降で水が空き、1位で予選を通過しましたが、高校大会の時のような力強さが感じられません。タイムの3分41秒は別な組で1位だった湖南・西会津混成クルーより3秒遅いタイムでした。午後から行われた敗者復活戦では、丸山翔太君、女子ダブルともに大差で圧勝し明日の準決勝、決勝に進みました。 
11年7月1日   三春を8:00に出発して、荻野漕艇場には9:30に着きました。さっそくリギングをしましたが、ダブルスカルの艇が決まらなかったためにダブルのリギングは後回しになりました。今日の午前中は雨の予報でしたが、真夏の太陽が照りつけ、暑い1日でした。男子ダブルBクルーのリガーにヒビが入っていたため、急遽さくら湖までリガーを取りに行ったので、男子ダブルBクルーの練習は夕方になりました。17時にはすべてのクルーの練習を終え、あとは明日のレースを待つのみです。 
11年6月28日   毎日、毎日雨の日が続きました。選手たちはビショ濡れで練習しましたが、気温が高いので風邪をひく選手はいませんでした。雨の日はコースコンディションは抜群です。ほぼ無風の条件で予定通りの練習ができました。明日、最終調整して明後日リギングを解除し、県総体に出発します。女子クオドだけ仕上がりが遅れていますが、その他のクルーの仕上がりは予定通りです。 
 
 久しぶりに雨があがったさくら湖
11年6月23日   7月2日から行われる県総体の組合せが発表になりました。女子シングルは4クルーのエントリーです。田村からは彩奈さんが出漕します。インターハイに出場する西会津の小澤さんが断然強いのですが、彩奈さんは2位を狙います。男子シングルは15クルーエントリーの大激戦です。田村からは俊季君と丸山翔太君が出漕します。東北大会で決勝まで進出した俊季君と西会津の磴君が抜けていると思いますが、喜多方のクオドからまわった三橋君、須田君も侮れません。女子ダブルは6クルーのエントリーです。田村からは祐希乃さんと泰代さんのペアが出漕します。今までコックスだった泰代さんは初めて漕ぐことになりますが、決勝まで進出してくれるものと思っています。男子ダブルは7クルーのエントリーです。田村からは朝希君と佐藤翔太君のペアと東北大会3位の康広君と和彦君のペアが出漕します。康広君と和彦君のペアが当然圧勝します。朝希君と佐藤翔太君のペアは高校大会同様に決勝進出を狙います。女子クオドは6クルーのエントリーです。今回は東北大会のダブルで4位だった湖南と西会津のダブルが混成クルーで出漕します。混成クルーの実力は未知数ですが、田村は東北大会シングルで3位だったますみさんを入れて圧勝を狙います。 
11年6月21日   陸上競技の東北大会が終わり、陸上競技のインターハイ出場者が決定しました。田村の陸上競技は男女で5名がインターハイに出場します。今までに出場が決まっている柔道は男女で10名、ソフトテニスは男女で16名、アーチェリーが男女で10名、そしてボートが男女で11名です。全部で52名が今年のインターハイに出場します。 
 
東北大会で女子シングルと男子ダブルが3位に入賞しました。 
11年6月19日   朝から真夏のような太陽が照りつけ、暑い一日でした。午前中の準決勝は無風か弱い微風の条件で行われました。女子シングル準決勝B組はますみさんの他に秋田の川原田さん、盛岡第三の大堀さん、本荘の金子さん、西会津の小澤さん、由利の佐藤さんの6クルーの出漕でした。スタートから金子さんが飛び出し、大堀さん、ますみさん、小澤さんが追いかける展開でした。徐々にますみさんが2位に上がり、決勝進出を決めました。後半ややバテましたが、力強い漕ぎができたと思います。タイムは4分16秒で、県大会で負けた小澤さんにリベンジを果たしました。女子クオド準決勝B組は田村の他に酒田商業、宮古、石巻、佐沼、酒田西の6クルーの出漕でした。田村はスタートの失敗で大きく遅れてしまい、全然勝負になりませんでした。ゴール前で酒田商業を抜いて5位に上がり意地を見せましたが、無念の準決勝敗退です。タイムの4分0秒は体調不良だった昨日より悪いタイムでした。男子シングル準決勝B組は俊季君の他に酒田商業の佐藤君、むつ工業の金澤君、塩釜の高橋君、秋田の鎌田君、黒沢尻工業の遠藤君の6クルーの出漕でした。スタートから高橋君と金澤君が抜け出し、俊季君が追いかける展開でした。後半、前を行く2人が流したため、俊季君との差が詰まりましたが3位で決勝に進みました。タイムは3分50秒でした。男子ダブル準決勝A組は田村の他に青森西、黒沢尻工業、石巻工業、むつ工業、喜多方の6クルーの出漕でした。いつものようにスタートではほとんど最下位でしたが、後半2位に上がり、決勝進出を決めました。タイムは3分29秒でした。午後から行われた決勝は逆風が吹く中で行われました。女子シングル決勝はますみさんの他に湖南の二瓶さん、盛岡第三の大堀さん、塩釜の佐藤さん、本荘の金子さん、青森の長沼さんの6クルーの出漕でした。スタートから佐藤さん、金子さんが飛び出し、長沼さんが続きました。ますみさんは前半は4位でしたが、徐々に3位に上がり、後半は前を行く2人との差を詰めるようなすばらしい漕ぎで3位を確保しました。逆風の条件での3分19秒のタイムは上出来でした。男子シングル決勝は俊季君の他に西会津の磴君、石巻工業の本間君、山田の大釋君、むつ工業の金澤君、塩釜の高橋君の6クルーの出漕でした。スタートから本間君がリードし、大釋君、高橋君が続く展開でした。俊季君は磴君と最下位争いをゴール前まで続け、結局競り負けて6位でのゴールでした。タイムも4分2秒とパットしないタイムでした。男子ダブル決勝は田村の他に秋田、石巻、むつ工業、石巻工業、佐沼の6クルーの出漕でした。スタートから佐沼が抜け出し、むつ工業が追いかける展開でした。いつものようにスタートで置いて行かれた田村は後半になって追いつき、石巻との大接戦を制して3位に入賞しました。タイムは3分40秒でした。田村のダブルは今回が初めての県外での大会であり、まだまだ課題が多いクルーなので今後大会の経験を積みながら成長してほしいと思っています。 
11年6月18日   朝から曇でほとんど風のない絶好のコンディションで予選が行われました。女子シングル予選B組はますみさんの他に本荘の金子さん、宮古の白野さん、塩釜の佐藤さん、青森中央の遠嶋さんの5クルーの出漕でした。スタートから金子さんと佐藤さんが飛び出し、ますみさんは3番手のまま後半を迎えました。少しずつ差が開き、ますみさんは1位から16秒遅れの3位でゴールし、敗者復活戦にまわりました。タイムから見て力は出したと思いますが、予選を突破することはできませんでした。ますみさんのタイムは4分18秒でした。女子クオドは昨晩から体調を崩している選手がいて、全員が寝不足の状態で予選を迎えました。相手は盛岡第三、本荘、酒田商業、青森中央で5クルーで予選C組が行われました。スタートから本荘が飛び出し、残りの4クルーは一線でした。後半、徐々に田村が2位に上がり、念願の予選通過を果たしました。一時はメンバー交代を考えたほどでしたが、予選を通過できたので一安心です。タイムは3分58秒で、1位の本荘には15秒も負けました。男子シングル予選B組は俊季君の他に山田の大釋君、塩釜の高橋君、由利の伊藤君、田名部の鳴海君の5クルーの出漕でした。スタートから大釋君と高橋君が競り合い、俊季君が続きました。俊季君は先行する2人から10秒以上遅れた3位でゴールし、敗者復活戦にまわりました。タイムの4分1秒は少し悪すぎました。 男子ダブル予選B組は田村の他に金山、黒沢尻工業、むつ工業、石巻、由利の6クルーの出漕でした。スタートで他校にリードを許した田村は徐々に追い上げますが、東北大会ではなかなか追いつきません。むつ工業が大きくリードし、石巻と田村が2位を競り合いましたが競り負け、無念の3位で敗者復活戦にまわりました。タイムは3分38秒でした。午後から行われた敗者復活戦ではますみさんと男子ダブルが2位を10秒以上離す圧勝で、俊季君も接戦を制して、明日の準決勝に駒を進めました。
11年6月17日   今日の配艇は午後からでした。小雨の降る中での配艇でしたが、艇の不備が多くて男子ダブルはほとんど水上での練習ができませんでした。いよいよ明日からレースが始まります。明日は雨は降らない予定ですが、梅雨時の天気はあてになりません。降らないことを祈るのみです。 
11年6月16日   三春を8時15分に出発して、田瀬湖には13時頃に着きました。天気は晴で逆風が吹く条件でした。14時からリギングし、乗艇練習をしました。田瀬湖のコースはインターハイのリハーサル大会らしく、スタートからゴールまでビッシリとブイが張ってありました。今回使う艇は男子艇だったので女子のリギングは少し苦労しましたが、何とか見通しは立ちました。明日、再度調整して明後日からのレースに備えます。体調を崩している生徒は今のところいませんが、慣れない土地での生活は何が起こるかわかりません。田瀬湖から宿舎の花巻温泉まで45kmもあるので移動に苦労しそうです。 
11年6月14日   東北大会の組合せが発表になりました。男子ダブルは17クルーの出漕です。予選B組は田村の他に金山、黒沢尻工業、むつ工業、石巻、由利の6クルーです。2位までが予選を通過できますが、昨年秋の東北選抜大会で1位のむつ工業と2位の石巻が強敵ですが、ここを1位で通過しないと優勝は見えてきません。男子シングルは16クルーの出漕です。予選B組は俊季君の他に、山田の大釋君、塩釜の高橋君、由利の伊藤君、田名部の鳴海君の5クルーです。2位までが予選を通過できますが、昨年秋の東北選抜大会で1位の大釋君と3位の高橋君を敗れるかがカギです。女子シングルは14クルーの出漕です。予選B組はますみさんの他に本荘の金子さん、宮古の白野さん、塩釜の佐藤さん、青森中央の遠嶋さんの5クルーです。東北選抜大会で1位だった佐藤さんが断然強いのですが、何とか2位に入って予選を通過したいものです。女子クオドは16クルーの出漕です。予選C組は田村の他に盛岡第三、本荘、酒田商業、青森中央の5クルーです。東北選抜大会で1位の本荘がリードし、田村が続く感じで予選を通過してほしいと願っています。 
11年6月12日   高等学校体育大会から1週間が過ぎました。その間、東北大会に向けての調整を行いましたが、男子ダブルが順調に仕上がっています。男女のシングルと女子クオドはイマイチといった所でしょうか。東北大会の結果でインターハイでどの程度やれるか見通しが立ちます。どのクルーもまだまだ修正点が多いので今後レース経験を積む中で成長してくれるものと思っています。東北大会では男女のシングルと女子クオドは決勝進出を、男子ダブルは当然優勝を狙います。 
11年6月6日  高等学校体育大会が終わって敦史君が引退しました。敦史君の大会の反省文に「ボート部に入部して体力的にも、人としても大きく成長できた。」ということが書いてあったので有意義な3年間だったと思います。東北大会に出漕しないクルーは今日からシングルでの練習を始めました。1年生の翔太君はシングルが初めてですが、シングルを漕ぐことによってバランスや艇の動き等の基本的なことが大きく向上することを期待しています。今年の高等学校体育大会は原発事故の影響で大会期間が種目によってまちまちですが、田村高校では現在の所、ボート、ソフトテニス、柔道、アーチェリーの種目でインターハイの切符を獲得しています。