沖縄インターハイ入賞への道
 
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「沖縄インターハイ入賞への道」はこれで終わります。 
10年8月10日   台風の影響が残って波が高い中での準決勝でした。田村の対戦相手は新潟、東郷、小浜水産、由利でした。スタートから小浜水産、東郷が飛び出し、その後を田村、新潟、由利が追いかける展開でした。田村は500mを3位で通過し、そのまま3位を維持し、予選よりも好タイムの3分54秒でゴールしました。普通だと後半で抜かれるパターンでしたがよく頑張ったと思います。特に由利には東北総体で10秒以上負けていたのにその借りをインターハイの舞台で返しました。準決勝3位なので決勝や順位決定には進めませんが、堂々たるベスト12でした。ますみさん、茜さんにとってこのインターハイが最後のダブルでのレースでした。お盆明けからは1年生と組んでクオドの練習を始めます。来年のインターハイはクオドで出漕します。
10年8月9日   熱帯低気圧が昨晩10時頃台風4号に変わりました。今朝、競漕委員会から連絡があり、本日のレースはすべて中止となりました。今後のことについては15時以降に連絡が来る予定です。今朝、5:20から朝食をとっていましたが、その最中に連絡が来ました。生徒たちは朝食後再び眠りにつきました。午前11:25に日程変更が発表になり、準々決勝は行わずに予選2位までのクルーで準決勝を行うことが伝えられました。田村は予選2位通過でしたから準決勝に出漕できます。田村は準決勝2組で対戦相手は新潟、東郷、小浜水産、由利です。1位は決勝へ2位は順位決定に進出できますが、この相手では最下位が確定的です。でも優勝候補の小浜水産とレースができるので思い切ってレースをするのみです。台風は現在沖縄本島の西の海上を時速30kmで北へ進んでいますので、明日にはボート会場が風速15m/sの強風域を抜けるかもしれません。ただし、台風によってコースが壊れた場合は新たな日程の変更があるかもしれません。 
 
台風による風雨を避けて体育館内に運び込まれたボート
  沖縄の南西海上にあった熱帯低気圧が発達しはじめました。8月8日19:00現在で中心気圧が996hPa、中心付近の最大風速15m/sです。中心付近の最大風速が17m/s以上になると台風に格上げされますが、24時間以内に台風になる確率が相当高いと考えられます。明日のレースは間違いなく雨で午後は大荒れだと思われます。8:40発艇の田村はラッキーな方だと思います。 
10年8月8日   今日は敗者復活戦が行われるため、予選通過組は休養日です。田村のクルーは朝食後、予選を通過した福島県の他のクルーと近くの海に出かけました。田村の明日の準々決勝は8:40発艇の2組なので今日の敗者復活戦が終わってから、明日の前日配艇を行いました。明日の組合せは田村の他に長崎県の大村、秋田県の由利、愛知県の東郷、静岡県の浜松北の5クルーです。2位までが準決勝に進めますが、予選1位通過の東郷が断然に強く、由利がその次だと思います。大村は予選タイムが田村より良かったので田村との3位争いになると思います。明日も波が高いことが予想されるので何が起こるかわかりません。最後まであきらめずに頑張らせたいと思います。前日配艇が終わってから本部半島にある「美ら海水族館」に行ってきました。この水族館はその規模の大きさが世界最大級であり、「黒潮の海」の大水槽等がありました。ボートの会場と水族館が近くでラッキーでした。 
 
「美ら海水族館」の巨大水槽前の田村クルー 
 
 男女のクオドルプルを除く予選通過組が近くの海に出かけました。
10年8月7日   今日も風が強く、波が高い条件でのレースでした。女子ダブル予選9組は田村の他に山口県の大津、鹿児島県の鹿屋、高知県の幡多農業の4クルーの出漕でした。田村はスタートは無難出でて大津と500mまで競り合いました。しかし、後半波でオールを取られることが多く一気に艇速が落ち、大津に離されました。何とか2位を死守し予選を通過しました。タイムは3分57秒で大津に5秒近く負けました。田村の予選のタイムは46クルー中26番目のタイムでした。 
 
 女子ダブルスカル予選、荒波の中、先行する大津を追いかける田村クルー(手前)
10年8月6日   今日は朝7:40からの配艇でした。明日のレースで最後の9組10組が今日の最初の配艇だからです。今日のコースコンディションは最悪でした。波にオールを取られて満足に漕げない状態でした。次の組からの配艇はリギングチャックのみでコースに出ることが禁止になりました。実際にコースコンディションを体験できた田村はラッキーでした。明日も天気予報では風が強い予報なので、波に対してどう対処するかが課題になります。明日は17:16発艇、女子ダブルスカル予選9組が田村のレースです。対戦相手は山口県の大津、鹿児島県の鹿屋、高知県の幡多農業です。1位で通過すると次の組合せが楽になるので頑張ってほしいところです。15:30から辺土名高校体育館で開会式が行われました。地元の歓迎ムードが半端でなく、2時間くらいかかったので疲れたと思います。辺土名高校の生徒たちがエイサーを披露してくれました。 
 
辺土名高校体育館で開会式が行われました。 
 
白波が立って配艇練習が中止になった会場 
 
  朝早くの配艇練習でした。風が強く時折白波が立つ状態での練習でした。悪天候のため次の組からの出艇は取りやめになりました。
10年8月5日   今日の配艇練習は11:40から13:30の間でした。今日は昨日より風が強く、時折白波が立つ状況でした。また亜熱帯特有のスコールがあり満足な水上練習はできませんでした。他のクルーも同様なので気にしないことにするしかありません。明日の配艇練習は朝7:40からで70分です。明日も風が強い予報なので波があっても頑張るしかありません。配艇練習が終わって昼食をとってから世界遺産の今帰仁城跡を見学しました。今帰仁城は14世紀頃、琉球王国時代の城で地形を巧みに利用した美しい城壁で有名な城です。 
 
 配艇練習終了後、世界遺産の今帰仁城跡を見学しました。
 
地形をうまく利用した今帰仁城跡の城壁 
10年8月4日  今日の配艇は午後からでした。午前中は会場に行って、送ったオール等を受け取り午後からの配艇の準備をしました。15:20からの配艇でのリギングは約1時間かかりました。慣れない艇なので初日に時間がかかるのはしかたがありませんが、明日からは半分の時間でリギングを終えてほしいと思います。今日のコースは少し波立っていましたが、明日はもっと波が出る予報なので波の中でどう漕ぐかが課題になります。生徒たちの体調は良いようです。さくら湖では今日も残った生徒たちが練習しました。男子ダブルの力強い漕ぎが目に付きました。練習終了後に久しぶりにエルゴメーターを漕ぎましたが1000m漕で和彦君と康広君が3分25秒台、珠美さんが3分52秒台と頑張りました。 
 
8月4日配艇の時のコースコンディション 
 
リギングの会場は塩屋小学校の校庭です。
 
塩屋小学校の生徒の激励と沖縄でよく見られるシーサー 
 
 朝の散歩の途中です。
 
 宿舎のバンガロー
10年8月3日   昨夜からの雷雨も朝には止みました。インターハイ組は三春駅に5:30に集合して車で荻野漕艇場に向かいました。ボート競技の福島県選手団と合流するためです。荻野漕艇場を7時過ぎに出発して羽田空港まで長いバスの旅でした。15:30発のANA131便で那覇に向かい、18:05に予定通り那覇に着きました。福島と沖縄では時差が30分位あるので太陽がまだ高く、暑い沖縄の空気が出迎えてくれました。那覇から宿舎の「東村民の森つつじエコパーク」まではレンタカーで移動し、21:00に宿舎に到着しました。宿舎はバンガローですが、エアコン、トイレ、風呂、キッチン、テレビなどがついていて便利です。今日は疲れた1日でした。さくら湖では男子ダブルの大型クルーが初乗艇しました。新人戦までに存在感のある強いクルーに仕上げたいと思います。 
10年8月1日   8月になりさくら湖の水が緑色に変わってきました。毎年のことですが、いかにさくら湖が富栄養化した湖かがわかります。沈すれば間違いなくシャツは緑色に染まり、しばらくは臭いが消えないはずです。インターハイに出場する女子ダブルは全然艇速が伸びません。予選まであと1週間ですが見通しは暗い状態です。明日、最終調整して3日朝に出発します。 
10年7月26日   梅雨が明けてから毎日暑い日が続いています。土日を除いては午前中に課外授業があるので午後からの練習です。インターハイに出場する女子ダブルの出来は平行線だと思います。暑さが影響しているのかパッとしません。7月一杯強い練習をして8月3日に沖縄に出発します。1年生はシングルで強化していますが、和彦君、康広君がかなり力強い漕ぎに変わりました。女子では巴美さんが良くなりました。インターハイが終わるまで1年生がどこまで伸びるか楽しみです。 
 
  「準決勝進出を目標に頑張る」と力強く壮行会で挨拶するますみさん。
10年7月20日   終業式に先立って沖縄インターハイの壮行会が行われました。田村高校では6競技(ボート、陸上、柔道、ソフトテニス、アーチェリー、ウエイトリフティング)に48名の選手が出場します。多くの競技で入賞者が出るよう期待しています。 
10年7月18日   女子ダブル決勝は田村の他に岩手県(宮古高校)、秋田県(由利高校)、宮城県(宮城県選抜)の4クルーの出漕でした。今日は弱い逆風が吹いていましたが3レーンを引いた田村にとって不利な風ではありませんでした。田村はスタートは無難に出たと思います。しかし他の3艇にすぐにリードを許し、最下位を追いかける展開でした。このことは予想通りでしたが、あまりにも離され過ぎました。3位の宮城選抜に12秒遅れの大差の最下位でした。タイムは4分23秒でした。生徒たちは精一杯頑張ったと思いますが、これが今の田村の実力です。 
10年7月17日   朝から暑く、梅雨明けを思わせるような暑さでした。風はほとんど無く、絶好のコンディションで予選のレースが行われました。少年女子ダブルスカル予選B組は福島県の田村と山形県の酒田西、岩手県の宮古の3クルーの出漕でした。スタートでは珍しく田村が出たかなといった感じでしたがすぐに宮古にリードを奪われました。今日の漕ぎが特別に悪いというわけではありませんが、徐々に宮古との差が開き、ゴールでは9秒の大差負けでした。タイムは4分12秒でした。午後の敗者復活戦では、田村の他に宮城選抜、酒田西、青森西の4クルーの出漕でした。予想通り宮城選抜は強く、スタートからリードされました。田村は必死に頑張りますが、差は開く一方でした。2位でのゴールで予選同様9秒の大差負けでした。タイムは3分59秒でした。田村より強いクルーの漕ぎを見ていると基本的なことですが1本1本の漕ぎに力強さがありました。この差を埋めない限り勝ち目はありません。かろうじて明日の決勝に駒を進めました。最下位は決定的ですが、田村の意地をどの程度見せられるかだと思います。 
10年7月16日   宿舎の花巻温泉から田瀬湖までは40km以上あります。朝の時間の節約のために花巻インターから東北道に乗ってすぐ釜石道に入り東和で降りました。釜石道が高速道路無料化の実験区間で無料なので150円しかかかりません。朝9:30からの配艇を希望して一番先に出艇しました。今日はシートの上にマットを敷いたので昨日よりは良かったと思いますがまだ微調整が残っています。 プログラムが配付されたので女子ダブルについて調べたら、東北大会1位の岩手県の宮古高校、2位の秋田県の由利高校のメンバーが変更なしで載っていました。ビックリしたのは宮城県です。3月の全国選抜大会女子シングルで8位の佐沼高校の阿部さんと6月の東北大会女子シングル2位の塩釜高校の佐藤さんがダブルでエントリーしています。間違いなく田村のダブルよりレベルが上です。山形は東北大会に出場した女子ダブルは出場せず、メンバー入れ替え、青森は東北大会に出場した青森西のメンバーでした。常識的に考えて田村は4番手だと思います。予選、敗者復活、最終日の決勝と3回インターハイの練習ができそうです。
10年7月15日   朝6:30に三春駅を出発して、田瀬湖には10:00頃着きました。出発した時から雨でしたが、田瀬湖に着く頃には青空が見え始めました。雨の中でのリギングを覚悟していましたがラッキーでした。着いてすぐリギングの受付をして12:50までの2時間のリギングを行いました。男子艇なので女子には艇が浮きすぎてワークハイトをもっと下げなければならないことがわかりました。明日はシートにマットを敷いて対応します。毎日雨が続いていたので4日ぶりの乗艇練習でした。今日は久しぶりに漕いだだけでした。 
10年7月12日   東北総体の組合せが発表になりました。田村は予選で東北大会優勝の岩手(宮古高校)と4位の山形(酒田西高校)と組んでいます。東北大会女子シングルで3位だった酒田西の加藤さんがシングルにエントリーしていないので、当然ダブルに乗ってくると思われますので、ハイレベルです。1位しか予選を通過できないので敗者復活戦をまわりそうですが、インターハイに向けてハイレベルなレースを数多く経験できるのは良いことだと思います。 
10年7月6日   沖縄インターハイの組み合わせが発表になりました。女子ダブルに出漕する田村は8月7日17:16発艇予選9組です。対戦相手は山口県の大津高校、鹿児島県の鹿屋高校、高知県の幡多農業高校です。4クルー中3クルーが予選通過ですから予選通過は間違いありません。全国選抜大会に出場しているのは田村だけですから当然1位での予選通過を目指します。準々決勝以降の組み合わせは予選を1位で通過したほうが有利になるはずです。 
10年7月4日   朝からさくら湖に集合して、リギングを行いました。インターハイに出場する女子ダブル以外は違う艇に乗り換えました。インターハイが終わるまで、小艇で強化します。3年生が全員引退したので新しい体制を決めました。新部長に2年生のますみさんが立候補して、新副部長に1年生の康広君が推薦で決まりました。秋以降、田村の存在感が目立つように全員で頑張ってほしいと思います。 
10年7月3日   朝から濃い霧が立ちこめていましたが、雨は降っていません。昨日より少し流れが弱いような気がします。朝の段階で今日のレース決行が決まりました。女子シングル予選B組には彩奈さんの他に湖南の二瓶さん、と荒川さん、喜多方の長谷川さんの4クルーの出漕でした。スタートから長谷川さんが一人旅で二瓶さんが続きました。スタートの1本目が引けずにソロリと出た彩奈さんは1年生の荒川さんを少しリードして100mを通過しました。その後荒川さんとの差は徐々に広がりましたが、いつもの癖で1レーン側にどんどん曲がり、何度も審判艇から注意を受けました。何とか3位でゴールした彩奈さんは1年生対決には勝ちましたが、まだまだ多くの課題が浮き彫りになりました。流れがあったために高校大会で5分以上かかったタイムがビックリの4分39秒でした。男子シングル予選A組は永太君の他にインターハイ出場が決まっている西会津の玉木君と会津の岩橋君の3クルーの出漕でした。スタートから玉木君が飛び出し永太君が追いかけるいつものパターンでした。今日は流れがあり、先に行った方が絶対に有利でした。永太君は懸命に追いかけますが結局追いつかず、1秒差の2位でのゴールでした。タイムは3分28秒でした。今日は敗者復活がないので永太君の敗退が決まりました。昨年からの玉木君との因縁の対決に勝利することはできませんでしたが、10cm以上身長差があるので善戦だと思います。このレースが永太君の引退試合となりました。今後は自分の進路の実現に向けて新たなスタートを早く切ってほしいと思います。男子シングル予選C組は敦史君の他に喜多方桐桜の小山君、湖南の鈴木君の3クルーの出漕でした。スタートしてすぐ鈴木君が沈して棄権し、小山君との一騎打ちの感じでスタートを切りましたが、水中の引きが弱く次第に離されていきました。全然見せ場が無く終わったレースでした。タイムは3分48秒でした。女子ダブル決勝は田村の1年生クルーと2年生クルー、そして喜多方、西会津の4クルーの出漕でした。スタートで曲がった2年生クルーが西会津にリードを許し、500m以降でやっと先頭に立ったのが大きな誤算でした。800m以降は強さを見せましたが、こんなレースをやっているようではインターハイでは勝負になりません。タイムは3分33秒でした。1年生クルーはスタートを喜多方と五分に出て前半リードする健闘を見せましたが、500m以降で1レーン側に大きく曲がって一気に遅れて最下位でした。タイムは3分51秒でした。1ヶ月ぶりに組んだダブルだったのでこんなものかなと思いますが、高校大会よりは引きは強くなったと思います。男子クオド予選A組は田村の他に湖南、川口の3クルーの出漕でした。スタートのコールがいつもより速かったために1本目が引けず、モッサリしたスタートでした。スタートから湖南がリードし、田村が追いかける展開でした。湖南には完敗でしたが2位を確保し、決勝に進みました。タイムは3分33秒でした。男子クオド決勝は田村の他に喜多方、湖南、喜多方桐桜の4クルーの出漕でした。2年生クルーの湖南と喜多方が強くスタートからリードしました。田村は予選と違ってあまり離されず3位を確保したまま前半を通過しました。後半は疲れて差が開きましたが、1年生クルーとしては上出来だと思います。タイムは3分23秒でした。今日の結果から、田村は女子ダブルが2週間後の東北総体に出場が決まりました。 
10年7月2日   朝、さくら湖に寄ってオールとシングルを積み込んで荻野漕艇場に向かいました。今日は荻野漕艇場の下流のダムの放水が多く危険なため、午前中の配艇練習は中止になりました。午後から1時間だけ練習が可能になり、なんとか調整は終えました。明日以降のレースは天候が悪化するという見通しの元でレース日程を1日の日程に組み替え、敗者復活戦と準決勝を取りやめることに決めました。上流では今日も大雨洪水警報が出ていて、今後どうなるかわかりません。正式には明日の朝に決定します。 
10年7月1日   期末考査が今日で終わり、午後からさくら湖で明日からの県総体の準備を行いました。今日の湖面は波もなく絶好のコンディションでしたが、ほとんどの生徒がクルーを組み直すので水上練習は行いませんでした。まさに明日からぶっつけでの大会です。テスト期間中に1年生男子の村上拓也君が入部しました。180cmを超える身長が魅力的です。夏休み中にたくさん練習して新人戦にデビューします。
10年6月23日   県総体の組合せが発表になりました。女子シングルは8クルーの出漕です。湖南の1年生がデビューします。彩奈さんはデビュー戦の1年生には負けられないところです。男子シングルは9クルーの出漕です。田村は永太君と敦史君が出漕しますが、会津の五十嵐君が強いので永太君がどこまで迫れるかだと思います。女子ダブルは4クルーの出漕です。高校大会とまったく同じ組合せです。田村の2年生クルーの優勝は間違いないのですが、1年生クルーがどこまで健闘するかが楽しみです。男子クオドは7クルーの出漕です。田村は高校大会と同様に決勝進出を狙います。 
10年6月22日   来週から期末考査なので、放課後は学校での調整にしました。エルゴメーターを使って各自の課題の克服を目指します。期末考査が終了した翌日が県総体の配艇ですから、水上練習なしでぶっつけで大会に臨みます。特に1年生は高校大会が終わってからダブルやクオドを漕がずにシングルでの練習でしたからどうなることやら。 
 
 女子ダブルで3位に入賞した茜さんとますみさん
10年6月20日   朝から小雨模様で、徐々に逆風が吹き始めました。女子ダブル決勝は田村の他に酒田西、由利、宮古Aの4クルーの出漕でした。1レーンを引いた田村にとって不利な斜めの逆風でした。スタートから酒田西が飛び出し、他の3クルーが追いかける展開でしたが、田村もいつもより無難にスタートを切りました。300m付近で4艇が並び、500m以降で宮古が抜け出しました。田村と由利が競り合い2位争いを繰り広げましたが、田村は競り負けて3位でのゴールでした。タイムは3分57秒でした。昨年の東北選抜と同じく、宮古と由利に負けました。半年たってもその差は縮まりませんでしたが、決勝のレースがこの大会で一番良かったように思います。大会のレベルが上がるほどクルーとしての練習をどれだけ積んできたのかが問われます。これから暑くなりますが、インターハイまでの期間しっかりと練習してもっと艇速の出るクルーになってほしいと思います。
10年6月19日   昨日同様に弱い風の吹く絶好のコンディションで今日のレースが行われました。男子ダブル敗者復活B組は田村の他に黒沢尻工業、むつ工業、由利工業の4クルーの出漕でした。スタートから田村とむつ工業の争いで500mを並んで通過しました。しかし田村はその後遅れ始め、3秒遅れの2位でゴールしました。タイムは3分40秒で午後の準決勝に進みました。女子ダブル準決勝B組は田村の他に喜多方、青森西の3クルーの出漕でした。スタートから田村がリードし一人旅でした。でも予選同様前半に課題が残りました。フォワードで力みすぎて艇を止めているのです。後半は疲れて力みが取れて良くなるみたいです。タイムは4分13秒とパッとしませんでしたが、明日の決勝に駒を進めました。男子シングル準決勝A組は永太君の他に塩釜の絹村君、酒田西の後藤君の3クルーの出漕でした。スタートから絹村君が飛び出し、永太君と後藤君が追いかける展開でした。800m付近までは永太君は2位でしたが、ゴール前で力尽き1秒差の3位でした。タイムは3分57秒と予選より良かったのですが、準決勝止まりでした。男子ダブル準決勝C組は田村の他に喜多方と青森西の3クルーと女子と同じ組合せでした。前半から3クルーが競り合いましたが500m手前で田村が遅れ始め、後半一気に差が開きました。県大会の時と同じ負け方です。田村は3位でタイムは3分51秒でした。男子ダブルも準決勝止まりでした。男子ダブルの忍君、翔太君はこのレースが引退レースとなりました。3年間お疲れ様でした。部活動で得たものはたくさんあると思いますが今後の生活や進路実現に生かしてほしいと思います。 
10年6月18日   午後からの予選は曇り空の中、やや逆風が吹く条件で行われました。女子ダブル予選A組は田村の他に青森西、東北、宮古Bの4クルーの出漕でした。スタートから東北がリードし、500mでやっと田村が並びかけました。茜さんの左のオールが深くなっているのが気になります。たぶん1本ごとに艇が揺れながら進んでいるのではないかと思います。800m以降で一気にスパートをかけ水が空きましたが、前半からリードできないようではインターハイでは惨敗してしまいます。タイムは3分56秒でした。女子ダブルは明日の午後から行われる準決勝に駒を進めました。男子ダブル予選B組は田村の他に金山、石巻工業A、青森西の4クルーの出漕でした。スタートから石巻工業が大きくリードし、田村と青森西が追いかける展開でした。500m以降で田村は青森西に突き放され、3位でのゴールでした。タイムは3分44秒でした。男子ダブルは明日の午前中に行われる敗者復活戦に臨みます。男子シングル予選D組は永太君の他に黒沢尻工業の佐藤君、本荘の皆川君、酒田東の五十嵐君の4クルーの出漕でした。スタートから永太君が飛ばして、黒沢尻工業の佐藤君とともにトップ争いをくりひろげました。しかし、500m以降で本荘の皆川君が追い上げ、800mでは永太君と並びました。激しい2位争いのデッドヒートがゴールまで続きましたが、0.2秒差で永太君に軍配が上がりました。タイムは4分3秒でした。永太君は明日の午後に行われる準決勝に駒を進めました。
 
 800m以降、一気に東北を突き放し、1位でゴールする田村の女子ダブル
10年6月17日   昨日からの雨は朝までに上がり、ドンヨリと曇った状態で午前中の配艇が行われました。秋田国体で使った桑野の新艇でのリギングでしたがほぼデータは取れました。女子ダブルはこの艇を決勝で使うので今日のデータが役立ってほしいと思います。生徒たちの体調は良いようです。明日は午前中に開会式を行い、午後から予選が行われます。 
 
 逆風の中、慎重に調整する女子ダブルと永太君
10年6月16日   さくら湖を8時30分に出発して、大潟漕艇場に14時30分に到着しました。雨の中、秋田県のボート部顧問と部員が明日の配艇の準備をしていました。開催県は大変ですね。お世話になります。宿舎は大潟漕艇場から20km離れた海のそばの砂丘温泉「ゆめろん」です。生徒たちは長旅で疲れたと思いますので、今日はゆっくり休ませて明日の配艇に備えます。慣れない桑野の新艇を使うので明日の配艇で取ったデータが重要になります。 
 
 「なまはげ」の里、男鹿半島にやってきました。
10年6月14日   東北大会の組合せが発表になりました。女子ダブル予選A組は田村の他に青森西、東北、宮古Bの4クルーの出漕です。東北がインターハイ出場校ですが全国選抜に出場している田村がシードされている組合せです。予選は1位通過を狙います。男子ダブル予選B組は田村の他に金山、石巻工業A、青森西の4クルーの出漕です。全国選抜に出場している石巻工業とインターハイ出場が決まっている青森西が強そうです。予選突破は難しい状況です。男子シングル予選D組は永太君の他に黒沢尻工業の佐藤君、本荘の皆川君、酒田東の五十嵐君の4クルーの出漕です。インターハイ出場が決まっているクルーが入っているはずですが誰だかわかりません。なんとか予選突破を狙います。 
10年6月13日   東北大会のための強化練習は今日で終わりました。明日からは調整に入ります。秋田への出発は水曜日です。強化練習の成果は男女ともパットしません。特に女子ダブルは2人が交互に体調不良で全然、艇に伸びがありません。東北大会は出るだけの感じです。シングルで練習している1年生は徐々に艇を動かせるようになってきました。県総体は高校大会と同じ種目でエントリーしてありますが、東北大会終了後すぐに期末考査期間に入るのでダブルやクオドの練習はできません。考査終了後すぐに県総体なので荻野の配艇の時にクルーを組んでレースに臨みます。 
 
 1年生がシングルを漕ぎ始めて1週間が過ぎました。次の大会にシングルを漕いだ成果が出てほしいと思います。 
10年6月7日   高校大会が終わって隆彦君、大輔君が引退しました。彼らの高校大会の反省文に「ボートを続けてきて得たものは大きかった」ということが書いてあったので有意義な3年間だったと思います。引退して空いた艇を使って今日から1年生が小艇での練習です。1年生の女子2名と男子2名が今日からシングルでの練習を始めました。シングルを漕ぐことによってバランスや艇の動き等の基本的なことが大きく向上することを期待しています。