07年度新人クルー新たな出発
 
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 「07年度新人クルー新たな出発」はこれで終わります。来年3月の全国選抜大会には女子ダブルと男子シングルスカルが出場します。
優勝した女子ダブル(綾華さんとしおりさん)と男子シングル3位の泰輔君
風が強く悪条件の中でトップを維持する田村クルー(800m地点)
07年10月21日  昨晩から強風が吹き荒れていました。朝方少し弱くなりましたが、レースが始まる頃からかなり強い順風で、水面も波立ってきました。女子ダブル決勝は田村と湖南、盛岡第三、佐沼、青森中央、本荘の6クルーの出漕でした。スタートで湖南が飛び出しましたが、すぐに田村が追いつき、その後徐々にリードを広げました。全クルー波にもまれてバランスを崩している中で1本1本大切に引きました。ゴール前少し湖南に詰められましたが、危なげなく逃げ切り全国選抜の切符を獲得しました。2位の湖南とのタイム差は2秒でしたが、3位以下は10秒以上離れました。田村のタイム3分54秒は女子クオドの優勝タイム3分57秒より速く、すべての女子クルー中ベストのタイムでした。男子シングル決勝はさらに風が強くなり白波が立つ中で行われました。泰輔君とむつ工業の石田君(秋田国体7位)、会津の森君、佐沼の小野寺君、酒田西の今野君、予選で負けている石巻工業の佐藤君、西和賀の畠山君、黒沢尻工業の阿部君(秋田国体3位)の8クルーの出漕でした。泰輔君は予選タイムでは5番目でしたので、他のクルーを気にせずにスタートから飛ばす作戦で臨みました。うまくスタートから飛び出した泰輔君は他のクルーが波にもまれている中で500mをトップグループで通過しました。700m以降で予選タイムが良かったむつ工業の石田君と西和賀の畠山君が抜け出しました。泰輔君はしぶとく粘り、ゴール前で佐沼の小野寺君に迫られましたが、0.6差で逃げきり3位を確保しました。泰輔君も念願の全国選抜の切符を手にしました。男子クオド決勝も同じような悪条件の中で行われました。田村と石巻工業、田名部、黒沢尻工業、塩釜、青森西、由利工業、西和賀の8クルーの出漕でした。予選タイムでは田村は最下位でしたがこんな荒れた条件でのレースでは何が起こるかわかりません。田村の1年生クルーはスタートは無難に出ましたが、隣の石巻工業と田名部に一気にリードされました。しかし、必死に食い下がり、500mを5位で通過しました。700m地点で田名部が波にオールを取られてバタバタしているうちに4位に上がりました。ゴール前で3位の塩釜に1秒差まで迫ったところがゴールでした。全国選抜の権利は3位までなので惜しかったのですが、これで良かったと思います。まだまだ課題の多い1年生クルーがここで全国デビューしてはいけないのです。この悔しさをバネにもっと強くなってから全国デビューさせたいと思います。
07年10月20日  昨晩からの雨も朝方には止んで、ドンヨリ曇って風のない絶好のコンディションでレースが開始されました。昨日の予想より良い条件でしたのでラッキーでした。女子ダブル予選A組は田村と佐沼、西和賀、本荘、青森中央の5クルーの出漕でした。スタートから田村がリードし、他のクルーより低いレートでグイグイと漕ぎまくりました。前半で水が空き、ゴールでは2位の佐沼に11秒の大差で圧勝でした。タイムの3分59秒は、別な組で1位だった湖南より8秒も良く、女子クオドの最高タイムの3分57秒に迫るビックリするタイムでした。明日も今日のようなレースができれば、優勝も夢ではありません。男子クオド予選B組は田村と酒田西、田名部、塩釜の4クルーの出漕でした。予想通りスタートから田名部と塩釜がリードし、それを田村が追いかける展開でした。700m以降で突き放されましたが、前半よく頑張ってついていったと思います。タイムは3分33秒で1位の田名部に8秒負けました。男子シングル予選C組は泰輔君と金山の佐藤君、青森西の秋元君、石巻工業の佐藤君の4クルーの出漕でした。スタートから石巻工業の佐藤君がリードし、泰輔君が続きました。その状態がゴールまで続き、結局1秒差の2位で予選を通過しました。タイムの3分55秒は女子ダブルのタイムと比較するともの足りないタイムでした。フィニッシュの押しの差が出た感じでした。男子クオドの敗者復活は午後から行われました。午前中とは違い、追い風で波のある条件でのレースでした。田村の他に県大会で負けている喜多方、酒田西、青森西、本荘、酒田東の6クルーの出漕でした。スタートでは喜多方、本荘がややリードしましたが、300mで田村が追いつき、500mではトップに立ちました。田村、喜多方、青森西、本荘の4クルーが競り合いましたが、800m以降で田村が1艇身抜け出して1位でゴールしました。タイムは追い風でしたので3分27秒と良いタイムでした。4位の喜多方とは5秒の差がありました。県大会で1秒負けた鬱憤をここで晴らし、明日の決勝へ駒を進めました。男子クオドは全員が1年生ですから今後が楽しみです。今晩また雨で明日は追い風が今日よりも強いという予報が出ています。波が出ると波乱も予想されますが、1本1本を大切に引かせたいと思います。
07年10月19日  今日の配艇は9:00から泰輔君が、13:00から女子ダブルと男子クオドでした。午前中は風も弱く穏やかだったので良い条件で泰輔君は配艇ができました。今日はリギングもうまくいき、漕ぎも見違えるように良くなりました。今日のような水面ならかなりの力を発揮できると思います。午後からは東風が強くなり女子ダブルと男子クオドは逆風が強い中での配艇でした。波でかなりバランスを崩しましたが、リギングはうまくいったと思います。今晩寒冷前線が通過して、明日からかなり強い西風が吹く予報が出ています。お昼頃にはザブザブだと思います。女子ダブルは9:00の最初のレースなのであまり影響を受けないかもしれませんが、お昼前の泰輔君のレースは何が起こるかわからない状態になる可能性もあります。沈しないように大切に漕いで予選を通過してほしいと思っています。女子ダブルは県大会で2位でしたから、宮城県1位の佐沼、青森県1位の青森中央、秋田県1位の本荘と当たっています。岩手県2位の西和賀を含めて5クルーでの予選ですが、1位で予選を通過しないと全国選抜出場は難しくなります。男子クオドは田名部と塩釜が強いので敗者復活を覚悟していますが、なんとか上位に食いついてほしいと思っています。
07年10月18日  東北選抜大会で長沼に来ています。今日は晴で風もなく絶好のコンディションで配艇ができました。男子シングルの泰輔君はリギングがうまくいきませんでしたが、明日はうまく調整したいと思います。男子クオドはさくら湖の艇よりかなり軽い艇で張り切って漕ぎましたが、力みが目立つバラバラの漕ぎでした。明日はもう少し丁寧に漕がせます。女子ダブルは男子艇でのリギングでしたがほとんど問題はありませんでした。艇のスピードもまあまあだと思います。こちらに来てから綾華さんのテンションが高いのですが国体の時にこれ位テンションが高いともっと良かったのにと思います。明日の夜から寒冷前線の接近で雨の予想です。土曜日の予選は雨風が強いと思います。さらに決勝の日曜日は雨は止むと思いますが風が強いと思われます。大切な大会なので良い条件でやらせたいのですがこればかりはどうにもなりません。本当に強ければどんな条件でも力を出せるのですが。
07年10月15日  昨日修学旅行から2年生が帰ってきて、今日の午後から練習を再開しました。(2年生は修学旅行の代休が明日まであります)県大会が終わってから、中間考査、国体、修学旅行と続いて、2年生は3週間くらい乗艇練習をしていません。明日の午後まで漕いで今週末の東北選抜大会に臨むのですから、少し無茶ですね。今日漕いだ感じではまだパットしない状況です。明日の練習で県大会のレベルまで戻ってほしいと思っています。
今日、帰る途中で30万kmに達しました。
07年10月10日  さくら湖での練習を再開しました。20日から宮城県長沼で行われる東北選抜大会まではあまり時間はありません。さらに明日から泰輔君、綾華さん、しおりさんが修学旅行に出かけます。その間は1年生だけが練習し、修学旅行から帰った月曜日から大会に向けて仕上げていきます。今日、私の車の走行距離が30万kmに達しました。2並び(222,222km)が05年1月20日でしたから、2年10ヶ月で7万8000km走ったことになります。毎日の練習や通勤で1日50km位、県大会、東北大会、全国大会(遠くは佐賀や高知まで)のすべてでこの車を使用しました。次の目標は3並び(333,333km)です。
表彰式での綾華さん。もっと笑顔がほしいですね。
07年10月8日  朝から横なぐりの雨が降っています。5位〜8位決定戦は8:30からの予定でしたが、突風で破損した艇があったため30分遅れでレースが行われました。綾華さんと広島県の上田さん、山口県の上野さん、和歌山県の山野さんの4人の出漕でした。綾華さんは昨日のレースの後、咳き込んでそれがまだ続いていました。さらに横なぐりの雨でかなり寒かったそうです。スタートは一線でしたが、徐々に上野さんがリードし、綾華さんと上田さんが並んで500mを通過しました。その後、綾華さんは遅れはじめ、800以降で遅れていた山野さんに抜かれて最下位でのゴールでした。1位の上野さんとの6秒差は少し負けすぎのような気がします。この国体でのレースをとおして多くの課題が見つかりましたし、収穫もありました。今後これらをバネにしてもっと飛躍してほしいと思います。
400m地点で愛媛県の杉原さんに1艇身リードした綾華さん(向こう側)
07年10月7日  少年女子シングル準決勝A組は9:00から行われました。今まで風がほとんど吹いていませんでしたが、徐々に横から吹くようになってきました。この条件だと4レーンに近い方が有利だと思います。綾華さんと愛媛県の杉原さん、兵庫県の吉田さん、長野県の長岡さんの出漕でした。今日はスタートから綾華さんが飛び出しました。ぐんぐん加速し、400mで2位の杉原さんに1艇身の差をつけました。そのままの差で700mまでリードしましたが、一気にバテて850mで杉原さんに抜かれてしまいました。なんとか2位を死守して明日の順位決定戦に駒を進めました。今年のジュニア世界選手権日本代表の杉原さんを相手にこれだけのレースができたのはかなりの自信になったと思います。私も500m地点ではファイナル進出の夢を見てしまいました。明日は雨で風も吹く悪天候の予報が出ています、綾華さんには嫌な条件ですが、精一杯頑張らせます。
07年10月6日  今日は敗者復活戦なので、予選を通過した綾華さんはレースがありません。少年女子シングルの敗者復活戦は午前中に行われ、明日の準決勝の組合せが決まりました。綾華さんは準決勝A組でした。相手は今年の世界ジュニア日本代表の愛媛県の杉原さん。兵庫県の吉田さん、長野県の長岡さんです。準決勝1位が決勝に、2位が順位決定に駒を進めることになります。綾華さんの相手は全員3年生であり、杉原さんは日本代表ですから格が違います。しかし、予選タイムは綾華さんが一番であり、腰の具合も徐々に良くなり、風邪も治ってきましたので、十分2位までに入れる可能性はあると思います。明日は自信を持って力強い漕ぎをさせたいと思います。
出遅れた綾華さん(一番向こう側)も300m手前でやっと追いついてきました。
07年10月5日  昨夜からの雨も上がって、絶好のコンディションで予選のレースが行われました。少年女子シングル予選C組は綾華さんと茨城の高屋敷さん、山口の上野さん、愛知の中田さんの4クルーの出漕でした。スタートで高屋敷さんが飛び出し、中田さん、上野さんが続きました。綾華さんは最下位でのスタートでした。スタートをミスしたというわけでなく、他の3人のロケットスタートに置いていかれた感じでした。いつもよりハイレートで追いかけ、500mは上野さん、中田さんに続いて3位で通過しました。その後、上野さんが抜け出しましたが、中田さんに追いついた綾華さんも前半の無理が影響して艇速が伸びません。900mを過ぎてから綾華さんがスパートを入れ、少し出たところがゴールでした。後半、腰の痛みが増してきて辛いレースでしたが、なんとか2位を確保し、念願の準決勝に進みました。綾華さんのタイムは4分5秒でした。
07年10月4日  今日は朝8:00からの配艇でした。起床は5時前、ランニング、アップ、ストレッチのあとにエルゴメーターで調整しました。朝食は6時半に摂り、すぐ漕艇場に向かいました。今日は1時間しか配艇がないので、リギング後、1往復しか練習ができませんでしたが、かなり良い感じで漕げています。あとは腰の痛みにどこまで耐えられるかだと思います。宿舎に帰ってエルゴメーターで1000mタイムトライアルをやってみました。スタートからかなりのハイレベルで漕ぐことができました。500m以降、腰に痛みが出てきてレベルが少し落ちましたが、1000mを漕ぎ終えて500m平均で1分50秒を軽く突破していますので上々だと思います。明日のレースでは腰が痛くても自信を持って漕いでほしいと思います。
07年10月3日  今日の配艇は14:50からで最後の組でした。リギングはほぼ予定通りでかなり短時間にできました。岸から見てかなり良い感じで漕げていると思いますが、実際に強く漕ぐと腰に痛みがはしる状態だったようです。明日は腰を固定して漕がせて見るつもりです。
民泊の入口には応援の旗が掲げてあります。
堤さん宅のリリー(犬)とチビ太(猫)
07年10月2日  中間考査終了後、さくら湖に行き、オール等を積み込んで、お昼頃秋田に出発しました。昼食やトイレ休憩を含めて5時間で大潟村に到着しました。宿舎は民泊で、田村高校がお世話になるのは堤朗さん宅でした。家の中に犬や猫がいるし、水槽には八郎潟に生息する魚やカニ、そしてカブトムシやクワガタムシまでいるではありませんか。私が民泊するのにピッタリのすばらしい家でした。ご主人は環境保護チーフアドバイザーをされている方で最初の晩から話が弾みました。綾華さんは風邪気味で腰の痛みと合わせてダブルパンチですが、予選の日まで何とか良くなることを願うばかりです。
07年9月29日  中間考査期間中ですが、国体に出場する綾華さんだけ調整のための水上練習をしました。まだ追突事故の影響は残っているようです。腰に痛みがあり、強く踏ん張れません。予選までに良くなることを願うのみです。
07年9月23日  寒冷前線が南下し、昨日よりかなり涼しくなりました。やっと秋らしい気温になり、漕ぎやすくなりました。東北選抜に出場する男子シングル、男子クオドはそれぞれ自分の課題の克服に取り組んでいます。女子ダブルは綾華さんが秋田国体にシングルで出場するため、しばらくはシングルでの調整が続きます。綾華さんが車の追突事故で首と腰を捻挫して練習を休んだ他は順調です。明日までさくら湖で水上練習して明後日から中間考査(9月28日〜10月2日)期間中の調整に入ります。綾華さんは中間考査終了後直ちに秋田国体に出発します。
男子シングル、女子ダブル、男子クオドが東北選抜大会に出場します。
男子シングル決勝、600mで力強く抜け出す泰輔君
07年9月16日  また今日も暑い1日でした。ほぼ無風の条件でしたが、時折弱い順風になったり、逆風になったりのコンディションでした。男子シングル準決勝に出場した泰輔君は湖南の山内君、会津の星君、喜多方の五十嵐君が相手でした。スタートから泰輔君がリードし、そのまま2位に10秒の差をつけての勝利でした。決勝に備えて後半少し流したようです。タイムは3分47秒と平凡でした。女子ダブルの準決勝は昨日とレーンを変えて行われました。今日もスタートから湖南が少しずつリードし、3秒差での敗退です。水中の引きの強さと、フォワードの柔らかさが違います。タイムは3分53秒でした。男子クオドの準決勝もレーンを変えて行われました。スタートから喜多方がリードを奪い、徐々に差が開いていくのは昨日と同じでした。でも今日はゴール前で少し差を詰め、1秒差でのゴールでした。タイムは3分23秒で、このクルーのベストタイムでした。男子シングルの決勝は泰輔君と会津の森君、星君、慶徳君の対戦でした。スタートから泰輔君がリードし、森君が続きました。500mを過ぎてから泰輔君が抜け出し、9秒差の圧勝でした。タイムは3分42秒でした。これで泰輔君は昨年に続いて新人大会2連覇です。10月に行われる東北選抜大会には男子シングル、女子ダブル、男子クオドの3クルーが出場することになりました。昨年、全国選抜大会に出場できなかった鬱憤を晴らしたいと思います。
07年9月15日  今日も朝から太陽が照りつけ、まさに夏です。やや逆風が吹く条件でレースが行われました。女子シングル予選B組に出漕した絵美子さんは川口の栗田さん、西会津の鈴木さん、湖南の伊藤さんが相手でした。スタートしてすぐ絵美子さんの右のオールカラーが外れて再レースになりました。再レースでは絵美子さんはスタートから置いていかれ、最後方の1人旅でした。タイムの4分56秒は出漕全クルーで一番遅いタイムでした。オープンで予選C組に出漕した綾華さんはスタートからすぐリードを奪いました。700mでオールを取られバランスを崩しましたが、2位に18秒の大差でゴールしました。タイムの4分5秒はやや物足りないタイムでした。男子シングル予選A組に出漕した泰輔君は会津の森君、喜多方工業の佐藤君、西会津の貝沼君が相手でした。スタートから泰輔君がリードし、その後徐々に差を広げて危なげない勝利でした。2位の森君に9秒差をつけての3分42秒でゴールしました。泰輔君のタイムは出漕12人中ベストのタイムでした。男子シングル予選C組に出漕した一弥君は喜多方工業の黒澤君、会津の原田君と慶徳君が相手でした。一弥君はスタートから100mまでは何とか食い下がりましたが、すぐに置いていかれました。途中何度もオールを取られバランスを崩しましたが、300m地点で原田君がシートが動かなくなり止まってしまったため、3位でのゴールでした。タイムの4分15秒は予定よりかなり遅いタイムでした。敗者復活戦に進んだ絵美子さんと一弥君はともに2位で準決勝進出は出来ませんでした。今日一番の注目レース女子ダブル予選は田村と湖南がぶつかりました。スタートから湖南がややリードし約1m差で田村が追いかける展開でした。400m地点で湖南がオールを取られてバランスを崩したため、田村がトップに立ちましたが、すぐ湖南が抜き返し、大接戦が続きました。800m以降で湖南が抜け出し、田村は2秒差で敗れました。タイムは3分57秒でした。このタイムは2レース前に行われた男子ダブル敗者復活戦の1位のタイムより10秒近く良いので、ハイレベルのレースでした。明日レーンを変えて準決勝を行います。男子クオド予選は田村の他に喜多方、喜多方東の3チームの出漕で行われました。スタートから喜多方がリードし、少し遅れて田村が続く展開でした。その後徐々に差が開きましたが、800mを過ぎてから田村が少し盛り返しました。結局、2秒差で田村は2位に敗れました。2ヶ月前の県総体で15秒以上あった差を一気に詰めた田村の1年生クルーは上々の出来でした。明日の準決勝で再度、喜多方に挑みます。
07年9月14日  明日から新人大会なので荻野漕艇場に移動しました。天気は晴で熱い日差しが照りつけていました。コースはやや流れがありますが水面は良い状態でした。午前中はリギング、午後からタイムトライアルのいつものパターンで仕上げました。昨日まで忌引きで3日間漕いでなかった泰輔君は今イチの動きでしたが、その他のクルーは上々の仕上がりでした。女子ダブルに出漕する綾華さんは、国体の練習を兼ねてシングルでもオープンで出漕するので、艇を乗り替えて練習しました。
全身汗まみれでエルゴメーターを引く泰輔君
07年9月7日  台風9号の影響でさくら湖での水上練習はできません。久しぶりにエルゴメーターでのトレーニングを行いました。20分漕で5000m近いベストタイムを出した綾華さんを筆頭に、1年生がかなり伸びました。
07年9月6日  16日から行われる新人大会の組合せが決まりました。男子シングルは12人の出漕です。7月に行われた県総体の結果からは泰輔君がダントツのはずですが、夏休みを経て他の選手がどこまで伸びているかわからないので油断は出来ません。一弥君にはなんとか予選を突破してほしいと思っています。女子シングルは11名の出漕です。予選B組での1年生対決で絵美子さんがどこまで頑張れるかがカギですが、なんとか準決勝に進んでほしいと思います。女子ダブルは湖南との一騎打ちです。6月の東北大会でダブル2位の湖南とシングル1位の綾華さんが入った田村のダブルのどちらが強いか部外者にとっては興味のあるところだと思います。目標は全国選抜(東北3位まで)なので勝っても負けても影響はないのですが、見応えのあるレースをしてほしいと思っています。男子クオドは3クルーの出漕です。県総体の順位通りに田村は喜多方に次いで2番目だと思います。インターハイに出場している喜多方に10秒以内まで迫りたいと思っています。秋田国体にシングルで出場する綾華さんの組合せが決まりました。インターハイ5位の潮来高校の高屋敷さん、全日本ジュニア4位の山口水産の上野さん、インターハイで準々決勝まで進んだ猿投農林の中田さんが相手です。綾華さんはインターハイで準々決勝敗退ですから、相手は格上なので気楽な気持ちで臨ませたいと思っています。
07年9月3日  2学期が始まって1週間が過ぎました。綾華さんはシングルの練習から再びダブルの練習を始めました。今日はほとんど無風の絶好のコンディションのもとでタイムトライアルができました。男子シングルの泰輔君は3分50秒、男子クオドは3分40秒、女子ダブルは4分、とかなりの好タイムが出ました。週末には台風接近の可能性もあるので、早めに仕上げたいと思います。
07年8月23日  明日は職員会議がありますので、さくら湖での練習はありません。生徒たちは休みです。(たまっている宿題を片付けなければならない日です)今日までの練習で泰輔君がかなり良くなりました。低いレートで自己ベストに近いタイムが出るようになってきたので、今後が楽しみです。女子ダブルも徐々に押せるようになってきました。綾華さんは来週からシングルの練習に入るのでしばらくはダブルの練習はできません。新人戦はダブルで、国体はシングルで出場するのでやむを得ません。1年生の男子クオドはかなり良くなりました。インターハイに出場した喜多方高校にどこまで迫れるか楽しみです。
07年8月20日  記録的な猛暑も一段落して、18日から練習を再開しました。3年生が引退して新しい部長には泰輔君が、副部長には真澄君がなりました。全国大会を経験した泰輔君を中心に新たな出発です。9月中旬に新人戦があります。新人戦で予定しているクルーは男子は泰輔君と一弥君がシングル、残りの1年生がクオド、女子は綾華さんとしおりさんがダブル、絵美子さんがシングルです。泰輔君と女子ダブルは昨年の新人戦チャンピオンですから、当然優勝を狙います。男子クオドもなんとか2位までに入賞して東北選抜の権利を取りたいと考えています。