06年度全国高校総体を目指して
 
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「06年度全国高校総体を目指して」はこれで終わります。今後は「06年度新人クルー新たな出発」をご覧下さい。
06年8月4日  今日は琵琶湖に来てから最高の暑さでした。朝の天気予報では大津市の予想気温は35℃でしたが、予想通りでした。準々決勝のレースは14時18分発艇のE組でした。1レーンから鹿屋、吉田、小松、唐津東、天竜林業、田村の6クルーの出漕でした。スタート前にストレッチャーに異常を感じ、スタート脇の修理桟橋に着けて修理しました。ネジが完全に締まりませんでしたが結局そのままレースをすることになりました。田村はスタートしてすぐブイにぶつかり大きくバランスを崩して遅れました。500mは5位で通過しましたが、その後徐々に差を詰め3位でのゴールでした。タイムは3分18秒08でした。予想通り天竜林業と唐津東は抜群に強く、前半のロスがなくてもかなわない相手でした。3年生の祐樹君はこれで引退です。これからは大学入試に向けての受験勉強に力を入れます。このインターハイでの経験は2年生の雄希君と悦男君が生かしてくれるはずです。
06年8月3日  昨日と同様に暑い日差しの中で敗者復活戦のレースが行われました。田村は敗者復活A組でした。2レーンから東筑、鳥取東、田村、膳所、大沢野工業の5クルーの出漕でした。予選のタイムでは田村が1番ですがそのとおりにはいきません。今日のスタートは無難に出ました。500mを大沢野工業、膳所、田村の順で通過し、そのままの順位でゴールしました。昨日と比較するとやや力みが見られ、スムーズに艇が進んでいないように見えました。3位だったので明日の準々決勝への進出が決まりました。タイムは3分14秒25で予選より3秒ほど遅いタイムでした。明日は予選通過組と再度ぶつかるので激戦が予想されます。九州チャンピオンの唐津東、東海チャンピオンの天竜林業を相手に良いレースをしてほしいと思います。
06年8月2日  暑い日差しの中で予選が行われました。男子ダブルの前の組で艇の故障があった(しかも田村が乗るはずの艇です)ため、レースの発艇が20分程度遅れ、12時15分発艇で予選D組のレースが行われました。やや流れがある条件で1レーン側から6レーン側に斜めの風が吹いていました。1レーンから熊本学園大学付属、吉田、大沢野工業、相生産業、田村、旭丘の6クルーの出漕でした。田村はスタートのコールの時に艇が風で流され、6レーン側に向いた状態でスタートが切られました。大きく回り込んで自分のレーンに戻ったときは、他艇にリードされていました。500m地点では先行する相生産業と旭丘に約2秒差、3位の吉田に0.6秒差の4位でした。しかもどんどん6レーン側に寄って審判艇に何度も注意を受けました。500m以降徐々に追い上げましたが、旭丘、相生産業に続いて3位でのゴールでした。タイムの3分10秒91は条件が良かったとはいえ、このクルーのベストタイムであり、東北地区では一番良いタイムでした。3位だったので明日の敗者復活戦に進むことになりますが、間違いなく勝ち上がってくれるでしょう。1日1日良くなる感じです。
850m地点で2位の相生産業を激しく追いつめる田村男子ダブル
開会式で選手宣誓する地元膳所高校と八幡商業高校の生徒
06年8月1日  今日の配艇は朝9:00からでした。ドンヨリと曇っていましたが、風も弱く良い条件で配艇練習ができました。今日は最終日なので1時間しか配艇時間がありませんが田村はリギング10分、コース3往復の6000mの練習を予定通りこなしました。今日は昨日と比べると別クルーのような良い漕ぎでした。なんとか明日のレースに間に合ったといった感じです。午後から大津プリンスホテル内で開会式が行われました。宿舎で開会式が行われる経験は私には初めてですが、移動が楽で良いですね。
06年7月31日  今日の配艇は午後の最後の時間帯でした。琵琶湖から吹く北風と流れでかなり波だっていました。波があったにしても今日は余りにもバランスを崩しすぎです。明後日のレースまでにはうまく漕げるようになってほしいものです。生徒たちの体調は良く、モリモリ食べるようになりました。
06年7月30日  今日は午前中の配艇でした。琵琶湖は夏本番です。30℃を超える気温は今年初めての経験です。初めて乗るバックステー付きの新艇の乗り心地は「良くわからない!」という感想でした。7月下旬の大雨のせいで琵琶湖から流れ出す水も多く、かなり流れのあるコース状態でした。
宿舎の大津プリンスホテルをバックに配艇練習する田村の男子ダブル
06年7月29日  朝、8:00にさくら湖を出発して、16:30分に大津プリンスホテルに着きました。約700kmの運転はさすがに疲れました。途中かなり激しい雨が降っていましたが、滋賀県に入ってからは雨も止みました。ホテルは琵琶湖が見渡せる場所にあり、眺めは抜群です。生徒たちは元気ですが、他校と一緒の食事の時にはあまり食べませんでした。
06年7月27日  今日、田村高校の体験入学がありました。約500名の中学生が参加しましたが、部活動への参加でボート部を希望した中学生が男子1名女子3名いました。ビデオでのボートの説明の後にエルゴを使ってボートの動きの体験をしてもらいました。本当はさくら湖に連れて行って、実際にボートに乗せるのが一番だと思いますがそれができないのが残念でした。4名のうち何名かが入部してくれることを期待しています。インターハイに出場する男子ダブルは毎日漕ぎ込みをしていますが、その練習も明日で終わりです。
06年7月21日  県総体が終わってから10日が過ぎました。その間、田村高校の学校祭があったため、練習は予定通りにできませんでした。夏休みに入りましたが、インターハイに出発する29日までの間は、午前中課外授業、午後練習の毎日が続きます。インターハイに出場する男子ダブル以外の1年生は男女ともシングルでの練習を始めました。インターハイに出場する男子ダブルは、雄希君が県総体のシングルで良い漕ぎを見せたので、シート替えも考えています。インターハイの組合せが発表になりました。田村は熊本学園大付属、吉田、大沢野工業、相生産業、旭丘と組んでいます。今年は兵庫国体ですが地元の相生産業と当たっているのが嫌ですね。それに予選の「上がり」が2クルーというのも辛い条件です。あれこれ考えずに気楽にレースに臨ませたいと思っています。
06年7月9日  朝から厚い雲がたれ込め、時折小雨の降る条件で準決勝、決勝とレースが進められました。女子シングル準決勝B組に出場したちなみさんは、湖南の渡部さん、喜多方の薄さんが相手でした。スタートから薄さんが飛び出し、渡部さんとちなみさんが並んで100mを通過しました。ちなみさんは審判艇の注意を受けてから一気に艇速が落ちましたが、後半もそんなに離されずに、3位でのゴールでした。昨日の予選と比較すると上々のレースで、タイムは4分38秒でした。男子シングル準決勝に出場した雄希君は喜多方東の矢部君、長澤君、湖南の日下部君が相手でした。雄希君はスタートから飛び出し、800mまでリードしましたが、インターハイに出場する湖南の日下部君に最後抜かれ、1秒差の2位で決勝に進みました。タイムは3分47秒でした。男子ダブル準決勝は会津、湖南A、と田村の争いでした。スタートから湖南Aが抜けだし、それに田村が続きました。予選のタイム通りにそのまま2位を確保し決勝に進みました。タイムは3分41秒で、湖南Aには10秒負けました。午後の決勝は無風の絶好のコンディションでした。男子シングルは喜多方の黒金君、湖南の小池君、日下部君、田村の雄希君の4人で争われました。スタートから雄希君が飛び出し、日下部君が追いかける展開でした。500mで日下部君に並ばれ、その後徐々に離され、3秒遅れの2位でゴールしました。タイムの3分31秒は雄希君にとってベストタイムでした。男子ダブル決勝は田村と湖南Aと湖南B、喜多方Aの4チームで争われました。喜多方Aが飛び出し、湖南Aが追いかける展開でした。田村もがんばって追いかけましたが、500mで完全にギブアップし、最下位に終わりました。タイムは3分37秒でした。女子クオドの決勝は福島選抜、喜多方東、田村の3クルーで争われました。スタートして100mは福島選抜と田村が並んでいました。しかし、徐々に離され、500mで1艇身、ゴールで6秒負けました。予選と比較すると上々の漕ぎでしたが、相手が強かったと言うほかありません。タイムは3分35秒でした。3年生漕手の愛美さん、裕絵さん、コックスの麻未さんごくろうさんでした。
06年7月8日  予選は晴でやや逆風の絶好のコンディションのもとで行われました。女子シングル予選A組は喜多方商業の渡部さんが棄権したため3クルーで行われました。スタートから喜多方東の物江さんが飛び出し、湖南の依田さん、田村のちなみさんが追う展開でした。ちなみさんはスタートで出遅れた上に大きくレーン外に飛び出し、審判艇に何度も注意を受けました。レートもかなり低くどんどん置いていかれそうな雰囲気でした。500mを過ぎてからややレートが上がり少しずつ差を詰めましたが、最下位でのゴールでした。タイムは4分44秒で2位の依田さんに6秒、1位の物江さんに25秒負けました。ハラハラ、ドキドキの初レースでした。男子シングル予選C組は田村の雄希君がスタートからリードし、やや遅れて湖南の小池君が追う展開でした。800mを過ぎてから小池君に追い上げられ、ゴール前で小差で負けました。タイムは3分37秒で小池君との差は0.4秒差でした。昨日よりは良い漕ぎだったと思いますが、シングルでのレースキャリアの差が出た感じでした。男子ダブルスカル予選A組は喜多方A、田村、喜多方商業、湖南Bが出漕しました。スタートから湖南が飛び出し、喜多方、田村が追う展開でした。田村は次第に離され、3位でのゴールでした。タイムは3分40秒で、1位の湖南とは9秒差でした。泰輔君もがんばりましたが、シングルの雄希君より悪いタイムではどうしようもありません。女子クオド予選B組は福島選抜との争いでした。スタートから福島選抜がリードし、徐々に差を広げられ、9秒差で負けました。自分たちのペースで漕がしてもらえない感じで、まったく勝負になりませんでした。タイムの3分42秒は男子ダブルとの差を考えるとこんなものかなと思います。午後の敗者復活戦はすべてのクルーが勝ち上がり、明日の準決勝、決勝に駒を進めました。
06年7月7日  いよいよ県総体の配艇の日がやってきました。朝、三春を出て9時30頃に荻野漕艇場に着き、午前中かけて念入りにリギングしました。男子ダブルはさくら湖にある艇と同じ艇だったので、すぐ調整は終わりました。しかしシングルは男女ともかなり時間がかかりました。特に男子シングルの雄希君は漕ぎづらい状況でした。女子クオドは高校大会の時に使った艇をそのまま使ったので、比較的楽に調整ができました。女子シングルのちなみさんは荻野コースが初めてです。初めてのランドマークにとまどいながら何とか今日の練習を終えました。なかなか真っ直ぐに進めません。明日のレースでは何度も審判艇の注意を受けるでしょう。女子クオドは期末考査が終わってからシートを替えて練習してきました。今まで3年生のストロークペアの後ろに1年生のバウペアを乗せて1年生が3年生に合わせる形にしていましたが、ストロークを1年生の綾華さんにして、3年生をミドルペアに移動しました。かなり漕ぎが安定してきた綾華さんのリズムで漕いだ方が艇速が出ると思ったからです。入学して間もない1年生がインターハイ、国体を経験している3年生をリードするという常識では考えられないシート変更に懸けてみたわけです。明日の予選で福島県選抜チームに挑みます。男子ダブルはパットしません。1000m漕のタイムでも女子クオドとそんなに変わらないタイムでしたし、漕ぎも今イチでした。夕方、シングルの雄希君のために2時間半かけてさくら湖から乗り慣れたシングル艇を運びました。明日の朝にリギングの再チェックをしてレースに臨みます。
06年7月4日  県総体の組合せが発表になりました。女子シングルは8クルーの出漕です。ちなみさんは予選A組で湖南の依田さん、喜多方商業の渡部さん、喜多方東の物江さんと組んでいます。インターハイに出場する渡部さんと3年生の物江さんの実力が上だと思いますが、依田さんとちなみさんの1年生対決が楽しみです。男子シングルは13クルーの激戦です。インターハイにシングルで出場する湖南の日下部君とダブルで出場する田村の雄希君、喜多方東の矢部君、湖南の小池君が決勝を狙える位置にいると思います。雄希君は予選で湖南の小池君と組んでいるので、まず予選で勝って田村としては4年ぶりのシングルでの優勝を狙います。男子ダブルは8チームの出漕です。高校大会のクオドからまわった湖南と喜多方が強いと思います。湖南、喜多方と田村が決勝進出の候補だと思います。田村は1年生の泰輔君の成長がどの程度かが楽しみです。女子クオドは4クルーの出漕です。田村は予選から福島県選抜チームとの対戦です。福島県選抜チームはインターハイにクオドで出場する西会津とダブルで出場する喜多方の混成チームなので、高校大会で3位だった田村の苦戦は間違いありませんが、田村は1年生2人の成長にすべてをかけます。
06年7月3日  期末考査も終わり、再び水上練習を始めました。7月8日9日の県総体まであと5日しかありません。今回出漕するのは、女子クオドと女子シングル、男子ダブルと男子シングルです。女子クオドは東北大会のメンバー、女子シングルは1年生で初出場のちなみさん、男子ダブルは高校大会で決勝に進めなかった悦男君と泰輔君のペアです。全国高校総体に出場するダブルスカルは3年生の祐樹君が国体を狙わないので、2年生の雄希君がシングルでの出場となりました。女子クオドは福島県選抜チームとの対戦が予定されているので苦戦ですが、1年生が新人戦につながるレースができれば良いと思っています。女子シングルのちなみさんはやっと1000mを漕げるようになりました。高校大会までコックスでしたから、漕ぎ始めて1ヶ月での出漕になります。審判艇にかわいがってもらってのレースが予想されますが、がんばってほしいと思います。男子ダブルは1年生の泰輔君が成長しましたので、決勝を目指させます。男子シングルの雄希君はシングルでの初出場になりますが、十分勝負圏内にいると思います。福島県内も梅雨に入り、毎日のように雨が降ります。土曜日(7月1日)は大雨のため荻野漕艇場は練習ができなかったことを聞きました。さくら湖は雨の影響はほとんど無く、絶好の条件で練習ができました。
 男子ダブルが3位、女子クオドは4位でした。
06年6月25日  今日はやや順風の絶好のコンディションでレースが行われました。男子ダブル決勝は秋田、石巻、田名部と田村の4クルーの出漕でした。スタートから秋田と石巻が飛び出し、田村と田名部が追う展開でした。その後次第に離され、ゴールでは1位の石巻とは5秒差の3位でした。いつもより艇の揺れが大きく、満足な漕ぎはできませんでしたが、実力から考えてこんなものかもしれません。タイムは3分27秒でした。女子クオド決勝は本荘、由利、佐沼と田村の4クルーの出漕でした。田村はスタートから置いていかれ、まったく問題になりませんでした。1位の本荘とは17秒の大差、3位の佐沼にも5秒も負けました。タイムは3分46秒でした。完全に力負けです。1年生のバウペアが決勝レースを経験できたのが唯一の収穫でした。田村の男子ダブルと女子クオドはさくら湖での練習で約20秒の差がありましたから、今日のタイムはピッタリでした。
06年6月24日  今日は朝からドンヨリと曇っていましたが、雨は降りませんでした。昨日の午後と同様に1レーン側から4レーン側に横風が吹いています。男子ダブル準決勝は13時20分発艇でした。相手は予選を1位で通過した由利工業と敗者復活から上がった喜多方東です。スタートは一線でしたが徐々に田村が抜け出し、2位の喜多方東に7秒差で勝ち、明日の決勝に進みました。高校大会では喜多方東との差は1秒で冷や汗をかきましたがまるで力が違います。タイムは3分29秒でした。15時20分発艇の女子クオド準決勝は予選を2位で勝ち上がった青森中央と敗者復活戦から上がった盛岡第三が相手でした。かなり強い横風を受けながらのスタートでしたが、今日はまっすぐスタートが切れました。横一線から抜け出したのは田村でした。ハイレートでついてくる青森中央をとの差は徐々に開き、ゴールでは4秒差で勝ち、明日の決勝に進みました。タイムは平凡で4分2秒もかかりました。男女とも今日の作戦は大切に漕ぐことだけでした。リードしたら1本1本強く漕ぎ、決勝進出だけを目指させました。県外初レースの男子ダブルと1年生が2人も漕いでいる女子クオドがプレッシャーからミスをおかさないように、ラストスパートも入れませんでした。             
06年6月23日  午前2時頃に激しい雷雨がありましたが、朝には雨も止んで、薄日の差す条件でレースの日を迎えました。午前中、開会式、監督主将会議があり、12時から予選が開始されました。15時発艇の男子ダブルは横からの風を受けて時折進路を修正しながらもトップの石巻についていき、2秒差で2位になりました。流れるように艇を進めている石巻とは技術的に大きな差を感じるレースでした。タイムは3分33秒で、出漕15クルー中2位のタイムで明日の準決勝に進みました。女子クオドは15時20分発艇でした。スタート前に大きく風に流され、「ゴー」がかかったときには大きく曲がっており、バウペアの1年生がまだ艇の方向を修正していました。スタートの1本目はほとんど引けず、出遅れました。しかし、出遅れた割にはすぐ追いつきました。500mを由利に続いて2位で通過し、そのまま2位を確保してゴールしました。1位の由利には4秒負けて3分51秒でした。全国高校総体に出場する田名部や酒田西に勝ったのは立派でした。1年生のバウペアの漕ぎはまだまだ多くの課題があります。3年生とピッタリ合うようになればもっともっと強いクルーになるはずです。初のレースが東北大会だったしおりさんにとっては、他県の全国高校総体に出場する3年生に勝って予選を通過したこの経験は今後の自信になるでしょう。女子クオドは15クルー中3番目のタイムで明日の準決勝に進みました。明日の午前中の敗者復活戦は無いので、夜は勉強会を催しました。私は1年生の3人を相手にして「化学T」の演習の解説をしました。火曜日から期末考査が始まり、最初の日に「化学T」があるからです。
06年6月22日  東北新幹線、秋田新幹線を乗り継いで、13時に秋田に到着しました。大潟漕艇場に着いたのが14時10分で、15時からの配艇練習に臨みました。男子ダブルはデルタ艇だったので、うまくリギングができました。しかし女子クオドは慣れない桑野艇だったので、結局ワークハイトに課題を残して今日の配艇練習は終わりました。男子女子ともに体調は良いようです。心配された雨は降らず、ラッキーでした。
06年6月20日  東北大会の組合せが発表になりました。男子ダブルは青森、石巻、酒田商業と田村が組んでいます。宮城県優勝の石巻と田村が予選を抜けると思います。女子クオドは酒田西、田名部、由利と田村です。酒田西と田名部はたぶん県大会優勝クルーで、由利は県大会は3月の全国選抜2位の本荘に負けましたが、全国選抜に出場している強豪チームです。女子クオドは大変な組に入ってしまいました。何とか予選突破を目指しますが、高校大会3位の結果からは厳しい状況です。男子ダブルの調子がイマイチの感じです。何とか東北大会まで元に戻ってほしいと思っています。女子クオドは少しずつ1年生が押せるようになってきたと思います。初の県外レースで緊張すると思いますが、準決勝進出を目指します。(女子クオドは昨年2位、一昨年優勝ですからかなり控えめな目標です)東北大会には22日(木)に出発します。
06年6月12日  高校大会から1週間が過ぎました。優勝した男子ダブルは現在、雄希君がシングルで調整しています。これは祐樹君の足首が良くならないためです。祐樹君はしばらくは治療に専念させます。東北大会後の県総体には祐樹君は出場せず、雄希君がシングルで出場する予定だったので、現在はそのための練習も兼ねています。女子クオドは1年生漕手2人を入れての練習です。3年生が引退した後にこの1年生漕手2人でダブルスカルを組む予定なのでそのための準備です。麻未さんはコックスに戻りました。
今年の優勝は男子ダブルでした。
逆風のためバランスを崩し苦戦する男子ダブル
06年6月4日  今日は逆風が吹く条件で準決勝、決勝が行われました。男子ダブル準決勝は田村A、Bと川口Aの3チームの争いです。予選の結果から田村Aが断然強いはずです。Aクルーは100m地点でバウの雄希君がオールを離してしまい、艇がストップするアクシデントがありましたが、そこから追いかけて300m地点ではトップに立ちました。その後徐々に差を広げ、2位の川口Aに9秒差で勝ちました。Bクルーは最初から置いていかれ、最後追い上げましたが川口Aに2秒差で決勝進出を逃しました。Aクルーは昨日も今日もレースの時に何か起こしてしまいます。男子シングルの決勝は通君が湖南の日下部君を追いかけて順当に2位を確保しました。逆風だったのでタイムは4分14秒もかかりました。男子ダブルの決勝は喜多方東ABと川口Aそして田村Aの4チームで争われました。スタートから田村Aと喜多方東Bが競り合い、少し田村Aがリードして500mを通過しました。しかしその後差が開かず、逆風に苦戦してバランスを崩しているうちに、どんどん追い込まれ、1秒差でやっと逃げ切りました。田村としては逆風に課題を残すレースでした。男子ダブルの優勝は4年ぶり2回目で、男子としては久しぶりの全国高校総体出場になります。心配した祐樹君の足首の痛みもなんとか我慢できたようです。女子クオド決勝は田村と西会津そして喜多方東の3チームで行われました。田村は予選と同様にスタートからリードを許し、無念の3位でした。完全に力負けで、今後に多くの課題を残しました。
06年6月3日  朝の練習の時に、女子クオドの艇を交換しました。前日の練習の時に違和感を感じたためです。昨日よりは良い感じがします。男子ダブル と男子シングルの通君も良い感じで朝の練習を終えました。今日は昨日より風も弱く、よい条件で午前中の予選を迎えました。男子シングル予選B組に出場した通君は喜多方商の伊藤君が相手でした。スタートからリードを奪い、徐々に差を広げましたが、後半ややバテたようです。タイムは4分5秒でした。男子ダブル予選A組に出場したBクルーはスタートから喜多方東Bに置いていかれましたが、13秒差の2位で予選を通過しました。タイムは3分47秒で予定よりかなり遅いタイムでした。1年生の泰輔君も初めてのレースで緊張したと思います。明日の準決勝ではもっと良い漕ぎをしてくれることを期待します。男子ダブル予選B組に出場したAクルーはスタートでミスがありましたが、すぐにトップに立って、15秒差の大差で勝利しました。タイムは3分30秒でした。祐樹君の足首の具合が良くないので少し心配です。女子クオドの予選は西会津との対戦です。事実上の決勝戦だと思っていましたので接戦になると思いました。しかし、スタートからリードを許し、徐々に差が開いていきます。ゴールでは6秒もの大差を付けられ完敗です。タイムの3分45秒は男子ダブルとの差からこんなものだと思います。女子クオドは午後の敗者復活戦を勝ち上がり、明日の決勝に進みました。
06年6月2日  8時30分にさくら湖を出発しました。普通だと前日にすべて準備しておきますが、前日遅くまで練習したので、朝、さくら湖に寄って準備をしました。それで、いつもより出発が遅れました。荻野に着いて午前中リギング、午後から開会式でした。配艇練習は開会式後に行いました。やや順風で流れのある条件での練習でしたが、全クルー調子はイマイチという感じでした。明日の朝、再調整してレースに臨む予定です。
06年5月31日  女子クオドは今日、3年生コックスの麻未さんが漕いで練習しました。1年生2人が漕ぐクルーは高校大会には間に合わないと判断したためです。会津大会ではこのメンバーで漕いだので、すぐ慣れました。男子ダブルはAクルーはさらに強くなった気がしますが、Bクルーが少し伸び悩んでいます。シングルの通君は徐々に仕上がってきました。明日、最後の調整をして2日に荻野に出発します。
06年5月30日  天候不順で予定通りの練習ができません。土曜日は強風で(荻野ではダブルやクオドまで強風で沈したそうです)練習にならず、日曜、月曜とも雷雨のため途中で練習を打ち切り、ほとんど練習ができませんでした。今日、火曜日は職員会議のためさくら湖には行けません。高校大会まであと数日しかありませんが、女子クオドはまったく見通しの立たない状態です。
06年5月25日  中間考査も今日で終わりました。午後から久しぶりの水上練習です。今日は夏を思わせるような日差しで風も弱かったので良いコンディションの中で練習ができました。女子クオドに初めてしおりさんを乗せてみました。クオドのスピードにとまどい、予想通りオールのコントロールがうまくできず、全然押せていません。1年生漕手を2人入れたクオドがあと1週間でレースができるまで仕上がるかとても不安ですが、可能性にかけてみます。男子ダブルは順調です。1年生の泰輔君の乗るBクルーもかなり艇速が出ており、楽しみです。
06年5月23日  高校大会の組合せが決まりました。男子シングルは4クルーの出漕です。通君は喜多方商業の伊藤君が予選の相手ですが、何とかなるでしょう。男子ダブルは7クルーの出漕です。会津大会で田村に続いた西会津がクオドにエントリーしたので、かなり楽になりました。当然優勝を狙いますが、1年生の泰輔君が漕ぐBクルーの決勝進出も夢ではありません。女子クオドは4クルーの出漕です。田村は予選で西会津と当たっています。西会津は会津大会に出なかったのでどの程度の力かわかりませんが、喜多方東よりは強いと思うので接戦になるでしょう。25日に中間考査が終わるので、25日から再調整です。
06年5月14日  朝、6時30分に三春を出ました。荻野漕艇場には7時40分に着きましたがまだ艇庫は閉まっていました。8時前に艇庫が開いたので、すぐリギングの確認をしました。小雨が降っていましたがやがて止みました。男子ダブルの予選は西会津Aクルーと対戦しました。レートが相手よりかなり低くスタートからリードされましたが、800mを過ぎてやっと追いつき一気に抜き去りました。今日のような流れのある条件ではもっとスタートから飛ばさなければ逃げ込まれてしまいます。タイムは3分25秒でした。女子クオドは午前中に男子クオドとオープンレースを行いました。喜多方男子には離されましたが、会津男子には1艇身差でついて行き、ゴール前で会津がオールを取られたので微差で会津に勝ちました。タイムは3分39秒でした。午後の決勝では男子ダブルは他の学校に近いレートで漕ぐよう指示しました。スタートで大きく曲がりましたが、100mで追いつき徐々に差を広げました。500m以降は差が開く一方で2位に6秒差の圧勝で、タイムは3分20秒でした。女子クオドは西会津が棄権したために、喜多方東との一騎打ちです。スタートから40を超えるレートで飛び出した喜多方東にリードを許し、さらに大きく1レーン側に曲がり審判艇から何度も注意を受けました。自分のレーン(3レーン)に戻ったのが500mを過ぎていましたがまだ追いつきません。800mを過ぎてから喜多方東がバテて、ほんの少し出たところがゴールでした。タイムは3分38秒で喜多方東とは0.2秒差でした。無我夢中で漕いだ1年生漕手の綾華さん、初めてのレースで緊張した1年生コックスのちなみさんごくろうさん。3週間後の高校大会では今日の苦戦を糧にしてもっと良いレースをしましょう。それにしても対戦したかった西会津が棄権したので、がっかりです。
苦戦する女子クオド(向こう側)と力強く抜け出す男子ダブル
06年5月7日  朝から雨が降っていました。荻野漕艇場で会津地区大会のためのリギングをしました。今年、田村が割当たった女子クオドは「たかさと002号」、男子ダブルは「ばんだい003号」です。女子クオドは倉庫からリガーを探してきてリガーの取り付けからやったのでかなり時間がかかりました。今日は雨と雪解けによる増水で荻野漕艇場は出艇禁止になっていました。水上に浮かべてリギングの確認をすることはできませんでしたが、これで14日朝に来て、レース前に少し練習ができます。
06年5月5日  連休も後半になりました。この連休中はひどい波もなく練習ができました。ただ、1年生女子が2名、体調を崩して練習ができない状態にあります。せっかくの女子クオドが全然練習になりません。泰輔君は今日初めてシングルを漕いでみました。初めてにしてはまあまあの漕ぎでしたが、最後に沈で終わりました。4月になってから今日まで救命具がふくらんだのが7回目です。ちょっと「多すぎるかな」という感じです。7日には会津大会出漕クルーがリギングのため荻野に遠征します。
06年4月30日  今日で4月も終わりました。男子ダブルはなかなかの手応えです。ぜひ、インターハイの出場権を獲得して琵琶湖で漕がせたいと思います。1年生を入れて編成した女子クオドはまだまだ艇速が伸びません。1年生が全然押していないからです。あと1週間でどこまで艇速を伸ばせるかが課題です。
06年4月27日  昨日、高体連ボート専門部の顧問会がありました。今年の1年生は県全体で50名を超え、3年生まで含めた部員数は110名以上になりました。昨年夏にテレビで放映された「がんばっていきまっしょい」の効果なのでしょうか。しかし、田村高校の1年生は部活動の登録時の4名から増えていません。5月14日に行われる会津地区大会にオープンでエントリーしました。男子はダブルスカル、女子はクオドルプルです。男子ダブルは高校大会でどこまでやれるか見たいと思っています。女子クオドは1年生を育てるために編成してみました。
06年4月22日  一昨日は雷雨、昨日、今日と風が強く、白波が立つ状況で満足な練習ができません。1年生の泰輔くんも初の沈を味わいました。このままでは1年生が漕げるようになるのはかなり先になりそうです。
左から、泰輔くん、ちなみさん、しおりさん、綾華さんです。
06年4月18日  今日、部活動の登録がありました。今年の新入生は男子1名、女子3名です。2年生、3年生と合わせて、男子が5名、女子が6名になりました。なかなか部員は増えません。どうすれば増えるのでしょうか。今年の新入生の中には「このホームページを見て入ろうと思った」と言った生徒がいたので、このホームページも役に立っていると思います。明日からダブルスカルで1年生を指導しますが、5月の連休明けには漕げるようにしたいと考えています。
06年4月11日  4月10日が入学式で、今日、部活動紹介がありました。ボート部は体育館でPR用のビデオを流し、ボートの概要を説明しました。はたして今年は何人の新入部員が入部するでしょうか。部活動の登録は18日です。
06年4月6日  春休み中は、午前、午後とも課外授業です。練習は課外授業の合間をぬって行っています。毎日毎日強い風が吹いて、効果的な練習はほとんどできません。昨年もこの時期は強風に悩まされましたが、今年も同じです。4月1日には男子ダブルが強風にあおられて沈しました。全国選抜大会の時に購入した男子シングルが春休みから活躍しています。課外でクルーが組めないときに使えるからです。