05年度全国選抜大会に向けて
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女子ダブルが来年3月に静岡県天竜で開かれる全国選抜大会の出場権を獲得しました。 | |
優勝した田村の女子ダブルチーム | |
750m地点、先頭の田村(向こう側)と追いかける喜多方 | |
05年10月2日 | 朝から小雨が降り続いていました。女子ダブルの準決勝は8:30発艇だったので、朝5:30には朝食を摂りました。相手は青森、田名部、佐沼でした。スタートから田村が飛び出しどんどん差を広げて1位でゴールしました。タイムは3分50秒で昨日より5秒遅いタイムですが、2位の田名部には7秒差をつけました。これで決勝進出です。女子シングルの準決勝は8:40発艇でした。麻未さんの相手は予選で負けている青森西の成田さん、県大会で負けている西会津の薄さん、それに山田の昆さんでした。スタートから薄さんが飛び出し、3人が追う展開でしたが、麻未さんは徐々に遅れ始め4位でのゴールでした。タイムの4分20秒は県大会の時の薄さんとの差を詰めているので上出来かもしれません。女子ダブルの決勝は13:20に行われました。2レーンが田村、3レーンが田名部、4レーンが山田、5レーンが喜多方でした。荻野コースでは流れの関係で5レーンが有利で2レーンは特に不利だと生徒たちは知っていましたので、抽選が終わったときは涙ぐんでいました。でも今日はほとんど流れはないし、「力があれば2レーンでも勝てるから、自分たちの最高の漕ぎをして逃げ切れ!」と指示を出しました。レースでは予定どおりハイペースでどんどん飛ばし、500mをトップで通過しました。800mを過ぎてから喜多方に追いつめられましたが、1.2秒差で逃げ切りました。まだまだ課題が多いコンビですが女子ダブル初優勝です。これで創部5年目にして男子ダブル、女子クオドに続いて3回目の東北選抜優勝になります。女子部員は1年生がおらず3人だけなので来年以降厳しいかもしれません。 |
05年10月1日 | 朝からドンヨリと曇の天気ですが、風はほとんどない絶好のコンディションで予選が行われました。女子シングルの麻未さんはスタートの飛び出しは上々でした。酒田西の冨樫さんにはやや遅れているものの、青森西の成田さんとは並んでいます。そのままの状態がゴールまで続き、結局2位と0.4秒差の3位で、1位の冨樫さんには2秒遅れの4分13秒でした。敗者復活戦に回りましたが、10cm、10kgの体格差を感じさせない良い漕ぎを見せました。女子ダブル予選は酒田西と本荘と組んでいました。小雨が降り始めましたがスタートからリードし、2位の酒田西に13秒差、3位の本荘に20秒差の圧勝でした。タイムは3分45秒で別の組で接戦した山田と喜多方とは約2秒差の最高タイムでした。このまま明日の準決勝、決勝と勝ち進んでほしいと思いました。敗者復活戦に回ったシングルの麻未さんはスタートからトップ争いを繰りひろげ、本荘の大場さんに1秒遅れの2位で準決勝進出を決めました。 |
05年9月30日 | 東北選抜大会が始まり、荻野漕艇場は活気に満ちあふれています。昨日、今日と配艇が行われました。この2日間で田村のチームはやっと先週の合宿の感じに戻りました。女子シングルの麻未さんは相手との体格差で圧倒されそうです。女子ダブルは激戦だと思います。インターハイ、国体の2つの大会を経験している選手がいるのは山田、喜多方、田村です。インターハイ経験が田名部、酒田西です。平均身長171cmの青森は田名部に勝っているのでこれらのチームの間で激しいレースが展開されると思います。 |
05年9月25日 | 3日間の強化合宿が終了しました。生徒たちはかなり疲れています。シングルの麻未さんは手がボロボロですが、新人戦の時よりも良くなったと思います。東北選抜では予選で青森西と酒田西と組んでいます。何とか予選突破を目指したいところです。女子ダブルはかなり力強くなりました。新人戦で接戦だった喜多方と何度も並べてタイムトライアルを行いましたが負けませんでした。東北選抜では全国選抜の切符を取ることはもちろんですが、優勝を狙わせます。 |
05年9月19日 | 国体から帰って1週間が過ぎました。東北選抜に出場する女子ダブルは順調に仕上がっています。県新人戦の時よりも良い仕上がりだと思います。女子シングルの麻未さんは国体ではコックスだったのでやや練習不足ですが、大会までには何とか間に合うでしょう。今週末、荻野漕艇場で強化合宿が行われます。荻野はさくら湖のようにブイが設置してないので、まっすぐ進むことが課題の一つです。 |
05年9月12日 | 朝から真夏を思わせるような強い日差しの中で準決勝は行われました。やや逆風でしたが絶好のコンディションでした。予想どおりスタートから他の3艇に置いていかれ、最下位の一人旅でした。さらに審判艇の波をかぶる最悪の条件でのレースでした。力は出し切れたと思いますが、全国上位の壁の突破は容易ではありません。東北選抜にダブルスカルで出場するストロークペアがこの結果を今後の練習に生かしてほしいと思っています。 |
05年9月11日 | 昨夜の雨も上がり薄日が漏れてきました。今日の敗者復活戦は予選を通過しているのでありません。午前中、瀬戸大橋の見学に行ってきました。あんな巨大な橋を造れる人間の偉大さを実感しました。すぐ百間川ボートコースにUターンして敗者復活戦を見ました。敗者復活戦終了後に明日の準決勝の組合せが発表になりました。田村は予選で負けた八尾、予選C組を1位で通過した広島選抜、東北総体で完敗した由利と組んでいます。予選のタイムを見ると他のクルーは田村より10秒以上良いのですからまったく勝負になりません。明日は全力投球で、全国の強豪にどこまで迫れるか頑張るだけです。宿舎に帰ってから夕方エルゴメーターで最後の調整を行いました。 |
瀬戸大橋をバックに楽しい時間を過ごしました。 | |
850m地点の力漕。手前が田村、向こうはインターハイで接戦した松江北。 | |
05年9月10日 | 朝から雲が多く、強い日差しはありません。絶好のコンディションでレースが行われました。田村はスタート地点に到着したのが2分前で、フライング1回分の警告を受けました。生徒たちはかなり動揺したと思います。スタートは八尾、北海道選抜、富士河口湖に続いて4番目でしたが250mまでには3位に上がり、その後各クルーの差は次第に開きました。結局、1位八尾から15秒遅れの3位でのゴールでした。「いつもより艇が進んでいる感じがしない」とレース後に話していましたが、予選を通過できました。組合せに恵まれた感じはありますが、確実にチャンスをものにするのも実力のうちです。創部以来4年間で4回国体に出場していますが、女子クルーの準決勝進出は初めてです。 |
監視の前の写真撮影。いよいよレースの2時間前です。 | |
05年9月9日 | 百間川のコースを見てきました。ほとんど風がなく穏やかな水面でしたが、海に近いため昼になると逆風が吹くかもしれません。用意してあった桑野の艇は千葉インターハイで使った艇とは違う艇です。配艇がないので微妙な調整はできませんが、明日の予選は千葉インターハイの時のデータをもとにリギングすることに決めました。午後から宿舎でエルゴを使って調整しましたが、体調は良いようです。ビックリしたのは2年生の食事の量がかなり多くなったことです。別人のようにモリモリ食べます。インターハイの時より良い感じで予選を迎えられそうです。 |
05年9月8日 | 朝7:40三春駅集合で磐越道、北陸道、名神道、中国道、山陽道を通って岡山のホテルに18:20に到着しました。距離にして920kmです。生徒たちも私も疲れました。今日は夕食を食べてゆっくり休むことにしました。 |
05年9月6日 | 岡山国体の配艇が台風14号の影響ですべて中止になりました。そのため、出発の日程を遅らせ、9月8日に出発することにしました。さくら湖ではまだ台風の影響が少なく、やや波がありましたが今日も漕げました。国体に向けたクオドの強化は時間が少なかったわりには、うまくいった気がします。新人戦で優勝できたことがプラスになっているのかもしれませんが、生徒たちの気持ちが前向きでかなり意欲的になったと思います。 |
新人戦が終わり、男子は来年に向けて、女子は全国選抜大会に向けてスタートを切りました。 | |
女子ダブル決勝、700m地点。手前が田村、向こうが喜多方。 | |
05年9月4日 | 昨夜の雨は上がりましたが、ドンヨリと曇った状態で準決勝、決勝が行われました。ほぼ無風の状態なので昨日よりはタイムが出る条件だと思います。男子ダブル準決勝A組では1年生クルーが湖南Aに続いて2位で通過し、準決勝B組では2年生クルーが予選と同様に喜多方東を抑えて1位で通過しました。これで決勝に2クルーとも進出できました。午後の決勝は女子シングルの麻未さんはインターハイに出場した薄さんには大きく離されましたが、2位を確保し東北選抜大会の切符を手にしました。タイムは4分4秒で上々でした。女子ダブル決勝はインターハイで準決勝まで進出している喜多方と田村の一騎打ちです。100mでは喜多方がややリードしましたがすぐに田村が先頭に立ち、500mでは田村が約1艇身リードしました。しかし、後半喜多方が追い上げ接戦になりましたが、ゴールではキャンバス差で田村が勝ちました。ともに3分40秒を切る好タイムで、女子クオドで優勝した喜多方東より5秒以上良いハイレベルのレースでした。男子ダブル決勝では2年生クルーはいつものようにスタートで置いていかれました。1年生クルーは湖南、喜多方東について行きましたが500m以降完全にバテました。後半で伸びるはずの2年生クルーが全然伸びません。予選、準決勝と勝っている喜多方東に届かずの3位に終わりました。残念ですが権利がかかったレースで力が出し切れないのも実力なのかもしれません。閉会式後に麻未さんがコックスに戻り、優勝したダブルと3年生でまたクオドを組み、国体の練習を薄暗くなるまで行いました。インターハイの時と比較してかなり良くなっている感じです。 |
05年9月3日 | 新人戦が始まりました。女子シングルの予選には麻未さんが出場しました。レースはやや逆風の条件で行われました。スタートからリードしましたが、喜多方商業の渡部さんがビッタリついてきます。やっと振り切ったのが500m地点でした。その後徐々に差を広げて、1位でのゴールです。タイムは4分15秒でした。女子ダブル予選はスタートから徐々にリードし20秒以上の差をつけて圧勝でした。タイムは3分42秒でした。さくら湖で念願の4分を突破してかなりの手応えを感じていましたが、当然の結果だと思います。別な組で1位だった喜多方より6秒も良いタイムでしたが、敗者復活のデータからはそんなに差はないと思います。男子ダブルでは2年生クルーはスタートからリードされ、300mまでは最下位でした。喜多方工業に追いつき、さらに喜多方東に並んだのが500m地点でした。そこから喜多方東との競り合いがゴールまで続きましたが、3秒差で振り切り、1位でのゴールでした。タイムは3分28秒でした。1年生クルーは湖南Aクルーに置いていかれましたが、会津との競り合いに勝ち、2位で予選を通過しました。タイムは3分34秒でした。出漕した全クルーが明日に駒を進めました。6月の高校大会では男子ダブルの2年生クルーは喜多方東に8秒も負けていましたが、今日のレースでは力でねじ伏せました。何とか決勝で湖南に続いて2位に入賞してほしいと思います。敗者復活のレースが終了してから国体に出場する女子クオドの練習を行いました。ストロークペアは今日圧勝した女子ダブルのメンバーで応援に駆けつけた3年生がバウペアです。インターハイ以来のクオドでの練習ですが、バランスも良く艇速もかなりのものがありました。明日、全レース終了後夕方まで国体の練習をして帰ります。 |
05年9月1日 | 岡山国体の組合せが発表になりました。田村は予選A組で松江北、北海道選抜、八尾、富士河口湖と組んでいます。インターハイに続いてまた松江北と一緒で、「またか!」という感じです。相手も同じことを思っていることでしょう。八尾は北信越1位ですから抜群に強いはずですが、他のクルーは絶対にかなわないクルーではないと思います。予選A組は他の組と比較して楽な組合せだと思います。さて、新人戦の調整が終わりました。結論から言うと絶好の仕上がりです。明日、荻野漕艇場に移動しますが、生徒たちは出漕3種目全部で東北選抜の切符を取るつもりでいます。 |
05年8月28日 | 台風11号の影響もほとんどなく、予定どおり練習ができました。男子ダブルはやはり2年生クルーの方が強いようです。女子ダブルは今のところパッとしません。それに比べて女子シングルは徐々に良くなっていると思います。今日までに新人戦に向けた強化は予定どおり終わりました。明日は完全休養を取り、火曜日から調整に入ります。国体に出場する3年生はシングルで強化していますが、新人戦の時にクオドでの練習を荻野でやる予定です。新人戦の組合せが発表になりました。男子ダブルは9クルーの出漕です。湖南と喜多方東が強いと思いますが、東北選抜に出場するには2位までに入賞しなければならないので、一角を崩したいと思います。女子ダブルは5クルーの出漕です。インターハイに出場した喜多方と田村が抜けていると思うので、国体のクオドの練習の合間に新人戦に出場するという感じで考えています。女子シングルは5クルーの出漕です。インターハイに出場した西会津の薄さんが断然ですが、田村クオドコックスの麻未さんが2位を狙います。 |
05年8月20日 | 17日から練習を開始しました。連日30℃を超す猛暑で、ほとんど風もありません。水面は絶好のコンディションで練習ができています。9月初旬の新人戦に向けての強化は順調だと思います。女子ダブルと男子ダブルのタイム差は15秒程度ありますが、まだ女子ダブルはさくら湖で4分を切ったことがありません。目標は4分突破ですが、新人戦までに実現できればかなりやれると思います。女子ダブルと女子シングルの差は30秒もありますので、シングルはもっとレベルを上げなければいけません。国体に出場する3年生はシングルで強化しています。水上練習終了後のエルゴでの20分漕で完全にギブアップの状態です。 |
05年8月12日 | 合宿最終日です。いつものように朝5:30出艇で練習しました。今日も朝から濃い霧の中での練習でした。生徒たちの疲労はピークに達していますが、この合宿を通してかなりたくましくなったと思います。男女とも9月3日から行われる新人戦で東北選抜大会への出場権獲得を目指します。注目は小見川で行われたインターハイで準決勝まで進んだ喜多方の女子ダブルと田村の裕絵さんと愛美さんの女子ダブルの対戦です。明日から4日間お盆休みです。 |
05年8月11日 | 昨日からの雨でダムが放水しているため練習不可能です。朝食後さくら湖に移動しての練習に切り替えました。高速道路を使って約1時間15分でさくら湖に着きました。さくら湖も豪雨だったためやや水位を下げていましたが、全然ゴミもなく絶好のコンディションで練習ができました。荻野漕艇場が午後は使用できるという連絡を受け、午前中で練習を打ち切ってまた荻野漕艇場に戻りました。霧の濃い中で夕方まで練習しました。 |
05年8月10日 | 荻野漕艇場は朝から豪雨に見舞われました。出艇したときはさほどではありませんでしたが、その後、シャワーの中で漕いでいるような激しい雨になりました。午前中は何とか漕げたのですが、午後からは大雨洪水警報のため発電所から練習中止の命令が出ました。午後はやむなくエルゴメーターでの練習に切り替えました。 |
05年8月9日 | 今日から荻野漕艇場で合宿です。女子の3人は全員シングルで、男子はダブル2艇で練習することにしました。愛美さんと裕絵さんは久しぶりのシングルのため、コックスの麻未さんは長い間漕いでいなかったため最初はぎこちない動きでしたが練習が終わる頃には慣れました。男子ダブルは1年生クルーと2年生クルーで練習しました。 |
05年8月7日 | 朝食後すぐに小見川から帰ってきました。準決勝や決勝を見るつもりはありませんでした。出場しているクルーは準々決勝までに見ているし、何よりも早く帰って練習したかったからです。さくら湖に着いてからすぐリギングして、新人戦のための練習を開始しました。ストロークペアの愛美さんと裕絵さんはダブルスカルで、コックスの麻未さんはシングルでの練習です。明後日から荻野漕艇場で合宿に入ります。 |