BOOKS


最近、読んで良かった本の紹介

※下から上に読んだ順

 

・「アルトサックスでLOST LOVE」 野呂 芳文編 ドレミ楽譜出版社

 バラード系のアルトサックス用スコア集。一昔前の歌から平井堅の「瞳を閉じて」まで、

 いい曲がいっぱい。伴奏のCD付きなのがうれしい。これで練習中。

 

・「アルトサックスのしらべ」 緑川 英徳著 リットーミュージック社

 50〜80年代のJazzを中心に有名な18曲のスコア。運指表やサックスの基本も学ぶことができ、

 曲それぞれのポイントも詳細に書かれているし、まるで通信教育を受けているみたい。

 伴奏と模範演奏のCD付きで、これ以上のサックス本があるの?と思いたくなるぐらいだ。

 著者は有名なアルトサックス奏者の緑川英徳氏。

 

・「英語で鍛えるロジカルシンキング」 本間 正人著 日経BP社

 ロジカルシンキングという言葉が流行った時に、つられて買った本。英語で鍛えるというのは

 英語から学ぶという意味らしい。要は、英語の文法自体がロジカルシンキングに向いてるという

 こと。サッと読める本。ロジカルシンキングについては、もっといい本があるかも。

 

・「図解雑学 毒の科学」 船山 信次著 ナツメ社

 相変わらずの毒好き。毒というと語弊があるので薬。薬がどのようにして効くのか、何故効く

 のかは人間である限り、誰もが興味あるところ。下に書いた「毒物、雑学辞典」よりも図解や

 化学式が多く、コラムも含め分かりやすい内容。

 

・「マクスウェルの魔」 戸田 守和著 岩波書店

 再び熱力学ってやつに興味がでてきて、教科書っぽくなくおもしろく読めるものを探してたら

 この本に辿り着いた。キーワードごとに例を挙げながら説明する方式は非常に分かりやすい。

 書き方も難しくなく、初めての人でも一度深く勉強した人でも気楽に読める本。

 マクスウェルのデーモン、もう一度考えてみませんか? 眠れなくなるけど。

 

・「レベル4致死性ウィルス」 J.B.マコ−ミック著 武者圭子訳 早川書房

 有効な治療法の無い致死率88%ウィルスについての実録。ウィルスは史上最悪のエボラとラッサ熱。

 筆者のエボラ出血熱、ラッサ熱ウィルスとの出遭いから戦いまでが書いてある。

 そこらへんの幽霊話よりもずっと怖い。

 

・「狙撃手」 ピーター・ブルックスミス著 森 真人訳 原書房

 世界中の実在するスナイパーの実録もの。スナイパーに適した性格や訓練法、主に使用される

 ライフルの説明など内容は結構マニアック。ゴルゴ13が愛用しているコルトM16A2は自動小銃

 なので通常、長距離スナイプには使用されない。

 

・「男の作法」 板坂 元著 PHP文庫

 自分によほどの自信がないと書けない題名。真似はしたくないと思いながらも自分の行動と比較

 してしまう。マナーの参考としてはいい本だと思う。

 

・「免疫、その驚異のメカニズム」 谷口 克著 ウェッジ選書

 現在の難病と言われる病気は全て免疫システムに関係するものばかり。花粉症、ガンだってそう。

 免疫システムを人間が理解し、制御できるようになれば無敵になると言っても過言ではないと思う。

 その免疫システムを簡単に分かりやすく書いている本。もっと詳しい学術的な本が読みたくなる。

 

・「毒物、雑学辞典」 大木幸介著 講談社ブルーバックス

 毒がどのようなメカニズムで体に効くのか興味があったので読んだ本。

 

・「これはすごい! 化学の世界記録集」 化学編集部著 化学同人

 化学分野の先端研究や技術が一目で分かる楽しい本。寝る前の愛読書。