Foreign Film (洋画) Part 3

作品名 感想・寸評・評価・観どころ、などなど
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サイン
 シックス・センス、アンブレイカブルの監督作品。
 入り組んでいるようで、入り組んでいない、見るものを引き込む映画でした。

 トウモロコシ畑、街、家と大まかに3つの舞台で構成されているのものの、それぞれのシーンにおいて、次になにが来るのか冷や冷やさせられます。
 冒頭で犬が突然吠えるので、びっくりしました。

 ID4のような雰囲気で、テレビ画面に街と上空に留まるUFOのシーンがあるが、戦闘はありません。もっともそれがメインの映画ではないですからね。

 監督自身も登場してきますが、少しではあるものの、とても重要なキーワードになっています。
LE BOULET
ル・ブレ
 フランス映画。ノンストップ・ユーロ・アクションといいますが、ほとんどがアフリカ舞台のような気がします。カーチェイスは、フランスでプジョーで走りまくったくらいで、ラリーはちょこっと走っただけ。ラリーでのカーチェイスもほしかったな。

 獄中のモルテスが看守のレジオに買わせた宝くじが大当たり。しかし、看守の妻がアフリカへもって逃げたと勘違いして追っかけるのがおおざっぱなシナリオ。
 勘違いというのは、初めの方でそのねたがすぐに解ってしまうから。

 モルテスは看守のレジオを連れて追っかけるのだが、レジオがちょっとどころではなくやかましい。頼りないところを演じているのかもしれないが、それにしては行きすぎのような気がする。

 大体、宝くじの当選発表の番組は生放送だったんだろうから、その前に妻が行ってしまった事に気付ってーの。
BLADEU
ブレイド2
 ブレイドの続編。2にはDTS音声が収録されていないのが残念。
 アクションはかっこよすぎるくらいによかった。斬ると真っ赤に燃えて灰になるところは、バンパイア同士の戦いなんだなぁと思わせてくれます。

 前半ですでに依頼者が敵のボスと解ってしまうのは残念。その娘がブレイドの血で一命と取り止めるものの、ラストで太陽の光を浴びて消滅してしまうのはどうか。

 主体がバンパイアなので、全体的に暗い(夜)のシーンが多い。ちょっと目が疲れるかも。
BIOHAZARD
バイオハザード
 某有名ゲームの実写?版(そのまんまやね)。
 とはいえ、私はガンサバイバーしかやっていないので、なんとも言い難いところですが、いきなり地下鉄道で中心部へGo!制御コンピューターに辿り着いたら、精鋭部隊はレーザーでサイコロステーキにされてしまいました。ちゃんちゃん。主役のお姉さんはかなりのすご腕のようなのですが、立場がよく判りませんでした。

 一杯出しすぎても人間様がすぐやられてしまうからなのか、特撮が大変なのか、”リッカー”は1体しか登場しませんでした。一応変種しましたけど。代わりにゾンビ化した人間様?は多数登場。これが結構怖い。

 R指定とかにはなっていませんが、血は飛び散るし、ゾンビ集団の中に人間が捕らわれてしまうと、みんなして食べまくるし、ぐっちゃぐっちゃです。

 最後、主役のおねえちゃんと警官が生き残りますが、警官はリッカーに引っかかれたところが変種し、アンブレラに連れていかれてしまいます。主役はというと同じく捕らわれますが、気がつくと病院で、なんとか抜け出し地上に出ると、町は廃墟と成っていました。簡単にいうと、ガンサバイバーの病院前の風景と一緒。
 ここで、アウトパーンして終わるのですが、なにやら続きがありそうな終わり方。続き?は見たいけどね。
MUB
メン・イン・ブラック2
 前作で一般人に戻ったK(トミー・リー・ジョーンズ)が復帰する。シナリオの鍵がピザ屋のバイトだったことは内緒。
 時間が88分と、今どきにしては少し短い。確かに面白いのだけれども、なにかもの足りない。シナリオもサクサク進み過ぎ?音声もどうせならDTSを入れて欲しかった。
 エージェント犬Fがオリジナル音声で聴いたが、喋りすぎ。

 オマケの一杯ついた”箱もの”を買ったけど、どう使おう?
SESSION9
セッション9
 アメリカの実在する精神病院を使って撮影されたもの。
 病院の不気味さがシナリオを引き立てているのだけれども、いわゆる犯人が少し話が進んで判ってしまうのが難点。
 特典内容の方が怖いかも。
THE TIME MACHINE
タイムマシン
 H.G.ウェルズ原作の映画。監督はその息子。
 1899年に許婚を亡くしてしまったショックからか、タイムマシンで過去に戻って救けようとしたが、結局歴史を帰ることができず、その答えを求めて未来に行くのだけど、いきなり80万年後というのはどうか。

 途中2030年あたりにタイムスリップするが、運よく?広場になっていたけど、もしそこにコンクリートの橋脚なんかあったらどうなるんでしょうね。

 2037年に月が爆発してしまうけど、月がなくなったらどうなるんでしょうね。潮の満ち引きがなくなるのでしょうか。
 また、80万年で人類というか生物はあんな風になるのかな。

 なにはともあれ、VFXは見もの。
FROM HELL
フロム・ヘル
 切り裂きジャックを元にした映画?。

 今回もジョニー・ディップが上手く演出しています。
 R-15指定映画で、結構グロテスクなシーンが多いので、食後には観ない方がいいでしょう。
SPY GAME
スパイ・ゲーム
 ロバート・レッドフォードとブラット・ピットの二大共演という触れ込みの映画。こういうの良くあるよね。

 ビショップ(ブラット)が某国にて捕らわれ、ネイサン(ロバート)が救出するというものですが、てっきりネイサンがその国に行って救出するのかと思いきや、あちらこちらに手を回したりして、いわゆる司令官として動いたに過ぎませんでした。

 捕らわれてから救出されるまでの間、殆ど会議室でネイサンが役人にビショップがどういう人物なのか、どういう経緯でスカウトしたのかなどなど、会議のシーンと回想シーンで終わっています。
 あたしゃ、国会答弁みたいなものを観たかった訳ではないのですけど。

 さらに、終わり近くで救出されるのだけど、ヘリに乗った特殊部隊にあっさりと救出されてしまいました。
 つまらなくありませんでしたが、面白くもありませんでした。ちなみに観ている途中で、デッキが故障しました。
PANIC ROOM
パニックルーム
 ジョディ・フォスターが他の映画を断ってまで出演したといわれる作品。
 ホラーではなく、スリラーです。あまり面白くなさそうな事を聴いていたのですが、興味津々で観てみました。それがどうでしょう、結構よかったです。一体なにを期待していたのやら。

 あるアパートにはパニックルームと呼ばれる緊急避難用の部屋があって、そこに親子が引っ越してきて、うまい具合に?強盗に襲われて、あわててパニックルームに逃げ込んだというシナリオ。オマケに強盗の目当てのものが、そこにあると来た。

 てっきり、パニックルームから別のアパートに通じているのかと思っていましたが、単なる部屋でした。
 強盗の一人がいわゆるいい人で、エンディングのあと、彼がどうなったのか回想して欲しかった。それと元旦那とは結局どうなったのか。
Cats&DOGS
キャッツ&ドッグス
 犬アレルギーの新薬を研究している家に、邪悪な猫が刺客を送り込み、盗み出そうとエージェントの犬と戦うというもの。
 時間は87分とちょっと短いが、結構面白いです。音声はオリジナルの英語で観たのですが、日本語の吹き替えに腹話術師の”いっこく堂”が演じていることでも有名。

 初めの方で、既にエージェントとして潜入していた犬が海外へ連れ出されてしまい、新しい”まちがった”犬が送り込まれるのだが、その初めの犬が途中海外で悠々自適にしている映像が出ただけで終わってしまう。

 犬も猫もVFXがよく使われている様であるが、猫の方が猫らしい動きをしていないのがちょっと引っかかった。
The Whole Nine Yards
隣のヒットマン
 ブルース・ウィリス主演。
 登場人物多数の途中で訳わからなくなりそうでした。歯科医とその妻、ヒットマンとその妻。マフィア一同に歯科医の助手。殺し屋に扮した警官。持ちつ持たれつ、狙い狙われ、最後に笑うのは誰?
ARTIFICAL INTELLIGENCE
A.I.
 シックスセンスで主役を演じたハーレイ君の次なる主演映画。
 話のベースは”ピノキオ”の様ではあるが、よく話の筋が判らない。

 女性とデイビットとの出会いから別れまでの話が長すぎる。また、地中から一緒に行動するジゴロという男性アンドロイドが終わり付近でいきなり警察に見つかり連れ去られてそのまま。その後彼がどうなったのかがない。

 デイビットが海中にしずんだ遊園地の女神像を見つけ、倒れてきた観覧車の下敷きになり、2000年の時が流れるという、ちょっと幅とり過ぎでは?。
 でもって、宇宙人みたいなアンドロイド?が出てきたりと、時間足らなかったね。
FIELD OF DREAMS  トウモロコシ畑を潰して、野球場を作ったという有名な映画。やっと発売。

 十数年前の映画なので、画質は結構粗め。音声もドルビーサラウンド。シナリオが素晴らしいだけに非常に残念である。
 なぞ解きの連続で面白いのだけれど、見直すと所々気になる。106分では短い気がする、2時間オーバーで撮り直してもいいかも。
 エンディングは、父親とのキャッチボールで終わるが、ちょっとしっくり来ない。観客満員で、試合の途中で終わるようにしたらいいかと思いました。
THE FAST AND THE FURIOUS
ワイルドスピード
 トラックを襲う一味を追い、ストリートカー・レースに囮として捜査官が潜入する・・・というもの。
内容の殆どがレースやカーチェイスのシーン。警察や黒幕関係はちょこっとだけ。しかし、迫力のあるものばかりなので、車好きには堪らないかも。

 しかしながら、登場する車の殆どが日本車(左ハンドル)。外車はすこし。改造車が結構な数登場するのだか、これらはエキストラで集まった方々&車。

 ラストで捜査官は犯人をレースの借りから、逃亡させるのだが、そのおとがめのシーンはなく、犯人のその後は、スタッフクレジットの後に少し紹介されるだけ。それでも捕った逃がしたというシナリオではなく、カーチェイスのシナリオなので、気にならないかも。

 映画自体の内容には不満はないのだが、ディスクの操作には不満が多い。
 字幕は本編中でも替えられるのだけど、音声(DD・DTS)の変更ができない。メニューからやらなくてはいけない。初めはDD。
 また、ディスクをセットしてスタートすると、いきなり”USJ”のコマーシャルが始まり、続いてもう一つ入る。コマーシャルしなくても、人気があるだろうに。プロモーション用の配布ものでないのだから、やめて欲しいものである。スタッフクレジットの後にしてくれ。
 ちなみに、一度停止させてからスタートすると、メニューが立ち上がります。
TOMB RADER
トゥームレイダー
 特典ディスク付きの2枚組仕様&外箱付き。その割りには、解説書なし(チャプター用紙のみ)。

 女性トレジャーハンターが古代の秘宝を秘密結社と争いながら、謎解きしていくもの。
 アクションシーンあり、VFXありと結構面白いのだけれども、なにかもの足りないものがある。謎解きはもうすこし複雑にしてもいいかも。アクションシーンは、いまいちハラハラしません。
 登場する車は、イギリスの名車ばかり。アストンマーチンやマセラッティなどなど。少しの間しか写らないのが残念。

 ディスクを入れてスタートさせると、初めにメニューが出ます。これって結構うっとおしいと思うのですが・・・。
VIDOCQ
ヴィドック
 フィルムを使わないHD24Pデジタルシネマというものを初めて採用した作品だそうです。
 実在の人物を主人公に、謎解きしていくストーリー。もっとも、主人公はいきなり殺されてしまいますが、あとでどんでん返しがあったりする。

 画質・音質ともに最良のようです(ウチのTVは普通のものなので)。
 観ていると、迷宮の街をあちらこちら行ったり、格闘師シーンは素早かったりと、気を入れすぎて観ていると酔ってしまうかもしれません。
OCEAN'S ELEVEN
オーシャンズ 11
 出所したての男(ジョージクルーニー)が、仲間を集めてカジノの大金庫から大金を盗み出すというもの。
 派手な爆発シーンも少なく、カーチェイスもない。しかし、観る者の考えの裏をかいたシナリオは素晴らしいです。

 ラストで仲間が無言で一人一人去って行くシーンがよかったです。仮出所中に、州からでて再び捕まってしまうけど、これも計画のウチ?
ROLLERBALL
ローラーボール
 まず、初回限定パッケージ仕様で、音声表記が間違っていました。我が家のデッキだけかもしれませんが、DTSは4番目でした。

 ローラーボールという闘技のスターが視聴率の為に組織に操られているのに気がついて、反旗を翻したような物語り。
 8の字の形のリンクでローラースケートを履いた選手とバイクに乗った選手が戦う訳で、一応解説をしてくれているのだけど、いまいち判らない。なぜローラーボールがもてはやされるのか、もっと時代背景を映して(説明)して欲しかった。

 もっとも、これを買ったそもそもの目的がスポーツカーが出ていたからで、それはシェルビーでした。

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