Foreign Film (洋画) Part 2

作品名 感想・寸評・評価・観どころ、などなど
Sleepy Hollow
スリーピーホロウ
 ジョニーディップ主演、ホラー映画。
 ニューヨークで捜査官をしていたが、捜査の方法でもめてしまい、とある村に「首無し事件を解決するように」と左遷させられてしまう。

 ぐちゃぐちゃなシーンは殆どないのですが、こう薄気味悪い雰囲気が漂ってきます。
 撮影に使われた村も、実在しているものではなく、一から作ったのだから素晴らしい。首無し騎士が登場しますが、頭の上に肩を持ってくるのではなく、頭にブルーの覆面をして、あとでCG処理して頭部が無いように見せているそうです。CG処理が使われていないようで、使われているところが結構あります。もっとも、使われていると判ってしまうのも問題かもしれませんが。
CLOSE ENCOUNTERS
未知との遭遇 ファイナルカット版
 スティーブン・スピルバーグ監督の有名な映画。簡単に言うと、UFOに出会ってしまい、連れていてもらってしまうというもの。・・・?

 音声は、DDとDTS。1977年ものだけど、迫力のあるサウンドです。画質はそこそこ古目。それでも綺麗な方でしょう。

 ファイナルカット版ということで、あちこち編集されているようですが、判りませんでした。

 ジャケットは限定仕様ですが、ちゃちいです。半ば半壊していました。解説書は折り畳みが一つ。悲しいねぇ。
Fly Away Home
グース
 実話を元に作成された映画。
 森林伐採によって巣を壊され散乱していた卵を少女が拾い、そして孵して育てていくというもの。
 映像・音楽ともに良好。ラスト近くの歌はなかなか。
THE PEACEMAKER
ピースメーカー
 偽装された衝突事故で盗まれた核兵器を取り戻す為に、国防総省のやり手が立ち上がる。

 初めの核爆発のシーンはかなりリアルである。カーチェイスでは、外車が丈夫だなぁと思ったりもしました。

 デヴォー大佐が渋くていいね。
MAD CITY
マッド シティ
 違う件で博物館に取材に行った記者が、人質事件に巻き込まれるという話。
 事の発端は、解雇された元警備員が職場復帰を頼みに来ただけだったのだが、事件は大きく発展して行ってしまう。

 日本でも問われている取材であるが、それが新ためて再認識させられる。
 ほとんどが博物館を舞台に繰り広げられる訳だが、非常に内容は濃いと思う。

 ダスティン・ホフマンはいいねぇ。
COLLATERAL DAMAGE
コラテラル・ダメージ
 アーノルド・シュワルツネガー主演映画・・・と一言で終わってしまいそうな映画。

 目の前で、妻子を爆破テロで殺された消防士が犯人の居る国に単身乗り込んで、まぁ復習するというものだけど、「最強アクション巨編」と言っている割りには大したことないかも。
 これ、シュワちゃん主演でなきゃ、もっとつまらなくなってしまうね。

 でも、最後の方でちょっとしたどんでん返しもあって、まあまあ面白かったです。
WAR GAME
ウォーゲーム
 かなり前に上映された映画。
 高校生のハッカーが軍事関係のPCに接続し、その人工知能PC?と戦争ゲームを始めてしまうというもの。
 高校生の使っているPCはグリーンの文字だけで、後はテキストで表を作るくらいしか出来ない物で、中身はZ80より古いと思う。
 かたや人工知能の方は、これまた○○戦隊に出てきそうな代物。
 決着が○×ゲームで終わるところが、またいい味を出していると思う。
DAYS OF THUNDER
デイズ オブ サンダー
 若きレーサーは実業家の目に止まってデイトナ500目指して有名チームに入るが、レース中の激しいクラッシュで再起不能に成りかけた。しかし美人の医者と出会い、その彼女のお蔭でレースに復帰して優勝を目指すという物。
 車が車だけに、ドライバー視点映像はスリルがある。またクラッシュシーンも結構激しい。
 10年前くらいの映画だけに、ちっと画像が粗いか。サウンドはそこそこ。
SPERE
スフィア
 太平洋上の現場に心理学者や科学者、数学者などが集められた。海底施設に行くと謎の球体”スフィア”があった。その球体を調べるに従い、謎の事件が次々と起こっていく。
 謎の事件のシーンには、変な形のクラゲがウヨウヨ出てきて不気味だったり、海蛇が沢山となんとも気持ちわるい。
 球体には3DCGが使われているわけだけど、それを全く感じさせない映り込みが見事である。
WILD WILD WEST
ワイルド ワイルド ウェスト
 陸軍大尉と執行官はそれぞれ流血将軍を追っていたが、黒幕の博士が浮上し共に協力しあって戦っていく。
 時代は1869年。まだまだ蒸気機関最盛期で、どこかのアニメに似たような感じ。アニメのゾイ○を思わせる蜘蛛型機械が登場してくるが、これまた蒸気で動いている様子。ところどころ登場する機械も多分CGを多用して居るのだろうけど、時代背景にミスマッチするデザインがいい味を出している。
THE SIEGE
マーシャル・ロー
 テロリストによる爆破事件が起こる。始めのバスジャックはペイント爆弾で未遂なところで済むが、次に起こったバスジャックは爆破されてしまった。FBIの捜査官が調査しているところに、なぜかCIAの諜報員が出没し始める。エスカレートするテロに対し、戒厳令が敷かれて軍隊が街に出動する。
 バスの爆破シーンは爆破の衝撃で吹っ飛んだものがショーウインドーを直撃してガラスが飛び散ったり、建物のガラスが降り注いだりとすさまじい。しかし、爆薬を積んだワゴンがビルに突っ込んだシーンでは、爆破の瞬間が無くその後の壊れた建物がTV映像として出てくるなど迫力に欠けるところもあった。
 それでもスリルのある映画である。
TORMINATOR2
ターミネータ2 特別版
 これは説明不要かな。簡単に言うと未来での英雄となる少年を助けるために、その未来からサイボーグがタイムスリップ?してくるというシナリオ。
 この特別版は、dts仕様で劇場公開にカットされたシーンが追加されています。
X-MEN
SPECIAL EDITION
 超能力や特殊能力をもった超人類の戦いの物語り。
 少女は放浪の旅の途中、鉄格子のリングで戦う男と出逢い、彼の車に便乗する。途中敵に襲われ、ミュータントに助けられる。
 気がつくと、秘密基地の様なところで治療を受けていた。そこは迫害などを受けて集まったミュータントの学校でもあった。
 敵にも同様にミュータントが居て、当初男を狙って居たのかと思われたが実際は少女の方であった。学校に潜入した敵のスパイの作戦により、少女は拉致されてしまった。その目的は、少女を使って、人類全てをミュータントにしてしまおうということであった。
 X-MENらは、少女を救いに行った。
 ・・・が大方のあらすじです。結構面白かったですが、時間が100分くらいなので、200分くらいでもっと戦闘シーンがあってもよかったかなと思います。
 おまけの映像特典のほうも内容が濃いのですが、これに限らず最近のものはメニューに本編で使われていた映像を使用するのは結構なのだが、(うちのプレイヤーの問題か?)メニューと次のメニューのサーチ時間がやたら長いのは、どうにかして欲しい。
 初回生産特典として、外箱が冠っている。しかし、ぴっちりなので簡単には取り出せない。「ふん・ふん」と何度も振って取り出さなくては行けないので、もう少しゆったりしたほうがいいでしょう。
M:I-2
MISSION IMPOSSIBLE 2
 今度のは、細菌と特効薬の取り合いの話に加えて、恋愛もの?。
 出だしトムクルーズがリポビ○Dのコマーシャルの様な事から始まるのだけど、いまいち意味が取れない。裏切り者がイーサ・ハント(トムクルーズ)がビルに潜入する行動を読んで、応戦の用意をするのだが、逆にこれから何が起こるかバラしているようで、これはやめた方がいいと思う。実際その通りに行動し、へりからロープで降下するシーンなど見どころはあるが、シナリオが明かされてしまっているので、つまらない。
 また、恋愛ととるかどうか・・・というようなコメントがパッケージに書いてはあるが、そればっかり目だって言いるようにも思える。終わり間際の殴り合いのシーンもちょっと長すぎ。
 いいことを殆ど書いていないが、トータル的にはスリルあって面白いです。
SPACE COWBOY
スペースカウボーイ
 昔月へ行く夢を立たれた年寄り4人組があることを切っ掛けに宇宙を目指す物語り。
 冷戦時代に打ち上げた衛星が落下の危険があるので、修理するというのがそもそもの発端。そのプログラムを制作した一人が年寄りの内の一人で、その話を聞いて3人に声をかける。しかし、NASAは試験にパスする条件を出すが、年寄りにはつらいことであった。
 どうにか4人は宇宙へ行くことができたのだが、衛星にたどり着いたとき、思いもかけない事実をしることになる。

 キャストには有名ところが出演しているので、それだけでも楽しめました。ただ、スペースシャトル内の無重力の動きは、実際TVで観たのとはちょっと違うので、「やっぱりスタジオか」というのは、大きなお世話だろうか?
 挿入歌とエンディングには「FLY ME TO THE MOON」が使われています。某アニメと違い、バラードチックなところが、映画の感激を増している気がします。
Avalon  非合法の仮想戦闘ゲームが蔓延する近未来。一人の女性が戦闘を繰り返す内に、謎の男に挑発され、ある条件をクリアし、幻のフィールドに足を踏み入れていくというもの。
 終わりの幻のフィールド以外は、画面がセピア調なので目が少し疲れます。そのなかで、路面電車や食料(野菜)には色が付いています。
 仮想戦闘ゲームというだけあって、戦闘でやられても、血が飛び散ってそのまま倒れ込まずに、パタパタと2次元映像になって、消えていきます。
 近未来といっても、中世の雰囲気にデジタルを持ち込んだ感じです。
 最後のフィールドのみ色がつく。そこは所謂”現代”。落第者を仕留めた女性は、講堂のなかで、再び女神の一人と出会うところで、映画は終わる。ぜひとも続きを観てみたいものである。
THE SIXTH DAY
シックス・ディ
 バイオ技術で、クローン生物が当たり前の近未来。人間は、6d法でクローンが禁止されていたが、”アダム”が帰宅すると、もう一人の自分が家族と一緒に誕生日を祝っていたというもの。
 途中から敵も味方もクローンだらけになってしまいます。敵、つまり黒幕はやられると採っておいた情報をもとに、クローンを作り出してしまうから。

 ジェットヘリの様なものが登場し、予告編ではなにやら、これで戦闘シーンがあるかのように思いましたが、実際はあのシーンは初めの方で新しいコントローラーのテスト飛行をしているだけでした。もっとも、ラストで”アダム達”を助けるために登場しますが、戦闘シーンを要求している映画では無いので、いいでしょう。
 実現しそうなヘリで、結構気に入りました。

 アダムとそのクローンは、後半協力して捕らわれの家族を助けだしますが、そのあとクローンはどうかるかというと・・・お楽しみ。
UNBREAKABLE
アンブレイカブル
 「シックスセンス」の監督の作品。
 コマーシャルであったように、列車事故で一人無傷の生存者”デヴィット”が居た。そこへ”イライジャ”と名乗る男が現れる。
 ”デヴィット”はコロシアムの警備員をしていて、ある日”イライジャ”に迷彩服の男が銃を隠し持っていて、身体検査を始めると列から抜け出して去っていくと告げる。しばらくして、迷彩服の男は列から抜けて去っていった。
 ”デヴィット”が仕事に戻り、一人帰ろうとした”イライジャ”は、さっきの男を見つけ、後を追った。あと少しで追いつくところで階段で転倒してしまったが、自動改札を飛び越えた男の腰元に銃を観た。
 また、ある日。”デヴィット”は、駅ですれ違った男が、ある家を襲った像(映像)を観る。男の後を追い、その家に侵入すると、子供部屋の奥で、手すりに手を縛られている二人の子供を見つけ助ける。
 そして、”イライジャ”の画廊にて、”イライジャ”より”デヴィット”はある真実とそれまでのシナリオを明かされる。

 とまぁ、よく解説できませんが、謎めいたシナリオですが、よく分かりませんでした。「シックスセンス」よりは驚きが少ないです。
 サスペンス・スリラーだそうですが、それほど怖くありませんでした。キャストは他にもいますが、殆どこの二人でシナリオが進んでいるので、ちょっともの足りない気分です。
Chocolat
ショコラ
 「サイダーハウス・ルール」のラッセ・ハルストレム監督の作品。主演にはジョニー・ディップ。
 フランスのとある小さな町に、母娘がやってくるところから話は始まる。
 元菓子店舗を借り、チョコレートショップを開店する。しかし伝統と規律を守る町は丁度断食期で、ましてや町を仕切っていた伯爵は、この親子のことをよく思っていなかった。
 だが、町の人たちは、チョコレートに魅了され、次第に親子を受け入れていく。
 ところが、町にまたまたよそ者がやってきた。船を生活の場とし、移動手段としていた者たち。
 彼らと親子はパーティーを始め、終わった頃、伯爵の一味?が船に火を放ち、燃え尽きてしまう。さらに店の家主の老婆が糖尿病で他界する。老婆の死の原因が自分が作ったチョコレートにあると責任を感じた母は、町を出ようとするが、町の人たちがお祭りのチョコレートを協力して創り出す。
 その夜、店に忍び込んだ伯爵は、ショーウィンドウに飾ってあったチョコレートを破壊するも、偶然口に付いたチョコレートの甘さに取り付かれ、手当たり次第食べ、そこで寝込んでしまう。
 翌朝、母に見つかるも、母は責めることなく受け入れる。そして、祭りは始まる・・・。

 殆ど特撮がなく、心温まる物語りでした。メイキングもよいです。舞台は町の中だけですが、シナリオがよくできているので、もの足りなさがありませんでした。
13Days
サーティーン デイズ
 通称?キューバ危機。
 冷戦真っただ中、キューバに配備されたと思われる旧ソ連製核ミサイル。最悪の状況を回避したJFKら三人の衝撃のシナリオ。

 ドンパチは殆ど無く、大半がホワイトハウス内での話。登場する戦闘機は、当然ながら旧型の物ばかり。よくあったと思う。
 戦闘シーンが少ないが、当時の最悪の危機的状況が伝わってくる。
PAY IT FORWARD
ペイ フォワード
 ハーレイ君主演の映画。
 社会科の教師から、ある問題を出される。その問題に対し少年は、あるアイデアを思いつき実行する。
 表現が悪いが、簡単にいうとネズミ講。といっても、悪いことではない。
 少年が3人の人に良い事をして、その3人がそれぞれ、次の3人に良いことをする。それが続いていく。3→9→27→どんどん増えていく。
 少年は、始めの3人が次に”渡して”くれないことに失敗したと思う。しかし、それは続いていた。

 シナリオは、途中まで進んだシナリオが同時進行になるので、観ていて判らなくなることがある。

 物語の始めに、ある事件に遭遇していたジャーナリストが車を大破されてしまう。そして、見ず知らずの男性に高級車ジャガーを譲り受け、それを機に調べ出す。
 終わりの方で、事の発端が少年であることを知り、少年をインタビューする。しかし、その後、同級生がいじめに逢っている現場に出くわし、同級生を助けようとするが、刺されて亡くなってしまう。
 その事が放送されると、”渡され渡した”人たちが各地から少年の家にやってきた。

 物語の終わりで、少年が亡くなってしまうのには、驚いた。

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