DISK-1
DVDトールケース模索


 DVDが登場しパッケージに下記のトールケースが採用されてからは、多種多様なものが売り出されています。初めの頃は音楽CDなどに使われているプラケースの割合が大きかったように思えますが、最近はトールケースが殆どのようです。やっぱりジャケットは大きい方がいい?

 さて、大きく分類すると、オーディオ(ビジュアル)用とデータ(PC)用に分けられますが、(あまり意味がないかもしれませんが)ここではオーディオ(ビジュアル)に絞ってお話ししています。また、DVDトールケースと言っていますが、当然他の12cmや8cmのディスクメディアにも使えますね。

 ブランクメディア売り場に行くと判りますが、売られている形態は14cm×12cmくらいの10mmや5mmケース、10枚・20枚・50枚などのスピンドルケース、そして不戦布に入れられて10〜20枚箱ケースと、大体この3種類かと思います。おまけで付いているのを見たことがありますが、トールケースで売られているのは無いでしょう。

 私はDVD-Rを買ってくると、トールケースに入れ替えています。プリンターがディスクメディアに印刷できないという理由もあるのですが、ラベルよりもパッケージのデザイン(ジャケット)の方に凝っているからです。録画したタイトルを入れ、それに見合ったイラストを使うのです。そうすると背ラベルでタイトルが見やすく、感じがいいです。

 現在使用しているトールケースについて、特徴や使用感などをレポートしてみたいと思います。紹介しているトールケースは全てパソコンショップなどで購入したものです。また、文中にある店名は購入したところで、他でも購入できるかと思います。
 多分はじめに買ったケース。通常の15mm?厚のもの。内面はざらついた感じで、3点支持。

 ディスクをセットするときは少し強めにディスクを押し込みます。取り出す時はさらに大変。真ん中を押して取り出すのですが、結構堅く強く押して取り出さないと行けないです。

 閉じる為の引っかかり(フック)が上中下と3箇所あるためか、開けるときにもちょっと力がいるかも。

 所有枚数は10枚ちょっと。取り出しにくいというのもあるのですが、さわった感触が好きになれないので、以後買っていません。

 購入先は、多分秋葉原のエフ商会。メディアなどの専門店です。色々なメディアやケースが売っているので、一度行ってみてはいかがでしょうか。ケースは写真の様に中が確認できるものが殆どです。
 同じくエフ商会で購入したもの。3点支持で上のものより支持部の引っかかりが少し大きいですが、セットも取り出しも楽です。フックも上下の2箇所で開閉も楽。

 買ったものの色は白。他には黒かな?白の欠点としては、静電気で部分的に黒くなることでしょうか。

 もう一つ欠点というと不透明の白なので、閉じると中のディスクが見えないこと。もっともジャケットを入れてしまうと関係ありませんが。
 でもって、閉じても中が見えるようにと、同じくエフ商会で購入したのがこれ。本体側がすこし曇っていますが、はじめのものよりは透明度があります。

 セットと取り出しは、上のものよりさらにいいです。また、上記2つにない”DVD”のロゴもあります。

 いま一番多く所有しています。あとで気が付いたのですが、表紙をいれると中が見えなくなってしまうんですよね。ジャケットを両面印刷した場合はいいでしょうね。

 ちなみに、初め10枚程度購入し使い勝手が良かったので追加で購入しようとしたら、あと数枚しかありませんでした。それなので、その残りを持って行き取り寄せてもらいました(沢山)。
 現在お気に入りで使っているケースが売ってなく、追加で欲しい場合は相談してみてはいかがでしょうか。問屋さんにあれば取り寄せてもらえます。
 これは2枚入れられるタイプのもの。色は黒ですが、クリアーもあるようです。
 LAOXで購入し、3枚パックのもの。撮影のため中をはずしてずらしてあります。Arvelというメーカーが販売しています。

 セット部分は雪の結晶のよう。6点支持ですが、これも楽にセットと取り出しが出来ます。結構柔らかい感触です。

 録画したものが2枚になったときに使うと場所の節約になります。また、タイトルなどが記入できるように、初めから罫線の入ったジャケット(スリーブ?)が入っていて、とても親切です。
 とまぁ、ここまでは良かったのですが、段々と枚数は増えてくるもの。このまま通常の厚みのケースを使用していくと場所が無くなってしまうので、その対策として特に重要でないものを入れる為に約半分の厚さ(7mm)のケースを使用することに。

 購入はLAOXとソフマップ。5枚パックと10枚パックとあります。色は黒のみ。販売はサンワサプライで、10枚入りの方が少し安いです。。

 通常の厚さの半分なので、ケースに10巻入れていたところに20入るということです。
 薄いながらも、背ラベルはそこそこ見えます。

 セットした状態に若干不安があります。開けるときに”<>”という状態になるのと、3点支持の引っかかりに若干不安があり、ディスクが落っこちないかすこし不安です。

 それでも厚さが半分なのは魅力的です。これで2枚収納は無理か?
 上記のものより少し厚いですが、通常のものよりは薄い2枚収納ケース。
 使ってみないことには判らないと言うことで試しにLAOXで6枚購入(3枚パック)。

 セットは少し硬め、後ろに手を置く必要があります。取り出すときも同様に。開けるときに上のものと同じようになるのですが、上のものよりは固定されているので、落ちることは無いでしょう。多分。

 3点支持固定ですが、引っかかり部分は6点です。

 金型の問題なのか、右左で上下に何故ずれているのか疑問。
 でもやはりこの薄さで2枚入りは魅力的。
 通常の厚さで両面2枚収納ケース。これまた試しに6枚LAOXで購入。3枚パックだったかな。

 セット時、後ろに手をやる必要がありますが、蝶のような形をしたものが持ち上がり、しっかりと固定してくれます。取り出すときは、押すとぽちっと凹んで簡単です。
 4点支持の2引っかけの割には、蝶番?が広がって固定してくれるので、一番落ちにくいかもしれません。

 透明度が高く、いいと思うのですが、なにせ通常の厚さ。上のものとどちらを選ぶか悩みどころです。
 また、透明度が高いと言っても、向かい合わせでディスクを入れてしまえば見えない。ただ、ジャケットを両面印刷した場合はいいかも。
《ここで一休み》
 3番目までは、背表紙のタイトルが見やすいということで通常の厚さのケースを選んでいましたが、録画内容によっては複数枚になることもあります。それで、このときは場所の節約(厚さの節約)というよりも、まとめるという意味で4番目の2枚収納ケースを買いました。
 そして、よもやここまで増えるとは予想していなかったので、まとめられるものは4番目のケースを使う様にし、1枚ものであまり重要でなさそうなものを5番目のスリムケースを使うようにしました。いままでの所に2倍はいるのですから。
 6番目・7番目はものは試しに買ったものですが、2枚もので重要でなさそうなものには6番目が活躍しそうです。4番目と6番目をどちらを使うかは値段によってでしょうか。

 5番目・6番目のケースは薄い為か、ケースに反り(ひずみ)があるものがあります。まぁ、ある程度は仕方ないかもしれません。
 これは市販のソフトにも使われている”AMARAY”社のものです。撮影のためはずしてあります。
 LAOXとソフマップで買いました。3パックです。色は白・黒・このクリアー。販売はmaxell。

 市販ソフトにも使われているから、品物としてはとても良いです。ただ市販ソフトに使われているものに対し磨りガラス処理になっています。

 市販ソフトで、おまけディスクが別に付いてくることがあるので、それを一緒に収納するために購入。単価ではいままでのものよりちょっと高めかな。
 同じく”AMARAY”社の1枚収納タイプ。その他は上記と一緒。
《おわりに》
 紹介したのはほんの一部で、国内メーカーや海外メーカーなど、まだまだ沢山あります。
 同じ経験をした方が居るかもしれませんが、初めはそれほど増えないと考えているんです。というより、増えることを考えていない?そこそこ貯まってきて「さて、どうする?」になるんです。他に方法がありますが、それは別の機会にレポートするとして、トールケースを使いたいという以上、同じ容積で収納するには薄いものを使うと言うことになります。

 実際、2枚収納や、5番目・6番目のものを使うと、倍収納できるようになるのですが、単に1・2・3番目のケースから移し替えただけなので、それらは余ることになり結局はケースは増えている。お金を出して買ったのだから、簡単には処分できません。別に使い道を考えるしかありません。

 ケースを保管する場所に余裕があればいいのですが、録画したものの小冊子を作ることは殆どないでしょうから、枚数が増えそうであれば初めから薄いものを使った方がいいかもしれません。もっとも私の場合、この順番で薄いのを見つけたのですが、もっと早く出会っていればねぇ。

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