多 良 間 島(たらまじま)

 多良間島は宮古島と石垣島の中間よりやや宮古島よりにある。

 東西約8km、南北約6kmのほぼだ円形の島で面積は23km2弱である。

 島の北部の前泊港近くに1つだけ集落があり、この西側に八重山遠見台のある標高34mの小さな山がある以外は陸地はどこも標高10mちょっとの平坦な島である。

 サトウキビ畑が広がり、南部には放牧場が広がる。タバコや野菜も作っている。

 宮古からの船は所要時間2時間20分、多い時期で週3便で島の南東にある普天間港に着く。

 また飛行機はセスナだが宮古とは日3便、石垣とは1便ある。間もなく新多良間空港の建設が始まる。

 この島の八月踊りという行事は有名でこの祭りだけ見に来る人も多いらしい。

 ビーチと呼ぶほど整備された海岸は無いが、外周海岸は手付かずでとてもきれいである。

 まだ交通の便があまりよくないことと八月踊り以外に特に有名な観光地も無いので訪れる人は少なくのどかである。

(2001年8月)

カメラ:オリンパス・C3030Z(デジタル)

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 フェリー多良間。

 だいたいの発着日は決まっているが天候等の都合で直前に変わることもある。

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 前泊港

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前泊港から集落へ向う道。

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港に向かうもう1本の小道。

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多良間の集落。

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      多良間集落の中心街。左はスーパーと農協のあるところ。右は村役場付近

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 多良間の集落は昔ながらの民家はほとんど残っていないがフクギの屋敷林がよく残っている。

ここからしばらく多良間の史跡の写真。

多良間の集落とその周辺を歩くといろんな史跡に出くわしておもしろい。

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 ピトゥマタウガン。ここは豊年祭で八月踊りを奉納するところ。最近のJTAの機内誌に多良間の特集があって八月踊りのことが書かれていた。この踊りはあくまで豊年祭として奉納されるものであるが民衆の楽しみという意味合いが高いようで、何ヶ月も前から工夫を凝らして練習し3日間にわたって老若男女多くの人が入れ替わり立ち代わり出演するとのこと。

 会場が笑いの渦に包まれることも多いという。

 国の重要無形民俗文化財にも指定されている。

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 土原御嶽。

 ここでも八月踊りが開催される。

 2箇所で開催されるが、確か祭りの終盤にはそれぞれが訪れ合うかなんかで交流を深める(詳細は知りませんが)。

 大切にされてきた樹齢250年を越す老木が数十本ある。

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 塩川御嶽。

 ここも古くから信仰を集める御嶽。

 聖域には多くの老木がうっそうと生い茂り、飛んできたという伝説のある2つの大きな霊石をその林間に見ることができる。

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 塩川御嶽へ続く参道沿いのフクグ並木。樹齢300年以上の見事なもの。数百mもある。

 痛んだものは補植されて現在に至っている。

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 アマガー。

 "ガー"とは井戸のことである。自然洞窟の中で水が涌き出ていて貴重な水源だったらしい。

 水の確保が困難であったこの島では、数ヶ所の井戸の周辺に自然に集落が形成されていったらしい。

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 こちらはシュガーガー。最も古い井戸。

 ここは牛用の水飲み場、男女別の水浴び場などちゃんと区域が別れているのがおもしろい。

 他に南部にも井戸跡があり、かつてはその周辺にも集落があったという説もあるとのこと。

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 ウプメーカー。16世紀初期の島の首長で島の開拓者として崇敬される土原豊見親のミャーカ(巨石墓)である。宮古諸島にある5つの上級ミャーカのうちの1つである。

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 寺山の遺跡。ある高僧(心海上人?)がこの島に滞在中に住んでいたところ。

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 八重山遠見台。かつて八重山方面の船を見張ったところ。少し離れた所には宮古遠見台もある。

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 八重山遠見台は島の最高標高点に立てられた展望台で眺めが素晴らしい。

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左は水納島を見たところ。右は多良間集落を見たところ、深緑のフクギの林が多いのがよくわかる。

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夕暮れに上るのもいい。

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                  多良間島の内陸風景

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サトウキビ畑が広がる。

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      ヤギ牧場。

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島の南部には広大な放牧場が広がる。牛がいてくれたら絵になるがみんな木陰で休んでる。

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製糖工場

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普天間港。

新しくて水深の深い港。

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海岸風景。

どこも素朴である。

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これは空港付近の海岸

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 報恩の碑。

 1859年、宮城県宮古市から来た船がこの沖で座礁し、多良間の住民に救出された上に手厚く保護されたことが後世になって文書から明らかになり、宮古市から感謝の意味で送られた碑。

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    北西海岸とそこから見る水納島(右写真の沖)。

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 晴れたらとってもきれいだ。全く目が覚めるような美しさである。

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  大崎付近の海岸

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ちとせ旅館。島に宿は3軒しかない。

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品数とボリュームがすごい。食べきれない。

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 多良間ふるさと民俗学習館。

 八重山遠見台の麓にある立派な民俗館。

 八月踊りの衣装や民具が展示してある。

 ここでくれる史跡の簡単な説明と位置図はとても分かりやすい。

 史跡を巡りたい人はまずここで地図をもらうといい。親切な館長さんが直々に出てきて質問に気軽に答えてくれる。

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 多良間空港。間もなく新空港建設が始まるのであまり補修費用をかけていないようだ。
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離陸したセスナから見た多良間内陸部。

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   集落。

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水納島も見える。

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(おまけ)

下地島が近付く。

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 下地島空港滑走路は大規模で遠くからでもよくわかる。

   

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