愛馬の近況です(6/5)

セプターレイン デビュー
マクベス 復帰

【4歳】
☆スヴァローグ(父サンデーサイレンス 母ダイナフェアリー 牡)
 この中間よりウォーキングマシンによる運動とともに、アエロホースによる水中歩行運動を30分間行っています。心配される左前脚の状態ですが、検査したところ、確実に良化している様子がうかがえました。暖かくなって、代謝が良くなる時期となってきました。騎乗運動を再開する方向で考えており、タイミングを慎重にうかがって行きます。現在の馬体重は590kgで、もう少し絞っていきたいところです。(ノーザンファーム空港)

【3歳】
☆セプターレイン(父エンドスウィープ 母セプテンバーソング 牡)
 5月21日(土)東京のダート1400m戦に56kg横山典弘騎手で出走、デビューしました。馬体重は450kgで、好仕上がりに映りましたが、ウマッ気を出して、鳴いて馬場入りを渋るなど、随所に初出走の幼い面を出していました。レースでは、心配されたスタートで遅れたものの、二の脚素早く一気に内から先頭を奪って4コーナーへ。しかし、直線で手応えを失ったのか、無理して追わないまま内で後退して、勝ち馬から2秒差の14着でした。レース後横山騎手は「今日は走る以前の問題で、道中消耗してしまいました。直線では、デビューということもあり無理して追いませんでした」とコメントしており、また、鈴木師は「ゲートの入りは良かったが、スタートがやはり悪かったですね」とコメントしています。ほろ苦いデビュー戦となりましたが、非凡なスピードを見せました。はじめての競馬場経験が思いのほかレースに影響してしまいました。次走に期待します。
 レース後も脚元を含めて馬体に変わりありません。若干テンションが高いところも見られましたが、ここにきてだいぶ落ち着いてきました。6月1日(水)はウッドチップコースで追い切り、スムーズな動きを披露しています。次走は6月12日(日)東京のダート1300m戦を予定しており、今度こそ力を出せるよう調整していきます。(美浦トレセン)

☆ユーワマクベス(父グラスワンダー 母プリティークール 牡)
 5月21日(土)東京9R 牡丹賞(3歳500万・混合)芝1600m戦に出走し、5着でした。使った後も反動無く、順調。(美浦トレセン)
 田中勝春騎手「デビュー戦のときよりパドックでも落ち着いていたし、馬がシッカリしてきて成長が感じられました。前半多少、行きたがっていたけど、なんとか折り合いはついていたし直線に向いたときは、まだまだ手応え十分で一瞬、突き抜けるかと思ったけど最後は久々が応えたのか伸びきれなかったね。休み明けで今回のレース内容なら次はチャンスじゃないかな。」
 小林調教師「前走時は併せ馬をしても相手に手応えで見劣っていたけど、1回使われて大幅に良化しているね。馬体に張りも出てきて調子は上向き。前走時より断然良くなっているよ。今週でも使える状態にあるけど、来週の方が距離も合っているし、来週の芝1800M戦に向かいます。前走と同じ田中勝春騎手を予定しています。」
 次走予定:6月12日(日)東京 500万条件 芝1800M

☆マイネベネラシオン(父フジキセキ 母アドラシオン 牝)
 美浦で調整中。坂路とウッドコースで乗り込まれています。動きが案外だったため、先週の出走を見合わせました。しきりに右へもたれ、走りも少々アンバランスです。それぞれの改善の目的で歯を削りました。復帰戦については現在、検討中です。久々の出走に備え、ゲート練習も消化しました。騎乗スタッフも「休養前と比べると、見違えるようにたくましくなった」と話しています。(美浦トレセン)

【2歳】
☆マイネルメロス(スウィートインディの03 父アグネスタキオン 牡)
 ビッグレッドファーム明和で休養中。一息入れてリフレッシュさせます。一定の乗り込み量に達したため、パドックとウォーキングマシンの生活に切り替えました。元気が出てうるさくなるだろうとの予想に反し、落ち着いて過ごしています。ハードなメニューを消化していても、体質の強化は著しく、まったく疲れを知りません。幅のある好スタイルをキープしています。現在の馬体重は495kg 体高159cmです。

☆マイネルスパークル(リネンスパークの03 父ダンスインザダーク 牡)
 ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。普段は落ち着きを保っていますが、気合いが乗りすぎるくらいです。集団の先頭で走らせると抑えるのに苦労するため、できるだけ馬の後ろに付けて、我慢させるようにしています。息遣いが良くなり、一定のペースを長い時間持続できるスタミナが付いてきました。緩みも解消中。筋肉が付いて、張りのある馬体に変わってきました。現在の馬体重は496kg 体高159cmです。

☆オリンピアンナイト(オリンピアデュカキスの03 父ブライアンズタイム 牡)
 この中間も順調に調整され、現在周回コースをキャンター1200m、ダク1200m、常歩4000mの後、直線コース1000mをハロン17秒のペースで乗っています。調教では終いまでアゴがあがらず、しっかりとした脚どりで走れるようになってきました。動きに素軽さとともに力強さがでてきました。ここまで順調にきたぶん、基礎体力も十分なものになったと思われます。様子をみてペースを上げたいと考えています。先月5月16日(月)に鈴木康調教師が牧場を訪れ、本馬の様子を確認しました。現在の馬体重は495kgです。(社台ファーム)

☆スムーズセイリング(ダイナフェアリーの03 父クロフネ 牝)
 この中間も引き続きパドック放牧とウォーキングマシンでの常歩運動のみのメニューです。両後肢球節の化骨の遅れもだいぶ良化してきていることから、50分間のウォーキングマシン運動を午前と午後の1日2回行って、騎乗運動開始に備えています。ここまで慎重にきた分、これからのアクシデントは絶対に避けたいため、もうしばらくはウォーキングマシンでの運動を続けていって、騎乗運動開始の時期を見極めていきたいと考えています。現在の馬体重は558kgです。(ノーザンファーム空港)

☆ユメキコウ(リトルマイドリームの03 父ホワイトマズル 牝)
 常歩4000m、ダク1200mと周回コースでハロン17秒のキャンター1200mを消化しています。また、直線コースに入って3ハロン15-15のキャンターも行っており、力強い動きをみせています。少し口向きの悪いところがありますが、古馬の胸を借りての併せ馬では最後まで譲らずに良いガッツをみせました。調教量が増えてきたせいで気負いが目立ち、まだ気性的に幼さがありますので、ここは焦らずにじっくり進めることが今後に繋がるはずです。休ませることはしませんが、緩急をつけたメニューで仕上げていきたいところです。現在の馬体重は442kgです。(社台ファーム) 




12/19(日) 中山3R 2歳未勝利(芝1800m)で
優勝したユーワマクベスです!(ウイナーズサークル)