
「のんのんばあとオレ」像
「のんのんばあ」とは、少年時代の水木しげる先生(本名・武良茂)の家にお手伝いに
来ていた「景山ふさ」という実在の老婆です。この地方では神仏そのものや、神仏を拝
む人を「のんのんさん」と呼びます。
ふささんは、一畑薬師を熱心に信仰する「拝み手」の妻だったため「のんのんばあ」と
呼ばれました。彼女は、しげる少年が四才のとき一畑薬師に連れてお参りし、たびたび
妖怪やお化けの世界を語って聞かせ、後年の妖怪漫画家・妖怪研究家への素地を作っ
たともいえる人物です。 一畑寺(一畑薬師)HPより