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インザストリームは慶良間諸島・座間味島にあるダイビングサービスです。

IN THE STREAM

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海話TALES OF SEA

WATER EYES

WATER EYES

ただぼぉっと水中にいる時、
じっと何かを見ている時、
必死にカメラのファインダー覗いている時

ふっと視線を感じる。そんなことありませんか?
何か少し遠いところから見られているような・・・
誰かがじっと見つめているという訳ではなく、
誰かの視界の中に、居る自分・・・
誰かの見ている風景の中に、居る自分・・・
そんな視線を、感じませんか?

ベニハゼに近寄って凝視している自分
ぼぉぉ〜〜っと水面見上げて仰向けの自分
すごく深い底にといる自分
そんな自分が、
ワイドな水中風景を見ている誰かの瞳の中にポツンと
小さく写ってる感じ。


水中って、やわらかく孤独。
様々な生き物たちが住み、雑然とし猥雑な世界の中、
その中、自分だけが、そこの住人じゃない違和感と孤独。
何か見られているような視線、
それでいて・・・
唯一見られることのない存在が浴びる視線

潜っていて感じませんか?
自分を見る視線、
自分を見る・・・
水の瞳
WATER EYES






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ダイビングを始めた頃、海の中での自分のイメージは、未知なる世界への冒険者だったり、綺麗な水中世界への観光客だったり、当然『訪問者・ビジター』でしたよね。そこに所属していないのが当たり前。自分は周りと違和感がある異物であって当たり前。だってそもそもそこの住人じゃないもの。僕らは陸の生き物ですもの。

でも、みんな、それだけ潜ってると、なんだか水中にいることが日常化して来るでしょ?潜ることのない自分がイメージできなくなって来るでしょ?それだけの時間を水中で過ごしてくると、なんだか水中も自分の時間の一部になる。水中でいる自分が陸上でいる自分と並列して捉えられる。

そうなるともはやビジターであること。異物であること。所属していないこと。そんな事を当たり前と受け入れることに抵抗感が出ませんか?

たとえどれだけの時間を僕らが水中で過ごそうとも所詮ビジターでしかないのに今度はその事自体に違和感を覚える。所属感を欲し、融け込むことを願う。
1時間が過ぎるとその願いは、無残にも打ち砕かれ異物は本来所属すべき陸上へと帰らざるを得ないのに・・・。

だから・・・僕らは・・・
無意識に風景の中での不協和音、異物でしかない事が、少し淋しすぎると感じるのだろうか?永遠の片思い?

そんなポツンと受け入れられなく淋しく水中にいる自分自身を客観的に見る目がWATER EYESなのかもしれませんね。

あなたにもありませんか?そんな経験?