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海話TALES OF SEA

黄色い擬態

貝2匹ホント生き物の擬態とか生き残り戦略って感心する。いったい誰が何時どうやって???と言う疑問がいつも頭をよぎる。

『進化的に安定な戦略』の結果に過ぎないとしても『神』の概念が生まれてきたのも自然かなぁ〜と言うくらい不思議。

今回見つけたのは、貝とその卵。

暗がりの壁にいっぱいあるイボヤギの仲間、その上に鮮やかな黄色い物が乗っかってました。なんじゃろなぁ〜〜と近づいてみたら・・・産卵中の貝だった。周りをよく見ると結構そこいら中にいる。卵も貝本体も鮮やかな黄色でとっても綺麗。

ちょうどイボヤギの仲間のポリプと同じ色。
卵は絶対ポリプの出てくる位置にちゃんと産んでる。実によく考えてる。まるでポリプが開いてるように見えるもの。下の写真の右のイボヤギの仲間の上に黄色い卵だけではなく貝も2匹居るのわかるかな??
自分自身の体を色々な物に擬態させるのは陸上でも水中でもよく見られる。けど、卵を他の物に擬態させて隠すなんて・・。賢すぎる〜〜。誰が考えたわけではないけど、賢すぎる。

単に、黄色い卵をイボヤギの仲間の上に生んだ貝が生き残る確率が高くて、その中で色がイボヤギの仲間のポリプにより近い貝が生き残る確率が高くて、、、、、、

その繰り返しが、この写真のような擬態を生んだ。ただそれだけだと頭でわかっていても、、、、。


春〜夏、イボヤギの仲間を見つけたら頭の黄色い子探して下さい。この子かもよ。

後日談
この貝は「イボヤギヤドリイトカケ」だそうな。確かに検索してみるとよく似ている。でもって、この種の貝はサンゴのポリプを食べている。卵をご飯の上に産むと子供は即ご飯。自然界では良くある話だけど実に合理的である。
・・・だそうな。ははは〜〜教えてもらった話でした。