1996年の5月の終わり、初めてこの地にきたとき、カラマツの木々が一斉に若草色の若葉に綾られていました。その姿が好きになり、半年後には引っ越して来ました。
 カラマツは夏には緑の衝立となり、秋は夕日に輝き、冬は裸になった枝が屹然と天に伸びています。


草風舎は二人の工房です。
菅野文哉
 1958 福島県郡山市出身
 1981 明治大学演劇学科卒
 1984 茨城県笠間市桧佐陶工房に入る
 1989 筑波山の麓、八郷町で独立
 1996 現在地に窯を移す

菅野恵理子
 1955 秋田県大曲市出身
 1975 専修大学中退・舞台活動へ
 1991 蹴ろくろと出会い作陶を始める