Altium Designer SCH/PCB


Altium SCH/PCB の導入と使い方の支援

Altium SCH
Orcad Captureとの違いは、Altium SCHではVCC、GNDのシンボルがカスタマイズできないことです。
VCC名やGND名はスクリプトで簡単に名前や表示色や向きを替えて配置することが可能になります

SCH関連のスクリプトを数点作成しています。
ピン数が多いSOP、QFPもスクリプトで簡単に定型的に作成できます。

Altium PCB
弊社ではSummer09から使用開始しています。
Protel時代も知っていますがP-CAD2002からの乗り換えです。
Altiumは機能が多いので最初は悩みます。
カスタマイズが可能なCADなので定型型のCADから乗り換えると拒否反応をされる方も多いようです。

弊社では50ぐらいのスクリプトを作成し、キーボードに割り付けて利用しています。
グリッド設定も手動ではなくてスクリプトで15種類ぐらいプリセットし切り替えています。
TOP面、BOT面、シルク層の切り替えもプリセットしています。
パソコン内の複数のPCBLIBの検索もスクリプトでテキスト化してデータベースとして利用しています。
定番のフットプリントは自作スクリプトで寸法を入れれば自社用の層に幅も規定値で作成できます。

STEPファイルをPCBLIB自体に貼りつけると重くなります。
通常の状態で基板設計し、途中で専用LIBを「Make PCBライブラリ」で作成後に載せています。

Query
クエリーはSCH/PCB共に関数はありますが自身ではSCHでの利用実績はありません。
PCBでは設計基準をクエリーで記述する必要があります。
デフォルトは10milで記述されているのでこれでは昔の両面基板程度しか対応できません。
べたアースをポリゴンで指定しますが0.4mm程度のクリアランスが必要です。
Track-Track同士は0.125mm近辺にします。
Pad-Track、Via-Trackも設定します。
スポークの設定などは穴径などと連動するようにします。
ミリ系で寸法を指定するために「AsMM(HoleDiameter)」を多用します。

クエリー構文はAltiumが以前はDelphiで開発されていた経緯でパスカル言語となっています。
関連資料は英文ですが、それを噛み砕いて日本語化しました。
クエリーの概要をまとめた 「クエリー構文作成の為のガイドブック」 はこちらです。
より現実的な 「クエリーの具体例」 はこちらです。

内層のポリゴンによるサーマルレリーフ接続は他の自動的で処理されているCADを参考にすると
法則がみつかります。それを図で説明すると


Air-Gap = Expansion
さらにそれらの値は穴径の1/4であること。
スポーク幅Conductor Width = Air-Gap x 1.5

[ Power Plane Connect Style ] ではこれらのことを考慮して
クエリーの値は穴径と連動することはできないのでこれを基本にして合わせこむように
ある程度の範囲で分割してクエリーの構文を記述することになります。

[ Power Plane Clearance ]
同様に穴径を0.25mm〜4mm以上までを複数に分割して設定します。

[ Power Plane Connect Style ]
スポーク幅Conductor Widthを穴サイズで1mmとか大きくしたり
逆に小さいVIAであればサーマル接続ではなくダイレクト接続に設定します。

どの場合においても穴径はmm系に統一しておいてください。
具体的には下記のように穴径を2mm以上を設定する場合は
AsMM(HoleDiameter) > 2.0
という風に記載します。

Camtastic
Altium PCBでガーバーデータを出力すると自動的に立ち上がります。
単体でも立ち上がるのでファイルインポートで対応しますがガーバーデータの方言には弱いようです。
その場合は拡張子を*.TXTなどにリネームして各行をチェックして編集するなどしてください。
リバースエンジニアリングをする場合は利用しますが専用CAMに比べると機能が少な目です。

弊社ではラッツネストをガーバーデータ化するEXCELマクロを作成し利用しています。
このファイルを後からインポートすることで他のガーバーデータと合成して印刷可能です。