鹿野山 歩け歩け大会 「第93回あじさいウォーク」


我が家の長女「みぃ」とお父さんは、鹿野山歩け歩け大会に参加したのだ。
この時期、目的地「マザー牧場」はあじさいが見頃で「あじさいウォーク」と称して毎年同時期に行われているらしい。新聞折込の地元情報誌の広告に目がとまり、今回の参加となったのだ。富津市のふもと「佐貫小学校」から「マザー牧場」まで、8kmのハイキング、大会の詳細は最後に紹介するのだ。

佐貫小学校入り口
駐車場は校内にはなくいくつか別の場所にある。駐車場から校内の受付まで歩くだけで「げっそり」のお父さんだ。先が思いやられるのだ。

受付は思ったよりも賑わっていた。かなり歩きこなしている玄人さんも遠くから参加しているようだ。
当然、我が家はお気楽極楽な格好で参加、しっかり入っていそうなヒップバッグも、みぃの着替えと暇つぶしのお菓子とお茶しか入っていないのだ。

佐貫小学校を出発し、佐貫の町をぶらぶらと抜ける。
国道沿いに古くからある醤油屋さんがある。ちょっとノスタルジックなのだ。
鹿野山、マザー牧場まで8km看板を発見。

町中を抜ける。舗装路は続く。途中「宝竜寺」から脇道へ。出発から約2kmの地点。
宝竜寺には「白雲水」なる湧水があったのだ。
飲んでみたけど、ちょっと??、なんか生ぬるかったのだ。

薄曇りのこの日、前方にはうっすらと白い山並みが見える。
あの山を越えるのだ!!。

そろそろ、みぃが飽き始め、ちょっとしたことに立ち往生する。
「ここでちょっと休憩」、「あそこまでいったら休憩」と休憩の回数が増える。
後から来る人たちに追い越され際、「頑張れっ」って励まされなんとか前進。

山道の雰囲気になってきた。

写真では舗装されていて平坦に見えるがこれで結構、勾配がきつく、しかも延々この勾配が続くのだ。
5歳児みぃには最初の難関なのだ。ドラえもんタオルを片手に息を切らせながら登る。

坂を上り切ると休憩所がある。丁度、中間、4kmの地点だ。テントの下で参加者に「ブルーベーリージュース」が振舞われる。
甘さ控えめ、なかなかさっぱりしたブルーベリージュースだ。欲をいえばもうちょっと冷えているといいのに。

休憩所を過ぎると、道は所々えぐれていて(雨で?)、大きな石がゴロゴロしていて車では入れないほど。5歳児みぃには試練だ(お父さんも意外に試練なのだ)。
草も生い茂り、「ちょっと休憩」と立ち止まれば蚊が襲撃してくる。虫よけ対策は必須なのだ。
中間地点を抜けているので何とか励ましながら先へ進む。
みぃもちょっとずつ、おふざけが無くなり「歩く」ということに真剣になり始めている。

最大の難関を越え、普通の砂利道へ出る。勾配はあるが幾分楽だ(蚊の攻撃もないし)。
登りきると久しぶりの下り坂、歩くスピードが早くなる。前方には観覧車が小さく見えた。
「やっと、ここまできたかぁ」と思う反面、「まだまだ先は長いじゃん」って感じ。
しかし、みぃも段々とやる気を出してきて、ペースも上がる。

ようやく、マザー牧場近くの車道へでる。車の通る音を聞いて、みぃとお父さんはちょっと駆け足。笑顔も飛び出す。誘導員のおじさんが、暑そうに、やる気なさそうに誘導していた。
そして「ゴール」の矢印が、マザー牧場の駐車場へ

ドラえもんのタオルを肩にかけ入り口へ最後の坂を登る。
遂に到着!!、観覧車をバックに記念撮影。
距離8km、およそ、3時間の苦あり楽ありのハイキングだったのだ。

はらぺこのみぃとお父さんは、この後、お腹いっぱい、バーベキューを食べて、思いっきり遊んだのだ。
みぃはまだ元気いっぱい、マザー牧場を満喫したのだ。

第93回あじさいウォーク情報
 主催:鹿野山歩け歩け大会実行委員会
 受付場所:佐貫小学校
 目的地:マザー牧場
 参加費:大人600円、子供500円(4歳から) ※マザー牧場は入場無料
 プレゼント:記念ワッペン、ブルーベリージュース(休憩地点)、マザー牛乳(マザー牧場)
 イベント:マザー牧場のアグロドームにて高嶋秀武氏トークショー(ニッポン放送DJ)&抽選会

■次回予告
 9月26日 サルビアウォーク