シマリスはるばる東京まで行く
〜新宿→東中野→東京駅→京都編(帰りは新幹線よっ!)

さて。ほんとのほんとにここまできてしまいました。
楽しい楽しい私の連休も今日でおしまい。
東京オフ会も、今日でおしまい。

前日午前6時まで飲んでいた私と織弥さんは、
眠すぎて活動する気力がなく。
でも、新幹線は7時半だしねぇ。
もちろん夜のね。

私は10時ぐらいに目がさめておきてしまって、
絶対ここで寝たら1日を損する気がしたのですが、
目がさめてても体が活動する力がない。
ごろごろ寝っ転がりつつ、
不毛な話、つまり結論の出ない話ばっかり延々と。
それも私が眠くて半分いねむってしゃべるもんだから、
織弥さんには、こいつまた寝るんじゃ、と思われてたみたい。

で、織弥さんに、おねーさんいいかげんにおきてやー
といわれ、
しゃあなしにおきてお風呂を借りる。
あっついシャワーを浴びれば目がさめるだろうと。
一応おきた。

織弥さんがお風呂入ってる間に荷造りをする。
いやだいやだとわめきつつ、10分で片付ける。
本気で帰りたくなかったもん。マジで。
労働の日々が待ってると思うとね。気が重いのですよ。
しまったなー逆にすればよかったとちょっと思いましたけど。
↑連休をお盆のあとに取ればよかったの意。来年はそうしよう。

とりあえず新宿まで出てごはんを食べることに。
でも、絶対おなかに何かを入れると死ぬほど眠気に襲われるんだろうな、
とかあほなことを思いつつ。

新宿駅で。
やったらめったら人が多いので。
たとえるなら、休日の梅田並み。→関西に住んでる人しかわかりませんね。
平日ですよ、平日。
何でこんなに人が多いんだ、とものすごーく私がゲソっとした顔するから、
織弥さんそれ見てバカウケしてやんの。
何がそんなにおかしいんだー。
で、愚問をぶつける。

「なんで新宿って平日やのにこんな人多いのー?」
「それは新宿だからでしょ」

↑問いと答えの関係になっているようでなってません。
つまりこのふたりの思考回路の働き具合はこんなもんだったんです。
でもこのツッコミぐあいが友人の橘鏡花のようになってきて、
気に入らない私はむかつくわ〜、を連発しまくってたし。
鏡花はひとりで十分だー。

あほなこといいつつタイムズスクエアへ。
おなかいっぱいごはんを食べる。
やっぱり、予想通り眠くなってきた。
それでも意地で、東急ハンズを見て回る。
ベッドリネン売り場で、目であんたんち夏がけぐらい買え、と訴えてみた。
なんか視線がいたい、とかわけのわからんことぬかしてたけど。
でもなぜか、ベッドリネン売り場のくせに夏がけはというか、
フトンの類が売ってなかったなぁ。

とか何とかいいながらも、やっぱり眠いので、
私が、眠たい、眠たい、と訴えるもんだから、
そんなに眠いなら帰って寝る?といわれてしまい、
そのまま新宿駅へ。

もう私のイオカードがなくなってしまってたので、
切符売り場のほうを見ると、
まーたこれ、ものすごい人で。
思いっきりいやな顔をしてしまった。
その私の顔を見た織弥さんがゲタゲタ笑ってるし。
「あなたいまほんとにいやっそーな顔したよね」といわれるし。
いやいやながらも切符を買わなきゃ電車に乗れないので、
切符を買う。

ホームに下りるエスカレーターに乗ってたら、
織弥さんがいきなりすんごい勢いで走ってるから、
なんでー、馬場で乗り換えるんちゃうの?と思ったら、
中央線各駅停車で次の東中野から帰るほうが近いらしい。
で、電車きてたので走ってはったわけです。

東中野で電車降りてもねむたい、ねむたいと言いつづける私。
やっとこさ織弥さんちに戻って、
私はベッドをぶんどって昼寝する。ごめんね、織弥さん。

一回鏡花からメールがきておきたものの、
やっぱり眠いのでまた寝る。
5時半ぐらいにのそのそとおきる。
すると、織弥さん私にベッドをとられちゃったもんだから、
自分はイスの上で爆睡してやんの。
あまりに面白い光景だったので写真とっちゃおうかと思ったけど、
かわいそうなのでやめてみた。
で、いいかげんおきなきゃやばいだろうと思ったんだけど、
このヒトどこでも眠れるB型だしなぁ。つっついたぐらいじゃ起きないよね、
と思って、ほっぺたつっついてみたら起きたからびっくりした。

まただらだらとした時間を過ごして、
今度こそほんとに京都へ帰らなきゃいけない時間になっちゃったから、
東京駅へ向かう。
カート使えばいいのにめんどい私は、
リュックしょって歩いて、ふらふらしてるもんだから、
織弥さんの腕をひっつかんでようやっと安定を保ってる状態だった。
しかもノースリとスカートとサンダルといういでたちで、
リュックしょって歩くか、みたいな。
織弥さんに、このかっこうとリュックって間違いなくあってないよね
といったら、あってない、といわれてしまった。

東京駅に行くまでの中央線快速の中で、
寝る時間引いたら48時間、よーいっしょに過ごせたな、
という話をする。
ただの友達でこんなことできるかなぁ?と私が言ったら、
ただの友達だったらこんなことできないでしょ、という返事が。
そうだよね、ただの友達じゃないよね。じゃあなんだろう?

東京駅でごはんを買い、
しばし改札前でまだくっちゃべる。
そろそろ時間になったので、
じゃあ帰るわ、ほんまありがとう、
絶対11月に来てや、カナートで待ってるし!っていうか、来い!
と言い置いて、私は改札の中へ消えました。

そっからはひたすら現実へ戻っていく時間だったと思います。
玲、姫、りんたん、やっすんさん、織弥さんにお礼のメールを打ちつつ、
やっぱり買いまくった本を消費するべく読んでいる私。
どこかで現実に戻りたくないと思っていたのかもしれません。
でも、戻らなきゃいけないのです。

織弥さんと別れて2時間半後。
私は、京都にいました。
ほんの数時間前は、私は東京にいたのにな。
もう、京都に帰ってきちゃったんだ。
夏休みも終わったんや、と思うとかなりさびしくなりました。

そして次の日から、私はまたカナートに戻りました。
みんなに、ひさしぶり!生きてたかぁ?といわれまくりました。
あんたがいんかったら静かやったわぁ、とまでいわれ。
やっと、やっと、カナートに自分の居場所ができた気がしました。
ちょっと、うれしかったです。

戻る。


Special Thanks to:
玲、姫、りんたん、やっすんさん、織弥さん。
ほんとに楽しい連休をどうもありがとう!
みんないつか京都にくるときは、
めいっぱい、おもてなしさせていただきますね!