ロシアにおける考察その7−近所のお店編

まだまだ、しつこく続ける気マンマンのロシア話第7弾です。
さて、前回の番外編、食物編で食べ物を取り上げたので、
今回は食べ物屋を含むお店について書こうと思います。

シマリスのロシアでの住所は、日本語で書くと、
ロシア国モスクワ市シャバロフカ通り36番地56号室 だったのですが。
ここは、1分ぐらい歩いたら、地下鉄のシャバロフスカヤ駅があるという、
とんでもなくよい立地でした。で、日本の駅前とロシアの駅前って、
ちょっとちがうのですよ。
日本だったら、とりあえず、駅の建物の中になんでもかんでもいれちゃう傾向がありますが、
ロシアは、駅の前がとりあえず広場になっていて、その広場に、箱みたいな店がいっぱいあります。

その、箱みたいな店にいったい何があるかといいますと、
まず、食べ物系の店が圧倒的に多いです。
その次に、微妙にジーンズショップがあったり、
微妙に電気屋があったり、
微妙にタロン売りのおばちゃんがいてたり、
微妙にCD屋があったりします。
あと、ロシアはどういうわけだか、薬局がやたらいっぱいあります。
やたらいっぱいあるもんといえば、花屋もそうかな。
あと、両替ショップ。日本に金券ショップがいっぱいあるのと一緒で、
ロシアにはそこらじゅうに、両替屋があります。
ここで扱っている通貨はだいたいドルとユーロです。
それをルーブルに換えてくれたり、その逆もあるわけです。
まぁ、でっかいところにいけば、日本円も受け取ってくれたりしますよ。

ロシアにやたら花屋が多い理由は、シマリスはよくわからんのですが、
街中を歩いていると、デート現場に出くわすことが多々あります。
すると、たいてい男の人が女の人に花あげてます。
日本では見ない光景です。
しかも、ロシア人バラがすきなのか、バラの種類がむちゃくちゃ豊富でした。
でも、値段は日本と変わらなかったです。
かくゆうシマリスも、ロシアの乾燥気候を利用して、
ドライフラワー作るのにはまってしまい、花屋に足繁く通ってました。
で、作ったドライフラワー全部日本に持って帰ったんですが、
間違えて預ける荷物に入れた上に、成田から家まで送ってしまったので、
バキバキに壊れてましたね。ショーック。ていうか、あほやし。
シマリスが一番好きだったバラは、ワインレッドのバラの上に、金粉をまぶしてあるやつでした。
これがめちゃきれいで、毎日ながめてて、
ある日ついに買いました。1本で400円ちかくしたけど。

ちなみに、タロンというのは、回数券のことです。
モスクワの場合は、バス、トロリーバス(変なアンテナがついてて、それが電線につながってるバス)、
トランバーイ(路面電車)は共通の切符がありまして、それをタロンといって売ってます。
大概は、おっちゃんおばちゃんが、机と椅子だけの簡素な屋台で売ってるんだけど、
シャバロフスカヤの場合は、人ひとりやっと入れるぐらいの箱みたいな店で売ってます。
タロンちょーだいっていうと、10枚つづりのを280円で売ってくれます。
ここでは、バス、トロリーバス、トランバーイの1か月定期も売ってます。

薬局もほんとにどういうわけだかいっぱいあります。
薬局もピンキリで、36.6みたいにちょっとした基礎化粧品までおいてるところもあれば、
くら〜〜〜い、薬しか置いてないような薬局もあります。なんでなんだろう。

というわけで、続きはまた次回…。

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