シマリスの考察その2〜ロシアってさぁ…。

はっきりいって、いいかげんである。日本より。
いいのかそんなんで、というのが頻発する。
ここでは、そんなロシアの「いいかげんさ」を考察してみよう。

1.時間を守らない。

例えば、いついつまでにビザが下りますよ、というケースを例にとろう。
ビザの場合はパスポートを取り上げられてしまうので、
その代わりの証明書が発行される。
それをよく読むと、ロシア語で、こいつのパスポートはいついつまでOVIRにあるよ。
と書かれている。
大体この日付どおりにパスポートが戻ってくるのだが、
たまにこの日付どおりに戻ってこない場合がある。
これが、たまに、と書いたが結構あって、みんな泣きそうになりながら、
自分のパスポートが戻ってくるのを待つのである。
日本だとありえませんな。

OVIR…外国人ビザ登録部の略。外国人は72時間以内に、
ロシアにいるよーという登録を受け入れ先にやってもらわないと、
不法入国扱いされてしまう。

2.時刻表がない。

ロシアの公共交通機関は大別すると次のとおり。
・メトロ(地下鉄)
・バス
・トランバーイ(路面電車)
・トロリーバス
実はこのどれにも、時刻表というものは存在しないのだ。
つまり、いつくるかわかんない。
ということは、駅や停留所で、じーっと来るまで待たなければいけない。
メトロの場合、時刻表の代わりに、前の電車が出発してから何分経った、という表示がある。
だいたい3分以内に次の電車が来る。
が、ほかのはそんなもんないので、じーっと待たないといけない。
夏ならそれでいいのだが、冬のくそ寒い中いつ来るかわからんというのは、
結構つらい。
いいのかなぁ?????

3.時々スーパーにものがない。

これはシマリスもよくあって困ったことがあるんだけど、
ほしいものが簡単に買えない時がある。
それもしょっちゅう。いや、本気で。
まぁそれも個人レベルのちっちゃい店なら許すけど、
でっかいスーパーに平気でものなかったりするからね。
その場合、ロシアでは、「あきらめのよさ」が要求される。
だってほんとにないもんはないねんもん。
ロシア人に、これある?ってきいても、ないといわれてしまえば終わり。
ほんとにロシアではあきらめのよさが命です。

まだあるんだけど、それはまた今度書きます。