旧約聖書を学ぶにあたっての注目点
イエス・キリストとのかかわり
旧約聖書の神はイエス・キリスト
イエス・キリストは新約聖書から登場し、旧約聖書には一切出ないと思われている。
しかし、旧約聖書の神エホバとして、登場している。
聖書にはエロヒム、エホバの二人の神が登場する。
日本語の聖書にはエロヒム、エホバという名前は出てこない。
エロヒムは「神」、エホバは「主」と訳されている。
当教会では、エロヒムは天の父、エホバは後のキリストであると教えている。
聖書で「主」と書かれている箇所はキリストのことだと思って良いい。
エホバはこの地球と生物を作った。
エホバは預言者を通して人類を導いて来た。
イエス・キリストの象徴
旧約聖書にはイエス・キリストを示す象徴が多く登場する。
- 小羊の犠牲:人類の贖いのためのキリストの犠牲
- 奇跡的なサラの高齢での懐妊:奇跡的なマリヤの処女での懐妊
- アブラハムがイサクを犠牲にささげた:天の父が御子キリストを犠牲にささげた
- ヨセフがユダに銀貨で売られる:キリストがユダに銀貨で裏切られる
- ヨセフがエジプトに行くことによって家族を救う:ヨセフがイエスを連れてエジプトに避難する
- モーセが赤ちゃんのとき王に命を狙われる:キリストが赤ちゃんのときにヘロデ王から命を狙われる
- 過ぎ越し(羊の血を戸口に塗って死から逃れた):キリストの贖いの血によって霊の死から逃れる
- マナ:キリストによる霊的な糧
- 竿に掲げられた青銅の蛇:十字架に掲げられたキリスト
- ヨナが大きな魚の中に3日間いた:キリストが墓に3日間葬られた
- イスラエルの王となったダビデ:イスラエルの王となるキリスト
イエス・キリストの予言
旧約聖書には、将来、地上に来るメシアの予言が多くある。
例)イザヤ53章、詩編22編など
失われた部分
失われたもの
旧約聖書から失われた教えなどがある。
- キリストの贖い
- 水に沈めるバプテスマ
- 聖霊
- サタンの存在と働き
- エノクの働き
- キリスト誕生を示す新しい星の予言
サタンの策略
書き写しや翻訳の過程で、単純ミスでによって失われたものもある。
しかし、サタンの策略によって、多くの大切な教えが失われている。
補うもの
- モルモン書
- モーセ書
- アブラハム書
- ジョセフスミス訳
聖約
聖典はイエス・キリスト対する証であり、神と人との間の契約を載せている
旧約の約は「契約」という意味。神と人の契約(聖約)を表している。
「旧約聖書」は英語ではold testament、「新約聖書」はnew testament。
testamentは、「証」という意味と「聖約」という意味を持つ。
「モルモン書」の副題は「イエスキリストについてのもう一つの証(another testament)」
もう一つの契約というとらえ方もできる。
「教義と聖約」も聖約を載せている。
契約書としての聖典
この世の契約では、契約書を交わす。(例)アパートの賃貸契約。
神との契約では、書面を残さないが、聖典には契約内容が乗っているので、聖典が契約書の役割をする。
契約書では、印鑑やサインを載せるが、神との契約では、儀式を受けることが、それに相当する。
例)バプテスマの聖約は、モーサヤ18:8-10、モロナイ4;5に書かれている。
神権を受けるときの聖約は、教義と聖約84:33に書かれている。
聖約は、人がおこなう義務と、神が施す祝福とからなる。
人が義務を果たすと、神が祝福をくださる。
例)バプテスマの聖約
人の義務:キリストの名を受け、キリストの戒めを守る。
神の祝福:聖霊の賜物、罪からの清め
アブラハムの聖約は神殿の聖約として回復されている
神殿の儀式の「エンダウメント」と「夫婦の結び固め」はアブラハムの聖約と同等のもの。
どちらも、人に昇栄を与える聖約を交わすものである。
神はアブラハムと聖約を交わし、3つの祝福を約束した。
- 土地の約束:カナン(約束の地)を受ける。
- 子孫の約束:天の星のように子孫を増す。
- 祝福者の約束:地のもろもろの国民は彼の子孫によって祝福を得る。
神はアブラハムの子のイサク(創世記26:3-4)や孫のヤコブ(創世記28:13-14)とも聖約を交わし、同じ祝福を約束した。
アブラハムの聖約は現在では神殿の聖約として回復されている。
そして、神は同じような祝福を約束をしている。
- 土地の約束:現世では、エルサレムやシオン(のステーク)に集まる。
(イスラエルの集合)
次の世では日の栄えの王国を受ける。
- 子孫の約束:現世では、家族の永遠の結び固めを受ける。
(結び固め)
次の世では、天の父母のように多くの霊の子供を持つ。
- 祝福者の約束:神権と福音により、地上と霊界を含めた全人類を祝福する者となる。
(アブラハムの福音)
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