教義と聖約109,110章 カートランド神殿

109章はカートランド神殿の奉献式の祈り、
110章はカートランド神殿で授けられた神権の鍵の話です。

大切な出来事には、いつも、ジョセフ・スミスと共に経験する人(証人)がいます。
アロン神権、メルキゼデク神権、そして、今回の神権の鍵を受け取ったとき、
オリバー・カウドリーが一緒でした。
神殿の奉献式では多くの人々が天使たちを目撃しました。

「イスラエルの集合の鍵」は、伝道に関する力を、
「結び固めの鍵」は、神殿の業に関する力を、
「アブラハムの福音の鍵」は、アブラハムの子孫に約束された祝福を授けます。
バプテスマを受けるとアブラハムの子孫に組み込まれますので、私達にも関係あります。

アブラハムの子孫に約束された祝福とは、何でしょうか。
結び固めの鍵がなかったら、なぜ、全地がのろいをもって打たれるのでしょうか。



アブラハムの福音が回復されたことによって、
神殿で交わす聖約と儀式と祝福が回復されました。

神殿の儀式でアブラハムに約束された祝福が知らされます。
特に、イニシアトリと、とばりを通るときの言葉です。

「アブラハムの福音」は昇栄(神のようになる)を得るための福音です。
必要な儀式はエンダウメントと夫婦の結び固めです。
昇栄を約束された人は、全人類に祝福を授けるための力と責任を受けます。
「救われる側」から「救う側」の立場になります。

この力を受けた人々は「選民」または「イスラエル」と呼ばれます。
「選民」とは、独占的に救われるために選ばれた人々のことではなく、
全人類を救うという神の御業をなすために選ばれた人々です。
イスラエルは「高められる」ためでなく、人を「高める」ために選ばれました。

エンダウメントで受ける「聖霊の全き」という力は、
バプテスマで受ける「聖霊も賜物」という力よりも、
高いレベルの力です、人を高めることのできる力です。

「イスラエルの集合の鍵」で、神の子供たちをシオンとステークに集め、
「アブラハムの福音の鍵」で、集めた神の子供たちに救いと昇栄の儀式を行い、
「結び固めの鍵」で、救いと昇栄の儀式で結ばれた家族を永遠に続くようにします。



・アブラハムの子孫は大いなる国民になる。
    ・アブラハムの子孫は多くなる。
    ・アブラハムの子孫は優秀な者になる。
    ・約束の地に住む。
・全人類はアブラハムの子孫と神権によって祝福を受ける。
    ・アブラハムの子孫にメシアが生まれる。
    ・アブラハムの子孫の預言者たちによって聖文(福音)が広められる。
    ・アブラハムの子孫の持つ神権により、救いと昇栄の儀式が行われる。
・アブラハムの子孫を祝福する者は祝福され、呪う者は呪われる。

*アブラハムへの約束は、アブラハムの子孫へと受け継がれる。
*アブラハムの子孫には、血族だけでなく、福音を受け入れたものも含まれる。



「アブラハムの福音」は「キリストの福音」と比べると分かりやすいです。

キリストの福音の儀式は、バプテスマと聖霊の賜物を授ける按手です。
アブラハムの福音の儀式は、エンダウメントと夫婦の結び固めです。

キリストの福音の目的は、救い(神とともに住む)を与えることです。
アブラハムの福音の目的は、昇栄(神のようになる)を与えることです。

キリストの福音は、人を救われる者にします。
アブラハムの福音は、人を救う者(祝福する者)にします。

キリストの福音は、「聖霊の賜物」という力を与えてくれます。
アブラハムの福音は、「聖霊の全き」という力を与えてくれます。

聖霊の賜物は、聖霊を通して、神様から、導き、助け、
癒し、慰め、平安などを受ける力です。
主に、自分自身のために使われる力です。

聖霊の全きは、神様の御業の全てを行う力。
この力により、神様の子供たちを集め、
救いと昇栄に至る聖約と儀式に導き、
神様の子供たちを結び固め、
結び固められた神様の子供たちが住まう神の王国
(シオン)を築くことができます。
霊界を含めた全人類に祝福をもたらす力です。



イスラエルの集合の鍵
    ・四方からのイスラエルの集合
    ・北の地からの10部族の導き
    ・離れ離れになったイスラエルを元に戻す。
    ・神の王国を築き人々を導き入れる。
    ・福音を受け入れるようすべての人を招く。(伝道)
    ・バプテスマと確認
    ・散らされたユダヤ人(ユダ部族)がパレスチナに戻る
    ・ヨセフなどのその他の部族はアメリカ(シオン)に集合する。
    ・キリストの教会に加わった人々は、それぞれの地域の教会
      (シオンのステーク)に集合する。
    ・イスラエルの集合を述べたモルモン書の出現する。
    ・全世界に福音が宣べ伝えられる。(外国への伝道)
        ・国やその統治者に対して、主の御業の門を開く。
        ・宣教師はエンダウメントで高いところから力を受ける。
        ・宣教師は外国語の習得で助けを受ける。(異言の賜物)
    ・交通機関、通信機器が発達して、福音を広める速度が加速した。
      また、物理的に1箇所に集まらなくても、預言者の言葉をすぐ聞くことができるよ
      うになった。そのため、散乱したままで、集合することができる。
    ・世界各地にイスラエルの子孫である証拠が見つかった。例)日ユ同祖論
    ・行方知れずの10部族が帰ってくる。
    ・福千年になると、地球上にキリストが治める神の王国が建てられ、そこに集合する。
    ・福千年後の最後の裁きのあとは、地球が日の栄えの王国になり、そこに住む。
    ・私たちが昇栄したあとは、自分の王国を持つことができる。
      つまり、神のように自分の宇宙を創造できる。
アブラハムの福音の鍵
    ・わたしたちと子孫によってわたしたちの後の時代のすべての者が祝福を受ける
    ・神様の子供たちを神様の元に戻す。
    ・昇栄して天の父母のようになる。
    ・人々を祝福する者となる。
    ・イエス・キリストの福音に従って生活する。(聖徒の完成)
      助けの必要な人々の世話をする。(ミニスタリング)
    ・エンダウメントと夫婦の結び固め
    ・ユダの子孫からキリストが出た。
    ・ユダヤ人は聖書を記し世界に広めた。
    ・ヨセフの子孫であるニーファイ人はモルモン書を記し、
      ヨセフの子孫であるジョセフ・スミスはモルモン書を翻訳し、世界に広めた。
    ・教会員も含むアブラハムの子孫は福音と神権を持つ。
      神権の権能によって、すべての国民に福音を宣べ伝え、救いと昇栄に導く。
    ・偉業をなした人物にユダヤ人が多い。
      (ユダヤ人の人口は全世界の0.2%だが、ノーベル賞受賞者は全受賞者の20%。)
    ・私たちが昇栄したあとは、私たちは自身の霊の子供たちに祝福を与えるものとなる。
結び固めの鍵
    ・先祖の心を子孫に、子孫の心を先祖に向けさせ、全地がのろいをもって打たれることのないようにする
    ・死によって離れ離れになった家族を元に戻す。
    ・家族を永遠に結ぶ。(神殿・家族歴史)
    ・親子の結び固め
    ・祝福師の祝福でのイスラエルのどの部族かの血統の宣言が行われる。
    ・先祖を探求することへの関心が高まった。
    ・家族のきずなを強めることが注目された。
    ・霊界と現世の間の関係が深まっている。
    ・私たちが昇栄したあとは、私たちは多くの霊の子供たちをもうける。



申命5:16
あなたの神、主が命じられたように、あなたの父と母とを敬え。
あなたの神、主が賜わる地で、あなたが長く命を保ち、
さいわいを得ることのできるためである。

ラッセル・M・ネルソン、「救いと昇栄」 総大会2008年4月より抜粋

  世界の至る所で、家族はますます攻撃されています。家族が崩壊すれば、政治、経済、
  社会の多くの仕組みも崩壊します。また、輝かしい永遠の可能性が実現されないこと
  になります。

ジョセフ・フィールディング・スミス、「結び固めの力と神殿の祝福」

  結び固めの権能が回復されたことで、地球はイエス・キリストの来臨の時にことごと
  く荒廃することから救われる。

  もしエリヤが来ていなければ、過去のすべての働きは何ら用をなさなくなると考えざ
  るを得ません。なぜなら主はそのような状況下では、自らの来臨の時に全地がことご
  とく荒廃すると言われたからです。そのためにエリヤの使命は、世にとって非常に重
  要なものとなりました。大切なのは死者のためのバプテスマだけではありません。両
  親の結び固めと、子供と両親の結び固めも重要なのです。それは、時の初めから終わ
  りまで、神権時代と鍵と力と栄光のすべての、ことごとくの、完全な和合と結合が成
  し遂げられなければならないからなのです。もしこの結び固めの力が地上になければ、
  主が来られるとき、至る所に混乱が見られ、無秩序が秩序に取って代わることになる
  でしょう。もちろんそのようなことはあり得ません。なぜなら神の王国では万事が完
  全な律法によって統治され、制御されているからです。

  なぜ地球は荒廃するのでしょうか。死者のための業が行われて、先祖と子孫の間に固
  いつながりがもたらされなければ、わたしたちは皆、退けられることになります。さ
  らに神の業全体が頓挫し、ことごとく荒廃することでしょう。もちろん、そのような
  状況になることはあり得えません。

  この結び固めの権能の回復は、イエス・キリストの来臨の時に全地が荒廃することが
  ないようにするためのパン種として働くものです。この事実をわたしたちの心に固く
  またはっきりととどめることができれば、キリストの来臨の際に結び固めの力がこの
  地上に存在しないなら、この上ない混乱と不幸を生じるようになることが容易に理解
  できるのです。

人類が歴史から学べることは、人類が歴史から学んで来なかったということだ。
先祖に心を向けるというのは、先祖が経験したことを教訓として、
失敗を繰り返さないことだ。
聖典も先祖が残した記録なので、それから学ばなくてはならない。
そうしないと、愛のない人ばかりの社会、争いの絶えない社会が出来てしまう。
家庭は愛をはぐくむ場所なので、家庭が崩壊してしまうと、社会も崩壊する。
そうすると、主が再び来られる時には、この地上に悪人だけになってしまう。

死者の儀式が、始まり、霊界と地上の交流が活発になる。
地上でも霊界からの天使(先祖)の守りと援助を得られる。
エンダウメントを受けた霊界の人々は、ひとやへの伝道、
地上での天使の働きができるようになる。
家庭中心、教会サポート、霊界サポート。



神殿の聖約を通して得られる祝福

    ・主の宮で,主はわたしに御自身を現してくださり,
      主の力を感じることができる。
    ・すべてが主の名によって行われる。
    ・成長と、聖霊の全きを得る。
    ・神殿が祈りの家、断食の家、信仰の家、学びの家、栄光の家、秩序の家、神の家、
      私達の家となる。
    ・悪の組織から守られる。
    ・神からの恵み、啓示や示現
    ・神の力、天使の助け。
    ・迫害から助けられる。悪人は裁きを受ける。
    ・神の力を受け、真理を伝え、シオンとステークに人々を導く。
    ・研究と信仰によって学問を修める。
    ・神殿が清く保たれる。
    ・試練にある者が慰めと平安を受ける。
    ・国の政治家と憲法が良いものになる。
    ・福音を宣べ伝えるとき、人々から好意を得る。
    ・福音と神権が回復し、真理が全地に広がる
    ・ユダヤ人がパレスチナに帰還する。
    ・ユダヤ人がキリストの福音を受け入れる。
    ・シオンとステークが発展し、全知に満ちる。
    ・主の再臨のとき、天に引き上げられ、主に会う。
    ・主の再臨と福千年が来て、天の群れとともに喜ぶ



神殿に現れたイエス・キリスト

    ・目は燃える炎のよう、頭髪は清らかな雪のように白く、顔は光り輝いていた。
      声は大水の奔流のとどろきのよう。
    ・天父に対する弁護者。
    ・主は神殿を受け入れた。
    ・主は神殿で姿を現し、主の声をもって語る。
    ・神殿で数々の祝福と、エンダウメントが授けられる。


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