教義と聖約93章 神の英知、光と真理

英知とは
・光と真理である。
・人が霊の子供としてもうけられる前から存在していた霊の元素である。
・創造されることも、作られることもないものである。
・神がそれを置かれた領域において独立している。



これにより、次のような質問の答えが分かる。
「なぜ神はルシフェルとそれに従った霊たちのような悪い性質をもつ霊を造ったのか。
全ての霊をキリストのような優れた霊に作ればよかったのではないか。」

英知は神によって作られたものでなく、それぞれ個性があった。
神はその英知を元に人の霊を造り、それぞれ独立したものとした。
そのため、人には個性が生じ、違った自由意志の使い方をする。
全ての者が善を選ぶとは限らない。



光とは
・神から発せられ、万物に命と与えるエネルギーや力。
・天においても地上においても万物が治められる律法である。
・人々が福音の真理を理解し、救いに至る福音の道を歩めるように助けを与える。
・人生においてすべての人を善に向かわせる力である。良心とも呼ばれる。



真理とは
・だれにとっても変わらない(普遍)知識であり、
 過去、現在、未来を通して変わらない(不変)知識。

真理はいろいろな説があって、多数決で決まるものではないし、
時代によって変わるものでもない。

進化論にはいろいろな説があり、また、時代によって変化してきた。
しかし、神が生物や人類を作ったという教えは普遍で不変の真理だ。

御霊によって、絶対的な真理を教えられ、知ることができる。



植物が光と養分を受けることによって、成長するように、
私たちの霊は光と真理を受けることによって、成長する。

天から与えられる光と真理は、神様からの恵みだ。
この恵みを受け続けることによって、完成へと導かれる。

恵みとは
・信仰を実践し、悔い改め、全力を尽くして戒めを守る人に神から授けられる力。
  この力によって、人はこの世で数々の祝福を受け、永遠の命と昇栄を授かることができる。
  このような神聖な助けや力は、神の憐れみと愛を通して授けられる。
  アダムの堕落と、人間としての弱さのゆえに、人は皆、神の恵みを必要としている。
・神の力を受け続け、そのことから学び、成長することによって、完全になる。



ジョセフ・スミスは次のように教えている。
「はしごを登るときは,いちばん下から始めて,一段ずつ登って行かなければなり
ません。そしてついには,いちばん上の段にたどり着くのです。福音の原則も同じ
です。第一のものから始めなければならず,昇栄に関するすべての原則を学ぶまで
続けていくのです。」

天父と御子は、人間の中に栄光に満ちた性質、神のような特質を認めている。

キリストが初めに天父とともにいれたように,人間も初めに天父とともにいた。

主が恵みに恵みを受け続け、ついに完全を受けられたように、人間も恵みに恵み
を加えられる。



預言者ジョセフ・スミスは次のように教えている。
「神の性質を理解しなければ,人は自分自身を理解することができません。」



93章で印象的な聖句

12 また、わたしヨハネは、彼が最初から完全は受けず、恵みに恵みを加えられたのを見た。
13 彼は最初から完全は受けず、恵みに恵みを受け続け、ついに完全を受けられた。
14 このようにして、彼は神の子と呼ばれた。彼は最初から完全は受けられなかったから
   である。

20 あなたがたは、わたしの戒めを守るならば、父の完全を受け、わたしが父によって受
   けているように、あなたがたはわたしによって栄光を受けるからである。それゆえ、
   わたしはあなたがたに言う。あなたがたは恵みに恵みを加えられるであろう、と。

23 あなたがたも初めに父とともにおり、御霊すなわち真理の御霊であった。
24 真理とは、現在あるとおりの、過去にあったとおりの、また未来にあるとおりの、物
   事についての知識である。

28 神の戒めを守る者は真理と光を受け、ついに真理によって栄光を受けて、すべてのこ
   とを知るようになる。
29 人もまた初めに神とともにいた。英知すなわち真理の光は、創造されることも、作ら
   れることもなく、実にそうすることのできないものである。
30 すべての真理は、神がそれを置かれた領域において独立し、それ自体で作用する。
   すべての英知も同様である。そうでなければ、存在というものはない。

33 人は霊である。元素は永遠であり、分離しないように結合した霊と元素は、満ちみち
る喜びを受ける。
34 これらが分離するとき、人は満ちみちる喜びを受けることはできない。

36 神の栄光は英知である。言い換えれば、光と真理である。
37 光と真理はあの悪しき者を捨てる。



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