2023年10月総大会 預言者からのメッセージ

・日の栄えの考え

  1世紀の人生で、天の御父の計画が素晴らしいものであること、わたしたちがこの世で行
  うことが実に重要であること、そして救い主の贖罪が御父の計画を可能にするということ
  を学んだ。

  背中のけがによる激しい痛みにより、ゲツセマネでのイエス・キリストの苦しみに対する
  認識が深まり、救い主の偉大さについて深く考えるきっかけとなった。
  キリストの贖罪の賜物に対して、より深い感謝の念を感じた。
  救い主は、必要なときにわたしたちを慰め、癒し、救うことができるように、あらゆる苦
  痛と苦難と試練を受けた。
  キリストの贖罪により、神がその子供たちのために用意された計画は完全なものとなる。

  神の計画を理解すると、人生から不可解なことがなくなり、未来から不確実なことが取り
  除かれる。

  「明日は死ぬ身なのだから、飲み食いし、楽しみなさい。そうすれば、わたしたちは幸せ
  だ。」これは根拠のない考えで、この世で最もとんでもない嘘の一つ。

  「日の栄の考え」を抱くということは、霊的な思いを抱くこと。
  霊的な思いを抱くことは永遠の命である。

  現世は、永遠にわたる最も重要な事柄を選択することについて学ぶ、特別なクラス。
  皆の選択が、3つのことを決定する。
  ・永遠にわたりどこで生活するか
  ・永遠にわたりどのような肉体で復活するか
  ・どのような人と永遠に生活するか

  神殿で夫婦として結び固められ、聖約を守る男女だけが、永遠にわたり結ばれる。
  深く考えずに星の栄えの律法に従った生活を選択する人は、星の栄えの肉体で復活する。
  自分の家族と永遠に生活しない道を選んでいる。

  長い目で、永遠の観点から見る。イエス・キリストを第一にする。
  永遠の命は、主と主の贖罪に対する信仰と主の律法に対する従順さにかかっている。
  主の律法に対する従順さは喜びに満ちた生活へ、永遠の報いへと導いてくれる。

  次のとき日の栄えの考えを持ってほしい。
  ・ジレンマに直面する
  ・誘惑による試しを受ける
  ・人生や大切な人のせいで落胆する
  ・年若くして亡くなる人がいる
  ・重い病から回復しない人がいる
  ・生活のプレッシャーが押し寄せてくる
  ・事故やけがから快復する途上にある

  日の栄えの考えに集中するとき、敵対するものに出会うことを覚悟してほしい。

  日の栄えの考えを抱くと、心が徐々に変わる。
  もっと頻繁に、もっと心を込めて祈りたいと思う。
  祈りを買い物リストのようにしないでほしい。
  祈りを天父との生きた話し合いにするべき。
  ジョセフ・スミスがリバティーの監獄に捕らえられたとき、ジョセフに、日の栄えの考え
  を抱き、当時のひどい苦難に焦点をあてずに、永遠の報いを心に描くように教えた。

  日の栄えの考えを抱くと、選択の自由を奪うものを避けるようになる。
  ゲームやギャンブル、借金、アルコール、怒り、ポルノグラフィー、性行為、食べ物に
  依存することを避ける。
  依存症と闘っている人は、必要に応じて、霊的および専門的な援助を求めてほしい。

  日の栄えの考えは、純潔の律法に従えるように助けてくれる。
  敵対者の最も執拗な誘惑の多くは、道徳的な清さを汚すこと。
  不道徳は、最も早く証を失わせる行為の一つであり、不貞を働く人が日の栄えの王国に入ることはない。
  天父は神聖な力を使うための明確な指針を定めた。
  肉体的な親密さは、互いに結婚している男女間にのみ認められる。
  道徳に関する決定をくだすときは、日の栄えの考えを持ってほしい。
  もし純潔の律法に反することをしていたら、悔い改めてほしい。
  キリストのもとに来て、罪を完全に悔い改め、完全な赦しという約束を受けてほしい。

  日の栄えの考えを抱くと、試練や逆境を新たな視点で見る助けとなる。
  大切な人が真理を攻撃するとき、日の栄えの考えを持ち、自分の証を疑わないでほしい。
  信仰がない人々からの助言を決して受け入れないでほしい。
  預言者、聖見者、啓示者から、聖霊のささやきから、導きを受けてほしい。
  個人の啓示を受けるための能力を高めるような霊的活動を行ってほしい。

  日の栄えの考えを抱くと、信仰が増大する。
  若い研修医のとき、什分の一の納め漏れに気づいて、すぐに納めた。
  什分の一はお金ではなく、信仰の問題であると学んだ。
  天の窓が開かれ始めた。その後何度も仕事の機会に恵まれた。
  什分の一は、納めるのに信仰が必要であり、神と御子を信じる信仰を築く。

  性的な事柄への関心が強く、政治と結びついた世にあって、
  道徳的な生活を選択することが、信仰を築く。

  神殿は、啓示の場。日の栄えの生活に向かって成長する方法が示される。
  より大きな主の力を受ける。人生の課題や最も複雑な問題を解決するための導きを受ける。
  日の栄えの考えを抱けるようにするために神殿が必要。

・神殿

  世界の各地に20の新しい神殿を建設する計画を発表した。
  日本の大阪やモンゴルのウランバートルなど。
  ネルソン大管長が2018年に大管長になって以来、153の新しい神殿を発表した。
  奉献済、建設中、発表済を含めて335に達した。
  => 「神殿一覧」

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