先祖、家族との絆

聖書の神は古来から家族を大切にするよう伝えてきた。

聖書には、ところどころに系図が載せられている。
例)創世記5,10,11,25,36,46,歴代志上1-8,マタイ1,ルカ3

聖典には、家族を大切にすることが、安全を保ち、地が荒廃するのを防ぐと書かれている。
「主が賜わる地で、長く命を保ち、さいわいを得る」(申命5:16)
「のろいをもってこの地を撃つことのないようにする」(マラキ4:5-6)
「そうでなければ、主の来臨の時に、全地はことごとく荒廃する」
  (ジョセフ・スミス歴史1:38-39)

このように、古来、ユダヤ人は先祖とのつながりを大切にしてきた。

人類が歴史から学べることは、人類が歴史から学んで来なかったということだ。
先祖に心を向けるというのは、先祖が経験したことを教訓として、
失敗を繰り返さないことだ。
聖典も先祖が残した記録なので、それから学ばなくてはならない。
そうしないと、愛のない人ばかりの社会、争いの絶えない社会が出来てしまう。
家庭は愛をはぐくむ場所なので、家庭が崩壊してしまうと、社会も崩壊する。
そうすると、主が再び来られる時には、この地上に悪人だけになってしまう。

また、現代の預言者への啓示では、アダムとエバに至る家族の結び固めの鎖が、
天父とキリストにつながれることが明らかにされている。

一方、現在の一般的なキリスト教会では、福音を知る機会のなかった先祖には救いがない
と、主張していて、家族や先祖とのつながりについては、関心を示さない。

末日聖徒イエス・キリスト教会は家族と先祖とのつながりを大切にするという聖書の教え
を現在に回復している。

神殿での儀式は家族に関するものである。
カートランド神殿で回復された3つの神権の鍵が神殿の儀式に関与する。

・イスラエルの集合の鍵
  この鍵は、エンダウメントに関係している。
  この儀式によって、イスラエルを集める力が与えられる。
  宣教師は伝道活動する前にエンダウメントを受けてこの力を得る。
  これによって、私たちはイスラエルという大家族に加わる。

・アブラハムの福音の鍵
  この鍵は、日の栄えの結婚に関係している。
  これによって、私たちは昇栄したのち、霊の子供を設けて、
  神のように霊の家族を作ることができる。

・結び固めの鍵
  この鍵は、親子の結び固めに関係している。
  これによって、私たちの家族が先祖とともに永遠に結び固められる。

「いかなる成功も家庭の失敗を償うことはできない。」
(No other success can compensate for failure in the home.)
これはイギリスの政治家、ベンジャミン・ディズレイリ
(Benjamin Disraeli:1804〜81)の言葉である。
末日聖徒イエス・キリスト教会、第9代大管長、
デビッド・O・マッケイは、この格言を好んで使っていた。
そのため、これを彼のオリジナルだと勘違いしている教会員が多い。
ベンジャミン・ディズレイリはユダヤ人である。
家族や先祖を大切にする伝統はユダヤ人の中に残っている。
ちなみに、Disraeliの中にisraelが隠れている。
これはイスラエルから来たものという意味である。


ネズミの楽園実験(UNIVERSE25) エリヤが来なければ、全地はことごとく荒廃すると言われているが、 実際、どのように荒廃するのかを実証するような実験がある。 【動画]食料∞・病気や天敵ナシ環境での生物の結末 雄雌4組のネズミを、食べ物、水が充分にあり、温度も快適、病気や天敵もない、居住 スペースも充分にある環境に置いた。 しばらくは、順調に数を増やし、繁栄していったが、やがて次のような弊害が発生した。 ・雄の間に争いが生じ、強い雄と弱い雄の間で格差が生まれた。 ・少数の強い雄は広い場所を占有し、大多数の弱い雄は狭い場所に密集した。 ・強い雄と、その雄のハーレムに入れた雌だけが普通に子供を作っていったが、  弱い雄と、ハーレムに入れなかった雌は子供を作ることに消極的になった。 ・ストレスにより、流産や不妊の雌が増えた。 ・ストレスにより、狂暴化するものや無気力になる者が多くなった。 ・社会全体に子供や弱い者に対する虐待が生じた。 ・性が乱れた。手当たり次第に雌を求愛する者。ストーカー。小児性愛者。同性愛者。 ・努力しなくても飲み食いできるので、食べることと寝ることしかしない者が、  大多数を占めた。これらは生殖活動をまったくしなかった。 ・4000匹が充分暮らせるスペースがあったが、2000匹を頂点に減少し始めた。 ・やがて、社会全体が子供を作らなくなり滅んだ。 物質的な原因では、滅ばない環境だったのに、社会的な原因で滅んだのである。 エリヤの霊(家族を作りたい、家族を大切にしたい、先祖や子孫に心を向けたいという 気持ち)が無ければ、人類は、このネズミたちのように、野生の本能のままにふるまい、 社会が滅んでしまう。 現在の日本の社会の状況を見ていると、食べ物は豊富にあり、水も水道の蛇口をひねれば、 簡単に手に入る。快適な家に住み、病気になっても医療が発達していてすぐ治療できる。 都会に住んでいれば危険生物に遭うこともない。しかし、貧富の格差、貧しくて結婚を あきらめた若者、少子化、子供の虐待・育児放棄、性の乱れ(ストーカー行為、同性愛、 多数との性交渉)、ストレスで精神を病む者、いじめや憎しみや争いなどがあり、実験 の結果のように、絶滅に向かって進んでいるように感じられる。 モルモン書では、富への執着心と性的不道徳が、社会を荒廃させたことが記録されている。 モルモン書に出てくるヤレド人やニーファイ人は、この実験のネズミのように滅んだ。 以下の動画は同じ内容を別の人が解説したもの ・人類滅亡を意味する実験人類の絶滅を予測した恐ろしい研究何度やっても人類滅亡を証明してしまう恐怖の実験人類の絶滅を予想した悪魔の実験
参考聖文 出エジプト20:12 あなたの父と母を敬え。 これは、あなたの神、主が賜わる地で、あなたが長く生きるためである。 申命5:16 あなたの神、主が命じられたように、あなたの父と母とを敬え。 あなたの神、主が賜わる地で、あなたが長く命を保ち、 さいわいを得ることのできるためである。 モーサヤ13:20 あなたの父と母を敬いなさい。 主なるあなたの神があなたに与える地で、末長く暮らせるためである。 マラキ4:5-6 見よ、主の大いなる恐るべき日が来る前に、わたしは預言者エリヤをあなたがたにつかわす。 彼は父の心をその子供たちに向けさせ、子供たちの心をその父に向けさせる。これはわた しが来て、のろいをもってこの国を撃つことのないようにするためである。 3ニーファイ25:5-6 見よ、主の大いなる恐るべき日が来る前に、わたしは預言者エリヤをあなたがたに遣わす。 彼は先祖の心を子孫に向けさせ、子孫の心をその先祖に向けさせる。これは、わたしが来 て、のろいをもって地を打つことのないようにするためである。 ジョセフ・スミス歴史1:38-39 見よ、主の大いなる恐るべき日が来る前に、わたしは預言者エリヤの手によってあなたが たに神権を現そう。 彼は先祖に与えられた約束を子孫の心に植え、子孫の心はその先祖に向かうであろう。 そうでなければ、主の来臨の時に、全地はことごとく荒廃するであろう。 教義と聖約110:13-15 この示現が閉じた後、もう一つの大いなる栄えある示現が突如わたしたちに開かれた。死 を味わうことなく天に取り去られた預言者エリヤが、わたしたちの前に立って言った。 「見よ、マラキの口を通して語られた時がまさに来た。」マラキとは、主の大いなる恐る べき日が来る前に彼(エリヤ)が遣わされ、先祖の心を子孫に、子孫の心を先祖に向けさ せ、全地がのろいをもって打たれることのないようにする、と証した人である。
参考文書 『歴代大管長の教え―ブリガム・ヤング』363-364   神の王国が力と栄光と完全さをまとって地上に確立され、長きにわたって世にはびこ   った悪の支配が征服される福千年の時代には、神の聖徒は神殿を建設して、そこに参   入し、過去にそうであったように、神の宮の柱となります。そして彼らは自分たちの   先祖のための儀式を執行するのです。それから、わたしたちは自分の友人たちが近づ   いて来るのを見るでしょう。恐らくその中には、ここで知り合っている人々もいるこ   とでしょう。さらにわたしたちは啓示を与えられて、人類の最初の両親アダムとエバ   に至るまでの先祖をはっきりと知り、神の宮へ参入し、彼らのために儀式を執行する   のです。そして、アダムにさかのぼって鎖が完全になるまで、親子の結び固めが行わ   れ、それによって、アダムから最後の時までの神権の完全な鎖ができるようになるの   です。」 ジョセフ・F・スミス、 Millennial Star、1906年10月4日付、629   神殿・家族歴史活動は、家族を一つに結びます。夫と妻、両親と子供たちは神聖な神   殿の儀式によって結び固めを受けることができます。この手順を踏む目的は、神の家   族の鎖のすべてが1本の鎖としてつながり、神とキリストの家族となることです。 ジョセフ・フィールディング・スミス、「結び固めの力と神殿の祝福」   結び固めの権能が回復されたことで、地球はイエス・キリストの来臨の時にことごと   く荒廃することから救われる。   もしエリヤが来ていなければ、過去のすべての働きは何ら用をなさなくなると考えざ   るを得ません。なぜなら主はそのような状況下では、自らの来臨の時に全地がことご   とく荒廃すると言われたからです。そのためにエリヤの使命は、世にとって非常に重   要なものとなりました。大切なのは死者のためのバプテスマだけではありません。両   親の結び固めと、子供と両親の結び固めも重要なのです。それは、時の初めから終わ   りまで、神権時代と鍵と力と栄光のすべての、ことごとくの、完全な和合と結合が成   し遂げられなければならないからなのです。もしこの結び固めの力が地上になければ、   主が来られるとき、至る所に混乱が見られ、無秩序が秩序に取って代わることになる   でしょう。もちろんそのようなことはあり得ません。なぜなら神の王国では万事が完   全な律法によって統治され、制御されているからです。   なぜ地球は荒廃するのでしょうか。死者のための業が行われて、先祖と子孫の間に固   いつながりがもたらされなければ、わたしたちは皆、退けられることになります。さ   らに神の業全体が頓挫し、ことごとく荒廃することでしょう。もちろん、そのような   状況になることはあり得えません。   この結び固めの権能の回復は、イエス・キリストの来臨の時に全地が荒廃することが   ないようにするためのパン種として働くものです。この事実をわたしたちの心に固く   またはっきりととどめることができれば、キリストの来臨の際に結び固めの力がこの   地上に存在しないなら、この上ない混乱と不幸を生じるようになることが容易に理解   できるのです。 ラッセル・M・ネルソン、聖徒の道1998年7月号 38   エリヤは先祖の心を子孫に、子孫の心を先祖に向けさせるために訪れました。この出   来事によって、世代間に生まれる自然な愛が豊かにはぐくまれることになりました。   この回復に付随するのがエリヤの霊と呼ばれているものです。言葉を換えれば、家族   が神聖な起源を有していることを証する聖霊の現れです。エリヤの訪れを契機に、宗   教に関係なく全世界の人々は亡くなった親族の記録を猛烈な勢いで集め始めました。   エリヤが訪れたのは先祖の探求を奨励するためだけではありませんでした。家族がこ   の世の境を越えて永遠に結ばれることを可能にしたのです。実のところ、わたしたち   が先祖を探求するほんとうの理由は家族に永遠の結び固めを受ける機会を提供するこ   とです。 ラッセル・M・ネルソン、「救いと昇栄」 総大会2008年4月より抜粋   世界の至る所で、家族はますます攻撃されています。家族が崩壊すれば、政治、経済、   社会の多くの仕組みも崩壊します。また、輝かしい永遠の可能性が実現されないこと   になります。   この教会のいかなる男性も、ふさわしい女性と結び固められないかぎり、日の栄えの   最高の位を得ることはできません。この神殿の儀式を受けることによって、夫と妻の   両方が最終的な昇栄を得られるようになります。   昇栄に備える家族の責任について話し合うときに、母親と父親と子供について話すだ   けでは不十分です。祖父母やそのほかの先祖たちについてはどうでしょうか。わたし   たちは先祖なしには完全になれず、先祖もわたしたちなしには完全になれないことを、   主は明らかにされました。結び固めの儀式は昇栄するために欠かせません。妻は夫と   結び固められる必要があります。子供は両親と結び固められる必要があります。また、   すべての人は先祖とつながる必要があります。   現世は救いと昇栄に備える時です。神の永遠の計画において、救いは個人の問題であ   り、昇栄は家族の問題です。

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