マラキ(聖典比較)

マラキ書は、末日聖徒の間では、什分の一やエリヤについて書かれていることで知られて
いる。
イエス・キリストがアメリカ大陸を訪れたとき、マラキ書3章と4章を引用された。
またモロナイがジョセフ・スミスに訪れたとき、マラキ書4章の一部を引用した。

マ:マラキ書 ニ:3ニーファイ ジ:ジョセフ・スミス歴史(教義と聖約2章)

マ01:01 マラキによってイスラエルに臨んだ主の言葉の託宣。
マ01:02 主は言われる、「わたしはあなたがたを愛した」と。ところがあなたがたは言う、
        「あなたはどんなふうに、われわれを愛されたか」。主は言われる、「エサウは
        ヤコブの兄ではないか。しかしわたしはヤコブを愛し、
マ01:03 エサウを憎んだ。かつ、わたしは彼の山地を荒し、その嗣業を荒野の山犬に与え
        た」。
マ01:04 もしエドムが「われわれは滅ぼされたけれども、荒れた所を再び建てる」と言う
        ならば、万軍の主は「彼らは建てるかもしれない。しかしわたしはそれを倒す。
        人々は、彼らを悪しき国ととなえ、とこしえに主の怒りをうける民ととなえる」
        と言われる。
マ01:05 あなたがたの目はこれを見て、「主はイスラエルの境を越えて大いなる神である」
        と言うであろう。
マ01:06 「子はその父を敬い、しもべはその主人を敬う。それでわたしがもし父であるな
        らば、あなたがたのわたしを敬う事実が、どこにあるか。わたしがもし主人であ
        るならば、わたしを恐れる事実が、どこにあるか。わたしの名を侮る祭司たちよ、
        と万軍の主はあなたがたに言われる。ところがあなたがたは『われわれはどんな
        ふうにあなたの名を侮ったか』と言い、
マ01:07 汚れた食物をわたしの祭壇の上にささげる。またあなたがたは、主の台は卑しむ
        べき物であると考えて、『われわれはどんなふうに、それを汚したか』と言う。
マ01:08 あなたがたが盲目の獣を、犠牲にささげるのは悪い事ではないか。また足のなえ
        たもの、病めるものをささげるのは悪い事ではないか。今これをあなたのつかさ
        にささげてみよ。彼はあなたを喜び、あなたを受けいれるであろうかと、万軍の
        主は言われる。
マ01:09 あなたがたは、神がわれわれをあわれまれるように、神の恵みを求めてみよ。こ
        のようなあなたがたの手のささげ物をもって、彼はあなたがたを受けいれられる
        であろうかと、万軍の主は言われる。
マ01:10 あなたがたがわが祭壇の上にいたずらに、火をたくことのないように戸を閉じる
        者があなたがたのうちに、ひとりあったらいいのだが。わたしはあなたがたを喜
        ばない、またあなたがたの手からささげ物を受けないと、万軍の主は言われる。
マ01:11 日の出る所から没する所まで、国々のうちにわが名はあがめられている。また、
        どこでも香と清いささげ物が、わが名のためにささげられる。これはわが名が国
        々のうちにあがめられているからであると、万軍の主は言われる。
マ01:12 ところがあなたがたは、主の台は汚れている、またこの食物は卑しむべき物であ
        ると言って、これを汚した。
マ01:13 あなたがたはまた『これはなんと煩わしい事か』と言って、わたしを鼻であしら
        うと、万軍の主は言われる。あなたがたはまた奪った物、足なえのもの、病める
        ものを、ささげ物として携えて来る。わたしはそれを、あなたがたの手から、受
        けるであろうかと主は言われる。
マ01:14 群れのうちに雄の獣があり、それをささげると誓いを立てているのに、傷のある
        ものを、主にささげる偽り者はのろわれる。わたしは大いなる王で、わが名は国
        々のうちに恐れられるべきであると、万軍の主は言われる。

        解説)当時の祭司たちは、傷のある動物や病弱の動物を神殿で犠牲としてささげ
              ていた。これは主が禁じておられたことだった。

マ02:01 祭司たちよ、今この命令があなたがたに与えられる。
マ02:02 万軍の主は言われる、あなたがたがもし聞き従わず、またこれを心に留めず、わ
        が名に栄光を帰さないならば、わたしはあなたがたの上に、のろいを送り、また
        あなたがたの祝福をのろいに変える。あなたがたは、これを心に留めないので、
        わたしはすでにこれをのろった。
マ02:03 見よ、わたしはあなたがたの子孫を責める。またあなたがたの犠牲の糞を、あな
        たがたの顔の上にまき散らし、あなたがたをわたしの前から退ける。
マ02:04 こうしてわたしが、この命令をあなたがたに与えたのは、レビと結んだわが契約
        が、保たれるためであることを、あなたがたが知るためであると、万軍の主は言
        われる。
マ02:05 彼と結んだわが契約は、生命と平安との契約であって、わたしがこれを彼に与え
        たのは、彼にわたしを恐れさせるためである。彼はすでにわたしを恐れ、わが名
        の前におののいた。
マ02:06 彼の口には、まことの律法があり、そのくちびるには、不義が見られなかった。
        彼は平安と公義とをもって、わたしと共に歩み、また多くの人を不義から立ち返
        らせた。
マ02:07 祭司のくちびるは知識を保ち、人々が彼の口から律法を尋ねるのが当然である。
        彼は万軍の主の使者だからだ。
マ02:08 ところが、あなたがたは道を離れ、多くの人を教えてつまずかせ、レビの契約を
        破ったと、万軍の主は言われる。
マ02:09 あなたがたはわたしの道を守らず、律法を教えるに当って、人にかたよったがた
        めに、あなたがたをすべての民の前に侮られ、卑しめられるようにする」。
マ02:10 われわれの父は皆一つではないか。われわれを造った神は一つではないか。なに
        ゆえ、われわれは先祖たちの契約を破って、おのおのその兄弟に偽りを行うのか。
マ02:11 ユダは偽りを行い、イスラエルおよびエルサレムの中には憎むべき事が行われた。
        すなわちユダは主が愛しておられる聖所を汚して、他の神に仕える女をめとった。
マ02:12 どうか、主がこうした事を行う人をば、証言する者も、答弁する者も、また万軍
        の主にささげ物をする者をも、ヤコブの幕屋から断たれるように。
マ02:13 あなたがたはまたこのような事をする。すなわち神がもはやささげ物をかえりみ
        ず、またこれをあなたがたの手から、喜んで受けられないために、あなたがたは
        涙と、泣くことと、嘆きとをもって、主の祭壇をおおい、
マ02:14 「なぜ神は受けられないのか」と尋ねる。これは主があなたと、あなたの若い時
        の妻との間の、契約の証人だったからである。彼女は、あなたの連れ合い、契約
        によるあなたの妻であるのに、あなたは彼女を裏切った。
マ02:15 一つ神は、われわれのために命の霊を造り、これをささえられたではないか。彼
        は何を望まれるか。神を敬う子孫であるゆえ、あなたがたはみずから慎んで、そ
        の若い時の妻を裏切ってはならない。
マ02:16 イスラエルの神、主は言われる、「わたしは離縁する者を憎み、また、しえたげ
        をもってその衣をおおう人を憎むと、万軍の主は言われる。ゆえにみずから慎ん
        で、裏切ることをしてはならない」。
マ02:17 あなたがたは言葉をもって主を煩わした。しかしあなたがたは言う、「われわれ
        はどんなふうに、彼を煩わしたか」。それはあなたがたが「すべて悪を行う者は
        主の目に良く見え、かつ彼に喜ばれる」と言い、また「さばきを行う神はどこに
        あるか」と言うからである。

        解説)
        アロンの子孫(レビ人)に対する主の指示か述べられている。彼らは神殿におけ
        る民の祭司だった。主は彼らが義の模範を示しておらず、民が義にかなった道を
        歩むように助けてもいないと言われた。それどころか祭司たちは神権の聖約を破
        っていた。主は神権の聖約を夫婦の聖約にたとえている。祭司たちは自らの不従
        順さのために罰せられる、と主は言われた。

マ03:01 「見よ、わたしはわが使者をつかわす。彼はわたしの前に道を備える。またあな
        たがたが求める所の主は、たちまちその宮に来る。見よ、あなたがたの喜ぶ契約
        の使者が来ると、万軍の主が言われる。
ニ24:01 「見よ、わたしは使者を遣わす。彼はわたしの前に道を備える。あなたがたの求
        める主、すなわちあなたがたの喜ぶ聖約の使者は、突如主の神殿に来る。見よ、
        主は来る」と、万軍の主は言う。

        解説)使者はバプテスマのヨハネ。

マ03:02 その来る日には、だれが耐え得よう。そのあらわれる時には、だれが立ち得よう。
        彼は金をふきわける者の火のようであり、布さらしの灰汁のようである。
ニ24:02 しかし、主の来る日には、だれが堪え得よう。主の現れるときには、だれが立ち
        得よう。主は精錬する者の火のようであり、布さらしの灰汁のようである。

マ03:03 彼は銀をふきわけて清める者のように座して、レビの子孫を清め、金銀のように
        彼らを清める。そして彼らは義をもって、ささげ物を主にささげる。
ニ24:03 主は銀を精錬し清める者として座に着き、レビの子らを清め、金銀のように彼ら
        を清めて、彼らが義をもってささげ物を主にささげられるようにされる。

マ03:04 その時ユダとエルサレムとのささげ物は、昔の日のように、また先の年のように
        主に喜ばれる。
ニ24:04 そのとき、ユダとエルサレムのささげ物は、昔の日のように、また先の年のよう
        に主に喜ばれる。

マ03:05 そしてわたしはあなたがたに近づいて、さばきをなし、占い者、姦淫を行う者、
        偽りの誓いをなす者にむかい、雇人の賃銀をかすめ、やもめと、みなしごとをし
        えたげ、寄留の他国人を押しのけ、わたしを恐れない者どもにむかって、すみや
        かにあかしを立てると、万軍の主は言われる。
ニ24:05 「そして、わたしはあなたがたに近づいて、裁きをなし、魔法を使う者、姦淫を
        行う者、偽りの誓いを立てる者、賃金について雇い人を虐げる者、やもめと父の
        いない子供を虐げる者、外来者を退ける者、わたしを畏れない者に対して速やか
        に証を立てる」と、万軍の主は言う。

マ03:06 主なるわたしは変ることがない。それゆえ、ヤコブの子らよ、あなたがたは滅ぼ
        されない。
ニ24:06 「わたしは主であるので、変わることがない。それゆえ、ヤコブの子らよ、あな
        たがたは焼き尽くされることがない。

マ03:07 あなたがたは、その先祖の日から、わが定めを離れて、これを守らなかった。わ
        たしに帰れ、わたしはあなたがたに帰ろうと、万軍の主は言われる。ところが、
        あなたがたは『われわれはどうして帰ろうか』と尋ねる。
ニ24:07 あなたがたは、先祖の時代からわたしの定めを離れて、それを守らなかった。わ
        たしに帰りなさい。そうすれば、わたしはあなたがたに帰ろう」と万軍の主は言
        う。「ところが、あなたがたは、『どのようにして帰りましょうか』と言う。

        解説)7節から12節は什分の一の律法について述べられている。

マ03:08 人は神の物を盗むことをするだろうか。しかしあなたがたは、わたしの物を盗ん
        でいる。あなたがたはまた『どうしてわれわれは、あなたの物を盗んでいるのか』
        と言う。十分の一と、ささげ物をもってである。
ニ24:08 人は神から盗むだろうか。ところが、あなたがたはわたしから盗んでいる。しか
        し、あなたがたは、『わたしたちはどのようにしてあなたから盗んでいるのでし
        ょうか』と言う。什分の一とささげ物によってである。

マ03:09 あなたがたは、のろいをもって、のろわれる。あなたがたすべての国民は、わた
        しの物を盗んでいるからである。
ニ24:09 あなたがたはのろいをもってのろわれる。あなたがた、まことに民のすべてがわ
        たしから盗んでいるからである。

マ03:10 わたしの宮に食物のあるように、十分の一全部をわたしの倉に携えてきなさい。
        これをもってわたしを試み、わたしが天の窓を開いて、あふるる恵みを、あなた
        がたに注ぐか否かを見なさいと、万軍の主は言われる。
ニ24:10 わたしの家に食物があるように、什分の一をすべてわたしの倉に携えて来なさい。
        これをもってわたしを試み、わたしが天の窓を開いて、受け入れる余地がないほ
        どの祝福を、あなたがたに注ぐかどうかを見なさい」と、万軍の主は言う。

マ03:11 わたしは食い滅ぼす者を、あなたがたのためにおさえて、あなたがたの地の産物
        を、滅ぼさないようにしよう。また、あなたがたのぶどうの木が、その熟する前
        に、その実を畑に落すことのないようにしようと、万軍の主は言われる。
ニ24:11 「わたしは食い荒らすものをあなたがたのために抑えて、あなたがたの地の産物
        が荒らされないようにしよう。また、あなたがたのぶどうの木が熟す前に、その
        実を畑に落とすことのないようにしよう」と、万軍の主は言う。

マ03:12 こうして万国の人は、あなたがたを祝福された者ととなえるであろう。あなたが
        たは楽しい地となるからであると、万軍の主は言われる。
ニ24:12 「諸国の民は皆、あなたがたを祝福された者と言うであろう。あなたがたは喜ば
        しい国となるからである」と、万軍の主は言う。

マ03:13 主は言われる、あなたがたは言葉を激しくして、わたしに逆らった。しかもあな
        たがたは『われわれはあなたに逆らって、どんな事を言ったか』と言う。
ニ24:13 「あなたがたは言葉を激しくしてわたしに逆らった」と、主は言う。ところが、
        あなたがたは、「わたしたちはあなたに逆らって何を言いましたか」と言う。

マ03:14 あなたがたは言った、『神に仕える事はつまらない。われわれがその命令を守り、
        かつ万軍の主の前に、悲しんで歩いたからといって、なんの益があるか。
ニ24:14 あなたがたは言った。「神に仕えることは無益だ。神の定めを守ってきたことが、
        また万軍の主の前を悲しんで歩んできたことが、どんな益になっているか。

マ03:15 今われわれは高ぶる者を、祝福された者と思う。悪を行う者は栄えるばかりでな
        く、神を試みても罰せられない』」。
ニ24:15 今わたしたちは、高ぶる者は幸せであると言う。まことに、悪を行う者は高く上
        げられ、まことに、神を試みる者でさえも救われる」と。

マ03:16 そのとき、主を恐れる者は互に語った。主は耳を傾けてこれを聞かれた。そして
        主を恐れる者、およびその名を心に留めている者のために、主の前に一つの覚え
        書がしるされた。
ニ24:16 そのとき、主を畏れる者たちはしばしば互いに語り合い、主は耳を傾けてこれを
        聞かれた。そして、主を畏れ、主の名を尊んだ者たちのために、主の前で一つの
        覚えの書が書き記された。

マ03:17 「万軍の主は言われる、彼らはわたしが手を下して事を行う日に、わたしの者と
        なり、わたしの宝となる。また人が自分に仕える子をあわれむように、わたしは
        彼らをあわれむ。
ニ24:17 万軍の主は言う。「わたしがわたしの宝石を集める日に、彼らはわたしのものと
        なる。人が自分に仕える息子を憐れむように、わたしは彼らを憐れもう。

マ03:18 その時あなたがたは、再び義人と悪人、神に仕える者と、仕えない者との区別を
        知るようになる。
ニ24:18 そのとき、あなたがたは帰り、義人と悪人、神に仕える者と神に仕えない者との
        区別を知るようになる。」

マ04:01 万軍の主は言われる、見よ、炉のように燃える日が来る。その時すべて高ぶる者
        と、悪を行う者とは、わらのようになる。その来る日は、彼らを焼き尽して、根
        も枝も残さない。
ニ25:01 「見よ、炉のように燃える日が来る。すべて高ぶる者と悪を行う者は、わらのよ
        うになる。やがて来る日が彼らを焼き尽くして、根も枝も残さない」と、万軍の
        主は言う。
ジ01:37 見よ、炉のように燃える日が来る。すべて高ぶる者と悪を行う者は、わらのよう
        に燃える。やがて来る者たちが彼らを焼き尽くして、根も枝も残さない、と万軍
        の主は言う。

マ04:02 しかしわが名を恐れるあなたがたには、義の太陽がのぼり、その翼には、いやす
        力を備えている。あなたがたは牛舎から出る子牛のように外に出て、とびはねる。
ニ25:02 「しかし、わたしの名を畏れるあなたがたのために、義の御子は翼に癒しを携え
        て現れる。あなたがたは出て行って、牛舎の中の子牛のように育つ。

マ04:03 また、あなたがたは悪人を踏みつけ、わたしが事を行う日に、彼らはあなたがた
        の足の裏の下にあって、灰のようになると、万軍の主は言われる。
ニ25:03 そしてあなたがたは、悪人を踏みつける。わたしがこれを行う日に、彼らはあな
        たがたの足もとで灰となる」と、万軍の主は言う。

マ04:04 あなたがたは、わがしもべモーセの律法、すなわちわたしがホレブで、イスラエ
        ル全体のために、彼に命じた定めとおきてとを覚えよ。
ニ25:04 「あなたがたは、わたしが全イスラエルのためにホレブでわたしの僕モーセに命
        じたモーセの律法と、掟と裁決を思い出しなさい。

マ04:05 見よ、主の大いなる恐るべき日が来る前に、わたしは預言者エリヤをあなたがた
        につかわす。
ニ25:05 見よ、主の大いなる恐るべき日が来る前に、わたしは預言者エリヤをあなたがた
        に遣わす。
ジ01:38 見よ、主の大いなる恐るべき日が来る前に、わたしは預言者エリヤの手によって
        あなたがたに神権を現そう。

マ04:06 彼は父の心をその子供たちに向けさせ、子供たちの心をその父に向けさせる。こ
        れはわたしが来て、のろいをもってこの国を撃つことのないようにするためであ
        る」。
ニ25:06 彼は先祖の心を子孫に向けさせ、子孫の心をその先祖に向けさせる。これは、わ
        たしが来て、のろいをもって地を打つことのないようにするためである。」
ジ01:39 彼は先祖に与えられた約束を子孫の心に植え、子孫の心はその先祖に向かうであ
        ろう。そうでなければ、主の来臨の時に、全地はことごとく荒廃するであろう。

        解説)5節,6節は1836年4月3日にカートランド神殿に訪れたエリヤについて述べら
              れている。ジョセフ・スミス歴史ではエリヤが遣わされた理由が神権をも
              たらすためであることが分かる。エリヤが回復したものは、家族を永遠に
              結び固める神権の鍵であった。家族が結び固められていないと、キリスト
              が地上に再臨したときに、地球が荒廃してしまう。家庭の崩壊は、個人や
              地域社会、国家に、古今の預言者たちが預言した災いをもたらす。堅固な
              家族は、この地上に作られるキリストの王国の核となる。

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