教義の概観

2018年10月の総大会のオークス長老の話より
「教義の概観」と「教会が主張すること」

【教義の概観】

・御父
    ・神は実在する。
    ・これまで生を受け、これから生を受けるすべての人の霊の愛にあふれた御父である。

・性別
    ・性別は永遠。
    ・この地上に生まれる前、わたしたちは皆、男性あるいは女性の霊として
      神のもとで暮らしていた。

・主の計画
    ・御自分の霊の子らが永遠に進歩することができるように神が定められた計画。
    ・この計画は、わたしたち一人一人にとって不可欠。

・地球の創造
    ・神はこの地球を創造された。
    ・神の愛する霊の子供たちが現世に生を受け、肉体を得、義にかなった選択を
      することにより永遠に進歩することができるよう。

・善と悪との選び
    ・現世において、相反する勢力である善と悪から選ぶ必要がある。
    ・背きのゆえに追い出されたサタンは、神の計画に反して行動するよう
      神の子らを誘惑し、試すことを許された。

・永遠の命
    ・神の計画の目的は、神の子供たちに永遠の命を選ぶ機会を与えること。
    ・現世での経験に加えて、死後、霊界で成し遂げられる来世における成長に
      よってのみ実現可能。

・罪と死
    ・現世において、わたしたちはサタンの邪悪な誘惑に身を任せ、
      犯した罪のため汚れ、そして遂には死に至る。

・救い主
    ・父なる神が御自分の独り子であられる救い主を備えてくださった。
    ・救い主が全人類に復活をもたらすことでわたしたちを救ってくださる。
      死後に完全な肉体を持って暮らせる。
    ・救い主は、御自身の定められた条件に基づき、
      すべての人を罪から清めるための代価を支払うために贖罪ももたらす。
      その条件とは、
        ・キリストを信じる信仰
        ・悔い改め、
        ・バプテスマ
        ・聖霊の賜物
        ・神権の権能によって執行されるそのほかの儀式

・幸福の計画がもたらすもの
    ・永遠の正義と、イエス・キリストの贖罪を通して得られる憐れみとの間に
      完全な調和をもたらす。
    ・わたしたちがキリストによって新しく造られた者と変貌することを可能とする。

・救い
    ・愛に満ちた神は、わたしたち一人一人に手を差し伸べている。
    ・わたしたちは、神の愛と神の独り子の贖罪により、
      全人類が福音の律法と儀式に従うことによって救われ得る。

・家族
    ・この教会の家族中心主義が
      この世における人間関係のみに焦点を当てているだけではなく、
      永遠に続く関係もまた、わたしたちの神学の根底を成す。
    ・家族は神によって定められた。
    ・この教会の使命は、神の子供たちが日の栄えの王国において
      昇栄を得られるよう助けること。
    ・この天与の祝福は、男女の間の永遠の結婚を通してのみ得ることができる。
    ・性別は、人の前世、現世および永遠の状態と目的にとって必須の特性である。
    ・結婚は、神の永遠の計画に不可欠である。

・人の行く末
    ・神の愛はとても深いため、神は故意に滅びの子となる少数の人々を除く
      すべての子供たちに栄えある行く末を備えている。
    ・このすべての子供たちの中にはすでに亡くなった人たちも含まれる。
      わたしたちは彼らのために神殿において身代わりの儀式を行う。
    ・この教会の目的は、神の子供たちが最も高い栄光の階級である昇栄、
      すなわち永遠の命を得られるようにふさわしくすること。
    ・それを望まない人々やふさわしくない人々にも、神は、より低い栄光の
      王国を備えている。

【教会が主張すること】

・個人の選択の自由を尊重する。
    ・教会は世界中で信教の自由を促進するため、多大な努力を払っている。
    ・こうした取り組みは、自らの利益のみを促進するだけのものでなく、
      神の計画に従って、神のすべての子供たちが選択の自由を享受できるように
      するため。

・宣教する。
    ・宣教師を非常に多くの国々に、キリスト教徒の人々の中にさえ送っている。
    ・教会員ではない人々のために何百万ドルもの人道援助を行っている。
      援助を伝道活動と結び付けない。
    ・こうした努力を払っているのは、
      わたしたちがすべての人を神の子供、すなわちわたしたちの兄弟姉妹と見なしており、
      すべての人とわたしたちの持つ霊的および物質的な豊かさを分かち合いたため。

・この世で与えられる命はわたしたちにとって神聖なもの。
    ・神の計画に忠実であろうとすれば、中絶や安楽死とは反対の立場を取る。

・結婚に関する立場
    ・わたしたちは伝統的な結婚を離れ、
      性別の混乱や転換を招く変更を加えようとし、
      男女の違いを無くさせようとしたりする
      現在の社会的、法的な圧力の多くに反対する立場を取る。
    ・男女の関係、独自性、役割が、
      神の偉大な計画を成し遂げるために不可欠である。

・子供たちへの視点
    ・子供をもうけ育てることは神の計画の一部であり、
      これに携わる力を与えられた人々にとっては喜ばしく神聖な義務である。
    ・地上や天における究極の宝とはわたしたちの子供たち、子孫である。
    ・わたしたちは、すべての子供たちの成長と幸福のために、
      最良の状態をもたらす原則や実践を教え、強く主張する。

・神の偉大な幸福の計画に欠かせないもの
    ・男性であることや女性であること
    ・男女の間の結婚
    ・子供をもうけ育てること

・サタンの攻撃の矛先は、神の計画の中で最も重要な事柄に向けられる。
    ・神の業を滅ぼそうとする。
    ・救い主と主の神聖な権能を疑わせようとする。
    ・イエス・キリストの贖罪の効力を消し去ろうとする。
    ・悔い改めを妨げようとする。
    ・啓示を装う。
    ・個人の責任を否定させようとする。
    ・性について混乱させる。
    ・結婚を歪める。
    ・真理において子供を育てる親による出産を阻止しようとする。

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