キリストの再臨に備える

神権会のレッスン

キリストの再臨に備える

クリストフェル・ゴールデン
七十人

2021年10月 土曜午後の部会
リアホナ2021年11月号  42ページ

【導入】 ・私達は再臨に近づいており、それは悪人にとっては恐怖と悲しみに満ちた時となるが、  義人にとっては平安を得る日になる。 ・イエス・キリストの再臨が近づいているという現実を直視する必要がある。
【お話のまとめ】 ・忠告を受け入れない人々   ・キリストが生まれる6年前に、レーマン人サムエルは、救い主の誕生にともなって    与えられるしるしを預言した。ほとんどのニーファイ人は、それらのしるしに目を    向けなかった。   ・多くのユダヤ人たちは、ガリラヤという無名の町から来たイエスという名の男性が、    長い間待ち焦がれていたメシヤだと受け入れることはできなかった。預言者によっ    てなされた多くの預言をイエスは成就していたのに。   ・彼らは、的のかなたに目を向けていた。神が分かりやすいことを彼らから取り去り、    彼らが理解できないことを多く伝えられた。彼らがそれを望んだからだ。   ・奇跡や天使の現れを受けてさえ、自分の道や視点、信念を変えない人々がいる。 ・再臨前に起こること   ・終りの時には、苦難の時代が来る。   ・その時、人々は自分を愛する者、金を愛する者、大言壮語する者、高慢な者、神を    そしる者、親に逆らう者、恩を知らぬ者、神聖を汚す者、無情な者、融和しない者、    そしる者、無節制な者、粗暴な者、善を好まない者、裏切り者、乱暴者、高言をす    る者、神よりも快楽を愛する者となる。    常に学んではいるが、いつになっても真理の知識に達することができない。   ・小さな簡単なことによって大いなることが成し遂げられる。    小さな手段が度々知者を辱める。 ・再臨で起こること   ・救い主は力と栄光をまとって来て、地球を自身の王国と宣言する。   ・福千年の幕開けを知らせる。   ・悪人にとっては恐怖と悲しみに満ちた時となるが、    義人にとっては平安を得る日となる。   ・賢くて、真理を受け入れ、自分の導き手として聖なる御霊を受け、欺かれなかっ    た者は切り倒されて火の中に投げ込まれることなく、その日に堪える。   ・地球は受け継ぎとして彼らに与えられる。   ・彼らは増えて強くなり、その子孫は罪のないまま成長して救いを得る。   ・主は彼らの中にあり、主の栄光は彼らのうえにあり、主は彼らの王となり、    立法者となる。 ・私達への忠告   ・以前にも増して、キリストの再臨が近づいているという現実を直視する必要がある。    忠実な者は恐れる必要はない。   ・主なる神はその預言者にその隠れたことを示さないでは何事もなされない。   ・ネルソン大管長の勧告    イエス・キリストの福音は、悔い改めの福音だ。    贖罪によって、わたしたちは、変わり続け、成長し続け、もっと清くなり続ける    よう主の福音により招かれている。それは、希望と癒しと進歩の福音だ。   ・神が実在され、数えきれない奇跡が起こっている。神聖な経験は、神聖なため、    理解できない人に侮られないように、話されることはない。   ・神の啓示を否定して、啓示はやんでしまった、今は啓示も、預言も、賜物も、    癒しも、異言で語ることも、異言の解釈もないと言う者は、    キリストの福音を知らない者、聖文を読んだことのない者である。    もし読んだことがあれば、聖文を理解していない。
【補足情報】 キリストの再臨の絵       【この図をクリックすると拡大します】   キリストの再臨は、2000年前の降誕と違って、   大群を引き連れて、明らかに、神様がいらっしゃったとわかる姿である。   赤い衣装で再臨される。(黙示録19:11-16,教義と聖約133:46-48) 預言者の忠告   リアホナ2018年5月号 P93 「教会のための啓示,わたしたちの人生のための啓示」     真理を攻撃する無数の声や人の哲学をふるいにかけたいと思うなら、     啓示を受けられるようにならなければなりません。     個人の啓示を受ける皆さんの現在の霊的な能力をさらに伸ばすように、     強くお勧めします。   リアホナ2019年5月号 P88 「わたしに従ってきなさい」     自分自身で知るために霊的な努力をしてください。今行ってください。     もう時間がありません。   リアホナ2020年4月号 P7 「教会の将来 救い主の再臨に世を備える」     主に従わない人々が従う人々から切り離される時が来ています。     わたしたちを守る最も安全な手段は、主の聖なる宮に参入する資格を維持する     ことです。     霊的な安全は、わたしたちの住む場所ではなく、 生き方にかかっています。     最善を尽くしてイエス・キリストを信じる信仰を行使し、悔い改めを通して主の     贖罪の力を活用するなら、わたしたちは神の知識と力を得て、イエス・キリスト     の回復された福音の祝福をあらゆる国民、部族、国語の民、民族にもたらすのを     助け、主の再臨に世を備えることでしょう。   リアホナ2020年5月号 P88 「彼に聞きなさい」     わたしたちが不安と恐怖に取り囲まれるとき、その大半の人に助けとなるのが     御子に聞くことだと、御父は御存じです。     聖霊のささやきに気づく能力に磨きをかけるとき、もっと明瞭に主の声を聞く     ことになります。今は、かつてなく、御霊がどのように語りかけるかを知る必要     のある時です。     個人の啓示を受ける霊的な能力を増すために必要なことを何でも行ってください。 総大会で話者が「再臨」という言葉を使った回数   2016年 4月 3回  2016年10月 2回  2017年 4月 3回  2017年10月 3回   2018年 4月 6回  2018年10月 5回  2019年 4月 12回  2019年10月 7回   2020年 4月 13回  2020年10月 10回  2021年 4月 9回  2021年10月 9回 再臨の前に起こる主の御業   ・福音、神権、教会の回復   ・エリヤの来訪(親子の結び固め) -> 家族歴史、神殿   ・福音が全世界に宣べ伝えられる。 -> 伝道   ・新エルサレムの建設(アメリカ合衆国ミズーリ州)    世界各地にシオンができる    -> ミニスタリング   ・ユダヤ人は異国の地から集められ、イスラエルの地に帰還する。   ・エルサレムに神殿が再建される   ・行方知れずの10部族が北方の地より帰ってくる。   ・144000人の大祭司の任命   ・イスラエルに2人の預言者が遣わされる。   ・アダム・オンダイ・アーマンへの主の訪れ   ・聖徒が身を変えられて天に挙げられる。   ・エノクの町が天から戻ってくる。 再臨の前に起こる悪い前兆   ・悪が満ちる。   ・人々の愛が冷え込み、不法がはびこる。   ・すべての物事が混乱する。   ・世界規模の戦争   ・疫病が襲う   ・異常気象(雷と稲妻、激しい暴風雨、洪水、干ばつ、         雹が農作物を損なう、飢饉)   ・巨大地震、高波が沿岸の町を襲う   ・ロシアを中心とした連合軍がイスラエルに攻め込む   ・反キリストが登場し、全世界を支配し、聖徒を迫害する   ・全地が暗闇に覆われる 奇跡や天使の現れを受けてさえ、自分の道や視点、信念を変えない人々がいる。   主の再臨の前には、大いなる主の御業と奇跡と前兆を見ることになる。   イスラエルの建国、世界中に福音が広がるなどは奇跡的な前兆。   中国などの社会主義国、イスラム教の強い国は伝道が認められていないが、   上海神殿、高雄神殿、ドバイ神殿などの建設発表を見ると、   これらの国に近々、伝道が解禁されることへの準備だと思える。 常に学んではいるが、いつになっても真理の知識に達することができない。   テレビ、インターネットから流れる膨大な情報があるが、   真実の神様の教えに導いてくれるものは、ほとんどない。 小さな簡単なことによって大いなることが成し遂げられる。   日々聖典学習すること、日々お祈りすること、日々人に親切にすること、   先祖の歴史を調べて、神殿に参入すること。   だれでもできて地味なことに思えるが、   このことが大いなる神の御業が成し遂げられるのに必要なこと。 神が実在され、数えきれない奇跡が起こっている。   特に、神殿や家族歴史に関連して、多くの奇跡が起きている。   リアホナ去年の12月号のローカルページの菊永姉妹の話はいい例。   彼女は亡くなった妹さんから、親子の結び固めをしてほしいと頼まれた。   また、数か月後に、神殿職員に扮した神様の御使いからも、   妹さんの親子の結び固めをすることを忘れないよう、念押しされた。   これには裏話がある。   このお話は、1990年代に編集室に投稿されましたが、   個人的で神聖な現れが含まれるため、当時は「家族や親しい人の   間だけで分かち合ってください」と掲載されませんでした。   30年を経た今、神殿と家族歴史にまつわる貴重な記録と   して残されることになった。   霊界の人々がいかに神殿の儀式を切望しているか、   会員の皆さんに訴えかけるために掲載された。   まだ読んでいない人はぜひ読んでください。

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