神権会のレッスン
2019年10月の総大会
「メッセージと意味と群衆」(ホランド長老)より
【導入】
・今回のテーマは「キリストに目を向ける」。
・この教会の様々なことは、キリストを中心にして行われている。
雑多なことに目をくらまされないよう、キリストに目を向け続ける必要がある。
【お話のまとめ】
・新約聖書のルカの福音書から
・イエスがエリコに近づかれたとき、ある盲人が道ばたにすわって、物ごいをしていた。
群衆が通り過ぎる音を耳にして、彼は何事があるのかと尋ねた。ナザレのイエスが
お通りなのだと聞き、声をあげて、「ダビデの子イエスよ、わたしをあわれんで下さい」
と言った。彼が訴え続けたので、イエスのもとへ連れて行かれ、イエスは、深い信仰を
もって視力の回復を願うその懇願を聞いて、彼を癒された。
・この人の周囲に霊的な感性の豊かな人々がいた。
騒動の原因はキリストにあると特定する洞察力を持っていた。
・信仰と確信に関しては、実際にそれを持っている人に尋ねるのがよい。
・信仰と確信を求めることが総大会の目的
・大会で述べられたことはイエスがすべての中心であることを理解しないと意味がない。
・求める理解や癒しを得るには、騒ぎに気を取られず、主に注意を集中しなければならない。
・話者の祈り、歌う人、皆の希望と畏敬の念が主の御霊を招くのに貢献している。
・この教会は生けるキリストの教会である。
・モルモン書
・アビナダイの勇気や、2000人の若い兵士の行軍に心を奪われるが、
イエスがこの記録の至る所に登場する中心人物である。
・イエスは記録の中の信仰を鼓舞する人物全員とつながりを持っている。
・この教会について学んでいる人
・宗教上の慣行、特有の要素、なじみのない用語、食生活の制約、自立の必需品、
開拓者の旅、デジタル化されたファミリーツリー、無数のステークセンターなどを
新しい友人が学んでいるとき、私たちは、その意味と目的を永遠の福音に集中
させなければならない。天の両親の愛、神の御子の贖いの賜物、慰めをもたらす
聖霊の導き、末日のすべての真理の回復などに集中できるようする。
・初めて神殿に参入する人
・神聖な象徴や啓示された儀式、儀式用の衣装や映像は、救い主に心を向けるもの。
・救い主を礼拝するために神殿へ行く。神殿は主の宮。
・キリストの教義が神殿の儀式に満ちている。それは私たちの中に満ちる。
・神殿の正面玄関の上に刻まれた言葉を読んだときから、建物内で過ごした最後の瞬間まで、
主を最も大切にする。神殿におけるイエスの意味を理解しなければならない。
・最近のプログラムと新たな発表
・互いに仕え合うときや、安息日の経験に磨きをかけるとき、子供や青少年のために
新しいプログラムを取り入れるとき、相関性のある努力としてではなく、
異なる無関係の要素として見るならば、啓示による変更の真意を見逃す。
・ネルソン大管長が、啓示された教会の名称を使わせるのは、このため。
イエスの御名、教義、模範、神性が礼拝の中心となる。
・ジョセフ・スミス
・ジョセフ・スミスの時代、競合するキリスト教徒たちの騒ぎがあった。
これは救い主御自身を分かりにくくしていた。
・ジョセフは、森に入って行き、救い主が福音の中心であるという証を得た。
天父とキリストを目にした。御父はイエスを指して言われた。
「これはわたしの愛する子である。彼に聞きなさい。」
・イエスの神性、救いの計画におけるイエスの重要性、神の目から御覧になったイエ
スの地位について、すばらしい簡潔な宣言だった。
・騒ぎと混乱の中で
・騒ぎ、混乱、論争が世界中に蔓延してる。
懐疑的な人々と信仰ある人々が、この示現や他のことで、いまだに論じている。
・数多くある考え方の中に明確な意味を見いだそうとするとき、イエスに目を向けるべき。
・人生における最も感動的な光景と音は、
イエスがそばを通り過ぎて行かれる光景と音だけではなく、
主がわたしたちのもとに来て、わたしたちの傍らに立ち止まり、
わたしたちと一緒に住まれる光景と音。
・この時代の絶え間ない騒音と妨害に遭うときに、
自分の生活と信仰と奉仕の中心にいるキリストに努めて目を向ける。
・自分の視野が弱まり、自信がなくなり、信念が試されて精錬されるとき、
「イエスよ、わたしをあわれんでください。」と大きな声で叫ぶ。
主はこう言われる。「見えるようになれ。あなたの信仰があなたを救った。」
【感想】
・今、ローマ法王が日本に来ている。
38年前のローマ法王来日のときに、私はキリストに関心を持って、聖書を読み始めた。
教会の統計を見てみると、日本では、現在は、年間約500人ほどバプテスマを受けているが、
その時期は、1年間で約1万人もバプテスマを受けている。
私のいたワードでも、その時期、青少年だけでも約10人ほどバプテスマを受けている。
クリスマスの時期も近いし、今回も多くの人がキリストに関心を持ってくれるよう願っている。
・聖餐式では、キリストの贖いと自身の悔い改めに心を集中しなければならないが、
お話やレッスンがある日は、どうしてもそれが気になって集中できない。
・聖霊の賜物がなかったら、教会に戻ってこなかった。
・ミニスタリングは救い主のように行う。
・雑多なことの例
・知恵の言葉 チョコレート、コーラはいいのか、みりんは使ってよいのか、という論争
・クリスマス 下記参照
・ハロウィン キリスト教の祭りではないが、本来、先祖の霊を家に迎える行事。
日本のお盆のようなもの。仮装したり、お菓子もらったりするだけではない。
もし、教会でハロウィンのイベントをすることがあれば、先祖に心を向ける時間を作ってはどうか。
【補足情報】
・救いの計画の中のキリスト
・創造主
この地球と生命を作った。
・旧約の神、エホバ
エホバとして旧約の民を導いた。
・贖い主
キリストとして、人類の死と罪を贖った。
人類に不死不滅と永遠の命を与えた。
復活されたキリストは今も生きている。
・回復の主
ジョセフ・スミスに現れ、回復の業を始めた。
回復された教会を今も導いている。
・福千年の統治者
将来、再び地球に来て、福千年の間、地球を統治する。
・裁き主
最後の裁きを行う。
・神殿に掲げられている言葉
The House of the Lord 主の宮居
Holiness to the Lord 聖きを主に捧ぐ
・聖餐を受けている間にすること
・聖餐の儀式の言葉を心に刻み込む
・裂かれたパンは主の引き裂かれた肉を象徴し、
水は人の罪を贖うために流された主の血を象徴している。
・進んで御子の御名を受ける
・いつも御子を覚えている
・御子が与えてくださった戒めを守る
・いつも御子の御霊を受ける
・主への感謝、キリストへの信仰、悔い改めを行う。
・神の御子の生涯と使命、そして贖いについて思い出し感謝する。
・パンは、主の肉体的な苦しみ、特に十字架上での苦しみに思いをはせる。
イエス・キリストの憐れみと恵みによって、すべての人々が復活し、
神とともに永遠に住む機会を与えらる。
・水は、救い主がゲツセマネの園に始まる激しい霊的な苦悶の中で流された血の記念。
ゲツセマネの園で主はこう言われた。「わたしは悲しみのあまり死ぬほどである。」
御父の御心に従うために、主はわたしたちの理解を超えた苦しみを受けられた。
御自分の民の悪事と忌まわしい行いのために、この御方が受けられる苦しみは
非常に激しく、あらゆる毛穴から血が流れ出るほどだった。
イエス・キリストが御自分の血を流されたことにより、
悔い改めて福音に従った生活を送る人々に罪の赦しを与える。
・バプテスマの聖約を更新する。罪の赦しを更新する。
・罪から清められると、いつも御子の御霊を受けられるようになる。
いつも御霊を受けられるということは、現世で得られる最大の賜物。
御霊は人が義と平安の道、天の御父とイエス・キリストとの永遠の生活へと
続く道を歩むときに導き手として働く。
・自分の生活を吟味し、罪を悔い改めるための時間を取る。
心の中にへりくだり悔い改める気持ちを持つ。
・クリスマスは、キリストの降誕を祝う日。おいしいものを食べたり、プレゼントを交換することだけに、
気を取られるのではなく、キリストに心を向ける。Christを省略して、Xmasと書かないようにする。
・最近のプログラムと新たな発表
・教会を正式名称で呼ぶことが強調された。
・教会員全員が啓示を受け、神権者全員が祝福を施すことができるように勧告された。
・神権定員会が再編成された。ワードの大祭司定員会と長老定員会を統合した。
・ミニスタリングがホームティーチングと家庭訪問にとって代わった。
・家庭を中心にして教会がサポートする福音学習が始まり、日曜日の集会が2時間に変更になった。
・初等協会および青少年の進級、若い男性の神権聖任、
青少年の神殿推薦状の発行時期が誕生日を迎えてからではなく、その年の1月になった。
・子供と青少年のための新しい個人の成長プログラムが2020年1月から実施される。
・ワードの若い男性の会長会を廃止し、ビショップリックが担当する。
・若い女性のクラスが柔軟に編成できるようになる。
・新しい若い女性、若い男性のテーマが発表された。
・青少年の定員会やクラスの会長会を召し、自分たちで管理するようにする。
・扶助協会、若い女性、若い男性、初等協会、日曜学校は「補助組織」ではなく「組織」と呼ばれる。
・儀式の証人に女性や子供もなれるようになった。
・2年間に35の新しい神殿が発表された。(100になるまで続くらしい)
・市民結婚した夫婦もすぐ神殿結婚することが可能になった。
・神殿推薦状の面接の質問内容が変更され、内容が公開された。
・これらは、下記の教会の長期的な目標を達成するためにある。
・キリストの贖いに対する信仰を増す
・神と聖約を交わして、守る
・家族を強めて、結び固める
*この長期的な目標はキリストによる救いを得させるためにある。
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