結びの言葉

神権会のレッスン

2019年4月の総大会
「結びの言葉」(ネルソン大管長)より


【お話のまとめ】 ・総大会の説教を研究し、学ぶ   ・話者にテーマは割り当てられていない。   ・メッセージを準備する際にそれぞれが個人の啓示を求めて祈った。   ・テーマが互いに非常によく調和していたのは、驚き。   ・これらのメッセージを研究するとき、    主が僕を通して皆さんに何を教えようとされているかを学ぶ。 ・家庭を聖所とする   ・会員の家庭が信仰の真の聖所となり、そこに主の御霊が宿るように。   ・争いに取り巻かれていようと、家庭は天国のような場所にすることがでる。   ・家庭で学びと祈り、信仰が愛と一緒に溶け込む。   ・わたしたちはまことの主の弟子となり、どこにいても主のために立ち上がり、    声を上げることができる。 ・神の目的   ・神が御自分の子供に望んでおられるのは、    備え、ふさわしくなり、エンダウメントと結び固めを受け、    聖なる神殿で交わした聖約に忠実に生活して、    御自分のみもとへ戻るのを選ぶこと。 ・現在、奉献されている神殿は162。 ・古い神殿の改修   ・初期の神殿は、開拓者の信仰とビジョンの記念碑として立っている。   ・それらを大切にすることは、わたしたちの神聖な責任。   ・これらの神殿は、間もなくある期間をかけて改装や改修をする。     ・ユタ州セントジョージ神殿     ・ソルトレーク神殿とテンプルスクウェア、      それに隣接し、教会本部近くにあるプラザ     ・ユタ州のマンタイ神殿とローガン神殿   ・これらの工事に伴い、それぞれの神殿は一定の期間閉館する。 ・新しい神殿を発表するにあたっての注意事項   ・神殿は教会で最も神聖な建造物。   ・新しい神殿を建てる計画を発表するとき、わたしたちの神聖な歴史の一部となる。   ・どうぞ、注意深く、敬虔な気持ちで聞いてください。    これから発表する神殿の場所が皆さんにとって特別なものだった場合、    頭を垂れ、声を出さずに心の中で感謝の祈りをささげるようお勧めます。    感情を口にすることで、この大会や主の聖なる神殿の神聖さを損なうような    ことがあってほしくありません。 ・新しい神殿の建設   ・アメリカ領サモアのパゴパゴ  ・沖縄県の沖縄市   ・トンガのネイアフ       ・ユタ州のトゥイラ・バレー   ・ワシントン州のモーゼスレーク ・ホンジュラスのサン・ペドロ・スーラ   ・チリのアントファガスタ    ・ハンガリーのブダペスト ・神殿について話すときに得られる祝福   ・自らの行いによって主イエス・キリストのまことの弟子であることを、    わたしたち一人一人が示す。   ・主に対する信仰と信頼を通してわたしたちの生活を新たにする。   ・日々の悔い改めによって主の贖いの力にあずかる。   ・神に仕え、幕の両側にいる神の子供たちに仕えるために人生を奉献し、    再奉献する。 ・たえざる啓示   ・この主の教会に絶えざる啓示がある。   ・啓示は神の目的が成し遂げられて、    大いなるエホバが御業は成ったと告げられるまで続く。
【補足情報】 ・総大会の感想   「贖い」と「悔い改め」について話される話者が多かったと感じた。   ネルソン大管長が「時間がありません」と語られたことが印象に残った。   本当に時間がないんだなと感じる。   よく使われている言葉は、「聖約の道」「イスラエルの集合」「幕の両側」 ・沖縄神殿について   ・感想     ・4月8日月曜日は、なぜか朝早く目覚めた。      総大会の最終セッションは日本時間の月曜日の朝5時から7時に      行われているので、総大会を生中継で見た。      ネルソン大管長から、沖縄神殿の発表を聞いたとき、驚いた。      そして、涙がでた。     ・何か月か前の聖餐会で、沖縄神殿の奉献式に出席している夢を見たと      話した兄弟がいたが、正夢になった。     ・驚きと同時に、不思議に思った。      それは、つい最近、札幌神殿をいただいたばかりなので、      次の日本の神殿は、もっと先のことになるだろうと思っていた。     ・また、沖縄の教会員の数が、まだ、少ないと思っていたので、      この点についても、もっと先のことになるだろうと思っていた。      全世界を見ると約1600万人の教会員に、      発表や建設中も含めて約200の神殿がある。      約8万人の教会員に1神殿の割合。      沖縄の教会員は約4600人。軍人地方部の教会員を合わせても      1万人を超えないと思う。      近隣の九州には福岡神殿があるし、台湾には台北神殿があるので、      沖縄神殿は沖縄の教会員しか使わないだろう。      まるで、沖縄は特別扱いをされたように感じた。     ・沖縄に神殿が必要な理由を自分なりに考えた。       ・平和の礎(いしじ)の約24万人の慰霊碑を見ると、        この人たちのためにも、沖縄に神殿が必要なのかもしれない。        (東京大空襲で亡くなった約10万人の方のために、東京神殿がある。        広島の原爆で亡くなった約31万人、長崎の原爆で亡くなった約15万人        の方のために、福岡神殿がある。)       ・また、沖縄の人たちは、先祖を大切にしているので、        多くの先祖が自分の子孫と結ばれたいと望んでいるだろう。        そのためにも、沖縄に神殿が必要なのかもしれない。       ・将来、沖縄の教会員が爆発的に増えるのかもしれない。         ・1981年にローマ法王が来日したとき、世間でキリスト教に関心が行き、          当教会でも教会員が著しく増えた。          今年の11月に2度目のローマ法王の来日が予定されている。          また、世間でのキリスト教の関心が高まり、          当教会の会員数がまた増えるきっかけになるかもしれない。         ・沖縄のアメリカ軍人の教会員が増えるかもしれない。          なってほしくないが、東アジアで戦争が起こったら、          沖縄のアメリカ軍人が増員される。         ・お酒で問題を起こすアメリカ軍人が多いので、お酒を飲まない、          教会員の軍人さんを多く派遣することになるかもしれない。   ・神殿についての基本知識     ・聖なる建物、礼拝する場所としては最も神聖な所。     ・自分自身と死者のために神聖な福音の儀式を執行する。     ・旧約聖書の時代から神殿は建てられてきた。(幕屋を含む)     ・主は神殿を訪れられる。     ・現世と霊界とを隔てている幕が薄い。   ・救いに不可欠な儀式について      儀式          儀式を受ける場所 対象外者                  生者  死者      バプテスマ       神殿外 神殿内  8歳未満の子ども      聖霊の賜物を授ける按手 神殿外 神殿内  8歳未満の子ども      メルキゼデク神権の聖任 神殿外 神殿内  女性      エンダウメント     神殿内 神殿内  8歳未満の子ども      夫婦の結び固め     神殿内 神殿内  -      親子の結び固め     神殿内 神殿内  聖約の子                           (結び固められた夫婦                            から生まれた子)      *バプテスマ、聖霊の賜物を授ける按手は、日の栄に行くために必要       エンダウメント、結び固めは昇栄するために必要   ・エンダウメント     ・神殿の儀式を通して神からの「力の賜物」を授かる。     ・昇栄を得るのに必要な聖なる神権の教えと聖約を授ける。     ・救いの計画に関する教えが含まれている。   ・結び固め     ・夫婦や親子の関係を、死を超えて永遠に結び固める。     ・昇栄を得るのに必要な儀式。   ・アジア北地域会長会の言葉     ・チェ長老      沖縄神殿発表後のコメント       「沖縄の会員たちは霊的にとても清く、謙遜で、神殿を受け入れる準備ができています。」      2019年2月の沖縄におけるステーク大会での話       「沖縄の聖徒たちには心の準備ができており、主からの導きを喜んで受け入れる人々です。」      東京神殿の改修とグアムと沖縄の神殿建設について       「グアムと沖縄は日本人と韓国人の家族にとって最も人気のある旅行先に数えられます。        多くの聖徒たちが家族と休暇を過ごすとともに、        これらの神殿で聖約を新たにすることができるでしょう。        これはアジア北地域の聖徒たちにとって大きな祝福となるでしょう。        そして、その効果は何世代にも渡って享受されるでしょう。」     ・和田長老      アジア北地域の聖徒たちはとても恵まれていると語っている。      「これを機に教会員が、先祖の名前を集め、神殿推薦状を受け取り、       いつでも神殿に参入できるふさわしさを身に着けるよう望んでいます。」   ・神殿建設の例     ・札幌神殿        発表      2009/10/03        鍬入れ式    2011/10/22        オープンハウス 2016/07/08-23        奉献式     2016/08/21     ・グアム ジーゴ神殿の例        発表      2018/10/07        鍬入れ式    2019/05/04        2年後の完成を目指す   ・沖縄神殿の建設場所     ステーク会長によると、沖縄ワード付近で地質調査と交通量調査が行われている。     沖縄ワードには、ものすごく広い駐車場がある。     神殿を建てる場所をあらかじめ確保していたのかもしれない。 ・これから起こること   ・去年から続く、一連の変更や発表について、ネルソン大管長は次のようにおっしゃった。    「まだまだ続きます。ビタミン剤をとり、休息を取っておいてください。     きっとすばらしいことが起きます。」   ・ネルソン大管長は中国語を学ばれている。    また、心臓手術を中国の要人に行ったことがあり、    中国の人たちとよい関係を築いている。    中国で教会が公認される日も近いのではと感じる。    中国では、隠れクリスチャンが約2000万人いるらしい。    隠れ末日聖徒も何万人もいるかもしれない。    事実、中国の方々が団体で東京に儀式を受けに来たと聞いたことがある。    中国での教会員急増で香港や台湾の神殿では足りなくなり、    沖縄の神殿にも中国の教会員が多くやってくることになる。   ・これから起こるすばらしいこと(私の予測)     ・中国など社会主義国、イスラム教国教会の伝道活動が許されていない国で、許可がおりる。     ・マーティン・ハリスが紛失した、リーハイ書の翻訳原稿が見つかる。     ・モルモン書の封印されていた部分が翻訳される。     ・聖書の新たな写本が発見され、それがモルモン書に引用されている箇所や、      ジョセフ・スミス訳と一致していることがわかる。     ・行方知れずの十部族が見つかり、彼らの記録が明らかにされる。     ・死なないように身を変えられたヨハネや3人のニーファイ人が現れる。     ・エルサレムに神殿が建てられる。     ・ミズーリ州ジャクソン郡に神殿が建設される。     ・主がアダム・オンダイ・アーマンへ訪れ、再臨の備えに関する指示を与える。   ・今まで起こったこと     ・教会員全員が啓示を受け、神権者全員が祝福を施すことができるように     ・神権定員会が再編成される。     ・ミニスタリングがホームティーチングと家庭訪問に代わる。     ・教会を正式名称で呼ぶことが強調される。       ・「モルモンタバナクル合唱団」が「テンプルスクウェア・タバナクル合唱団」に        名称を変更する。       ・教会のWebサイトのURLが変更になる。     ・家庭を中心にして教会がサポートする福音学習が始まり、日曜日の集会も2時間に変更になる。     ・子供と青少年のための新しい個人の成長プログラムの作成が進む。     ・青少年のビショップとの面接に関して新しい指針が定められる。     ・初等協会および青少年の進級、若い男性の神権聖任、      青少年の神殿推薦状の時期が誕生日を迎えてからではなく1月になる。     ・セミナリーを『わたしに従ってきなさい』に合わせる     ・アメリカ合衆国およびカナダで伝道の召しがインターネット上に掲示される。     ・姉妹宣教師はフォーマルなスタイルのズボンの着用ができるようになる。     ・新しい伝道部が創設されて管轄区域が変更になり、      宣教師訓練センターが2か所閉鎖になる。     ・宣教師が手紙以外のでも毎週家族と連絡を取れる(電話、オンラインチャットなどで)     ・奉仕宣教師     ・27の新しい神殿が発表される。     ・神殿の業にかかわる細かい部分に調整が加えられる。     ・ローマ神殿の奉献式に大管長会と十二使徒定員会の全員が参加する。      ローマ法王へ表敬訪問をする。     ・市民結婚した夫婦もすぐ神殿結構することが可能に     ・新し教会歴史書(聖徒たち)     ・新版の賛美歌と『子供の歌集』の準備が進む。     ・教会のページェント(野外劇)が、三大ページェントを除いて廃止になる。     ・LGBTの親がいる子供が、子供の祝福とバプテスマを受けられるようになり、      同性婚に関する方針が明確化される。     ・クウェートが正式に教会を認可する

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