クリスマス
聖餐会の話
2025年12月21日
クリスマスの時期なので、クリスマスに関する話をします。
クリスマスの時期、世間の人々は赤い服を着たおじさんに注目します。
しかし、私たちクリスチャンは、約2000年前にユダヤのベツレヘムという町で生まれた赤ちゃんに注目します。
赤いおじさんよりも赤ちゃんを。クリスチャンは赤ちゃんを祝います。
この赤ちゃんは33歳になったときに、全身から流れた血によって、衣服を赤に染めました。
この血は私たち全人類の罪の代価を支払うために流された血です。
このお方は、近い将来、赤い衣を着て、再び、この地球に戻られます。
この方こそ、救い主、イエス・キリストです。
クリスマスの赤い色はイエス・キリストの御業を思い起こさせます。
クリスマスという言葉をカタカナで書くと、一見、何のお祭りかわかりません。
英語のChristmasと言う言葉は、Christとmassという言葉からできています。
Christはキリスト、massはミサや祭という意味です。
つまり、キリストの祭を表します。
Christの所をXと省略して書く人がいますが、Christが一番大切なので、省略しないようにしましょう。
これから、キリストのすごい所を紹介します。
キリストは愛について教え、良いことを行っただけの人ではなく、
人類の救い主であり、私たちの神様です。
天の父と天の母の間に生まれた霊における長男です。
肉体的にも天の父の独り子です。
キリストの生涯はベツレヘムから始まり、カルバリで終わっただけではありません。
この地球の始まりから終わりまで、全ての時代で重要な役割を果たしています。
最初に、キリストは、この地球と生物の創りました。
旧約聖書の時代、エホバと呼ばれる神として人類を導いてきました。
ヤレドの家族とリーハイの家族をアメリカ大陸に導きました。
旧約聖書に予言されていたメシヤでした。
この地上に肉体をうけ、人々を教え、導き、良いことを行ないました。
数々の奇跡をおこないました。病人を直したり、死んだ人を蘇生させました。
人類の罪を贖い、天の父のもとに帰れるようにしました。
当時の宗教指導者たちの間違いを指摘して、恨みを買い十字架で殺されましたが、
3日目に復活しました。これによって人類が復活できるようになりました。
死んでから復活するまでの間に霊界で教会を組織し、福音を聞く機会のなかった人々への伝道を開始しました。
アメリカ大陸に渡ったリーハイの子孫たちの元を訪れ、教え、導きました。
この末日の時代に福音と神権と教会を回復し、現在もこの教会を通して人類を導いています。
近い将来、再び地上にやって来て、地球を楽園に変え、千年間、地球を統治します。
最後に、全人類に裁きを行い、日の栄え、月の栄え、星の栄えへと行く先を決まます。そして、この地球を日の栄えに変えます。
最初は創り主、時の中間は贖い主、最後は裁き主。イエス・キリストは最初であり、最後のお方です。
続いて、キリストの言葉と模範を紹介します。
キリストは、このようにおっしゃいました。
「心をつくし、精神をつくし、力をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ。自分を愛するように、あなたの隣り人を愛せよ。」(マルコ12章30−31節)
「人々にしてほしいと、あなたがたの望むことを、人々にもそのとおりにせよ。」(ルカ6章31節)
「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。」(ヨハネ13章34節)
「わたしが言ったとおりにしなさい」と言う人は多くいます。
しかし、「わたしが行ったとおりにしなさい」と言える人は、キリストだけでしょう。
キリストは完全な模範をわたしたちに示してくださいました。
キリストはご自身がおっしゃった言葉を行いで示されました。
キリストは、このようにおっしゃいました。
「もしだれかがあなたの右のほおを打つなら、ほかのほおも向けなさい。」(マタイ5章39節)
キリストは、その言葉の通り、
捕らえようとする者に対して逃げたり抵抗したりすることなく、十字架におかかりになりました。
キリストは、このようにおっしゃいました。
「敵を愛し、迫害する者のために祈れ。」(マタイ5章44節)
キリストは、その言葉の通り、
十字架上で、自分を十字架につけた兵士たちに対して「父よ、彼らをおゆるしください。彼らは何をしているのか、わからずにいるのです 。」と神に祈られました。(ルカ23章34節)
キリストは、このようにおっしゃいました。
「人がその友のために自分の命を捨てること、これよりも大きな愛はない。」(ヨハネ15章13節)
キリストは、その言葉の通り、
人類の贖いのため、苦しまれ、命を捨てられました。
キリストは、このようにおっしゃいました。
「もしあなたが完全になりたいと思うなら、帰ってあなたの持ち物を売り払い、貧しい人々に施しなさい。」(マタイ19章21節)
キリストは、その言葉の通り、
病人を癒されたり、うとまれている人を祝福されました。
キリストは、このようにおっしゃいました。
「自分の義を、見られるために人の前で行わないように、注意しなさい。あなたは施しをする場合、右の手のしていることを左の手に知らせるな。」(マタイ6章1−3節)
キリストは、その言葉の通り、
人を癒されたときに、その人にこのことをだれにも言わないようにと言われました。
キリストは、このようにおっしゃいました。
「だれでも水と霊とから生まれなければ神の国に住むことはできない。」(ヨハネ3章5節)
これはバプテスマと聖霊を受けることを言っています。
キリストは、その言葉の通り、
罪がないにもかかわらず、バプテスマを受けられました。
キリストは、このようにおっしゃいました。
「心をいれかえて幼子のようにならなければ、天国に入ることはできない。この幼子のように自分を低くする者が、天国でいちばん偉いのである。」(マタイ18章3−4節)
キリストは、その言葉の通り、
ご自身は神であるにもかかわらず、すべての人の下に身を落とされた。馬小屋で生まれ、大工の家に育ちました。
天の父に祈り、天の父に従順でした。
キリストは、このようにおっしゃいました。
「悔い改めたら、ゆるしてやりなさい。」(ルカ17章3節)
キリストは、その言葉の通り、
人々の犯した罪を赦されました。
まだ、時間がありますので、クリスマスに関する雑学をいくつか紹介します。
クリスマス・イヴのeveは、夜という意味のeveningを短くしたものです。
つまり、クリスマスの夜ということになります。
なぜ、クリスマス当日の25日の夜でなく、前日の24日の夜に祝うのでしょうか。
古代の暦では、日没を1日の始まりとしていました。
ですから、クリスマスの期間は12月24日の日没から、翌25日の日没までとなります。
クリスマス・イヴはクリスマス前夜でなく、本当はクリスマス当日の夜になります。
12月25日がキリストの誕生日と言われることがありますが、キリストがいつ生まれたかは定かではありません。
クリスマスは古代ローマの冬至の祭と結びついて、12月25日になったと言われています。
ただし、モルモン書の記述からキリストの誕生日は約紀元1年の過ぎ越しの祭の時期であることが分かります。
4月の上旬頃ですね。
これに合わせて、この教会は1830年4月6日に設立されました。
また、総大会も4月の上旬に行われます。
2020年の大管長会主催のクリスマス集会では、話者がキリストの誕生が春であったと、話しています。
ホランド長老は、次のように言われました。
「早春の日が暮れたころの出来事です。イエスという名の赤ん坊が清潔な干し草の上で寝かされていました。」
ネルソン大管長は、次のように言われました。
「神の子羊は過ぎ越しの祭のために動物が捧げられる季節にお生まれになりました。」
キリストの誕生が4月の上旬だったとしても、当教会でもクリスマスを12月25日に祝います。
大切なことはだいたい春に起きています。
・キリストの誕生
・キリストの復活
・最初の示現 1820/3
・神権の回復 1829/5/15
・教会の設立 1830/4/6
・カートランド神殿での神権の鍵の回復 1836/4/3
生まれたばかりのイエス・キリストの元を訪れた人々は2組ありました。
一組目は羊飼いたちです。
彼らはベツレヘムの近くにいたので、生まれた日に訪れることができました。
もう一組は東方の博士たちです。
彼らは今のイランあたりに住んでいたと思われます。
新しく表れた星に導かれて何か月も掛けてイエス・キリストの元にたどり着きました。
教会が作った聖書ビデオでは、博士たちは、1歳くらいのイエス・キリストに会っています。
博士たちは、黄金、乳香、没薬をプレゼントしました。
博士たちから、ユダヤの王となる御方が生まれたと聞いたヘロデ王は、それをねたみ、2歳以下の子供を殺すように命じました。
天使がヨセフとマリアに現れ、しばらくの間、エジプトに避難するよう命じました。
プレゼントされた黄金、乳香、没薬はとても高価なものでしたので、エジプトの避難生活の資金に役立ったと思われます。
*** 以下補足、読まない ***
イエス・キリストの誕生が過ぎ越しの祭りの時期だったという根拠
「ニーファイ人はしるしが示されたこのときから、すなわちキリストの来臨から彼らの時を数え始めた。」(3ne2:8)
キリストの誕生日を1年1月1日とした。
「第34年1月4日に、全地でこれまでにまったく知られていないような大きな嵐が起こった。」(3ne8:5)
これは、キリストが十字架上で亡くなったときに起きたできごと。
キリストが亡くなったのは誕生日から丸33年と3日後。
キリストが亡くなったのは、過ぎ越しの祭り、つまり、現在の復活祭の時期。
だとすると、誕生日もちょうど33年前の過ぎ越しの祭りの時期、つまり、3月下旬から4月の中旬の間の日のどれかになる。
キリストの誕生と死亡が過ぎ越しの祭の時であったのは、重要な象徴となっている。
「過ぎ越し」とは、出エジプト記12章に書かれている出来事である。
主がエジプトで奴隷になっているイスラエルの民を解放しようとしたとき、イスラエルの民の家の入口に羊の血を塗るように命じた。
血を塗っていない家は、疫病が来て、その家の長男が死んだ。
血を塗った家は、疫病が過ぎ越して、誰も死ななかった。
エジプト人の全ての家に死者が出たが、イスラエルの民の家には全く死者が出なかった。
この機をとらえて、イスラエルの民はエジプトから脱出することができた。
このことを記念して、ユダヤ教では、同じ時期に、過ぎ越しの祭を行う。
羊の血と、長男が死ぬことは、キリストの贖いの犠牲を表している。
キリストは長男。血を流して人類の罪を贖った。
過ぎ越しの祭と復活祭と同じ時期なのは偶然でなく、キリストの血によって、私達の霊の死(神様から切り離されること)が過ぎ越すことを表している。
過ぎ越しの祭は、春分の後の最初の満月の日に行われる。
復活祭はその後の最初の日曜日に行われる。
春分、満月はそれぞれ、復活を連想させる。
神がその日に過ぎ越しの祭を定め、キリストの贖罪を行われた。
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