2025年4月の総大会の感想

聖餐会の話

2025年6月22日


今回は、この4月の総大会に対しての感想をお話します。 つらい経験をした人たちの話が心に残りました。 ・クック長老のお話では、教会初期の頃、ソルトレークに向かう開拓者の手車隊が冬の嵐に  合って、1100人中200人が亡くなりました。 ・アンダーセン長老のお話では、ある女性が、夫の不倫相手が産んだ子を引き取って育てま  した。 ・ブーム長老のお話では、ある男性が、犯罪の練れ衣を着せられビショップを解任されました。 ・ストロング長老のお話では、長老が伝道中に自動車事故を起こし、人を死なせました。 ・タイ長老のお話では、ある男性が、病気で働けなくなったので、妻から離婚され、結び  固めの取り消しを申請されました。 今回のネルソン大管長の話は、このようなつらい経験をしたときにに、それを克服する 方法についてのアドバイスでした。これらを克服する方法として、次のことを挙げています。 ・すべての人に対して慈愛で満たす。 ・絶えず徳で思いを飾る。 ・神殿礼拝は、徳と慈愛の両方を増し加える。 今後、主の再臨が近づくにつれ、失意や不安を感じることが多くなるのでしょう。 今回の話はその時に備えるためのアドバイスと思いました。 先ほどのつらい経験をした人たちはどのように克服したのでしょうか。 ・悪天候の中の移動した手車隊の人々は、ソルトレークから救援隊が来て、ソルトレーク  に着くことができました。彼らは試練に耐え忍ぶ力を得ていました。 ・夫の不倫相手の産んだ子を引き取って育てた女性は、夫や不倫相手に対しての怒りより  も、生まれてくる子供への慈愛の心が勝ちました。 ・犯罪の練れ衣着せられビショップは、落胆して教会に行く気持ちを失うことなく、教会  に行き続けました。人よりも神に心を向けていたので、神の前に自身をもって過ごすこ  とができました。 ・伝道中に自動車事故を起こし人を死なせた宣教師は、一生を刑務所で過ごすことになる  という恐怖がありましたが、友人の宣教師が一緒にいてくれたことで、彼の慈愛により、  心に平安を得ることができました。 ・病気で働けなくなったので妻から離婚された男性は、妻に対する憤りがありましたが、  神殿に入ることにより憤りの気持ちが取り除かれました。
ネルソン大管長は、総大会でお話するとき、繰り返し、次の言葉を用います。 「神と聖約を交わして、それを守るとき、神から力を得ます。」 今回の総大会でも、この言葉を使っていました。 この言葉は3つに分けられます。  ・1つ目は「神と聖約を交わす」こと。  ・2つ目は「神との聖約を守る」こと。  ・3つ目は「神の力を得る」こと。 ネルソン大管長は、私たちが、神の力を使えるようになる必要があることを強調しています。 神の力を使えるようになるには、まず、神と聖約を交わさないといけません。 聖約と儀式と祝福との3つはセットになっています。  ・「聖約」が、私達が神に対してすべきことです。  ・「祝福」が、神が私達にしてくれることです。これには神の力を授かることが含まれます。  ・「儀式」が、それを承諾したことを表すことです。 私達が「聖約」を履行すると、神が「祝福」をくださいます。 神から力を得られる儀式は、3つの段階があって、それぞれの祝福の中に神から力をいた だくことが含まれます。 1つ目のバプテスマの儀式では、私たちが行う聖約として次のものがあります。 ・キリストの御名を受ける ・キリストを常に覚えている ・キリストの戒めを守る これは聖餐式の祝福の言葉でも述べられています。 これに対する神様からの祝福には、次のものがあります。 ・聖霊の賜物。これが第1の力です。 ・罪の赦し ・日の栄えで神と住む。 2つ目の神権の聖任の儀式では、私たちが行う聖約として次のものがあります。 ・自分の召しを尊んで大いなるものとする これに対する神様からの祝福には、次のものがあります。 ・神権の力。これが第2の力です。 ・御霊により聖められて、その体が更新される。 3つ目のエンダウメントの儀式では、私たちが行う聖約として次のものがあります。 ・時間、才能、財産を主の王国のためにささげる。 これに対する神様からの祝福には、次のものがあります。 ・聖霊の全き。これが第3の力です。 ・神の計画の深い知識 ・昇栄に必要な知識 これらの「力」とは「自分の力以上のことを行う力」です。 「神と聖約を交わして、それを守るとき、神から力を得ます。」という言葉の中の  ・「神と聖約を交わす」ことが儀式、  ・「神との聖約を守る」ことが聖約を行うこと、  ・「神の力を得る」ことが祝福を受けることに相当します。 いま述べた3つの力について、詳しく説明します。 聖霊の賜物について  ・聖霊を常に伴侶にできるというものです。  ・このことによって、試練や苦難が多いこの世で、   神様から直接、慰め、癒し、平安、導き、助け、力を受けることができます。  ・自分に起こる、あらゆることに、神様の御業と愛を感じることができるようになり、   試練や苦難を成長のかてとすることができます。 神権の力について  ・バプテスマ、聖餐などの儀式を行うことができます。  ・家族や教会員に対して癒しや祝福の儀式を行うことができます。  ・家族や教会員のために導きを受けることができます。 聖霊の全きについて  ・聖霊を通して与えられる完全な力です。  ・神の御業をすべて行う力です。  ・全人類に祝福を持たらす力です。   つまり、霊界にいる人々も含めた全人類に救いをもたらす力です。  ・イスラエルを集合させ、この地上に神の王国(シオン)を建設する力です。  ・サタンの軍勢と戦う力です。  ・奇跡を起こす力です。  ・天から指示と守りを受ける力です。  ・希望、慰め、平安が増し加えられます。 上のレベルの力ほど他人のために使う力、神に近い力になります。  ・1つ目の力の「聖霊の賜物」は自分自身に影響を及ぼす力です。  ・2つ目の力の「神権の力」は自分の家族や教会員に影響を及ぼす力。  ・3つ目の力の「聖霊の全き」は、さらに広がって、全人類、生きている   人々だけでなく、既に亡くなった人々にまで影響を及ぼす力です。  ・「自分」→「家族、教会員」→「全世界、霊界」というレベルアップです。  ・バプテスマは、救われる側になるのに必要なものです。  ・神殿の儀式は昇栄に必要で、救う側になるのに必要なものです。  ・「神とともに住む」→「神の御業を遂行する」→「神にようになる」   というレベルアップです。
神の力を得るためのネルソン大管長からのアドバイスを紹介します。 聖霊の賜物  わたしたちは複雑で争いの激化する世に住んでいます。ソーシャルメディアに常に  さらされ、24時間やむことのないニュースの嵐が容赦なく襲いかかります。真理を  攻撃する無数の声や人の哲学をふるいにかけたいと思うなら、啓示を受けられるよ  うにならなければなりません。  繰り返し行くことのできる静かな場所を見つけてください。神の御前にへりくだ  ってください。天の御父に心を注ぎ出してください。御父に頼って答えと慰めを求  めてください。心配事や恐れ、弱さについて、イエス・キリストの御名によって祈  ってください。そうです、心の切なる思いについて祈ってください。その後で耳を  けてください。心に浮かんだ考えを書き留めてください。感じたことを記録し、  それに従って、促しを受けたとおりに行動してください。来る日も来る日も、年月  を重ねて、このプロセスを繰り返すときに、「啓示の原則が身に付いて」くるでし  ょう。 神権の力  あまりにも多くの兄弟姉妹が、手に入れられるはずの特権を理解していないのでは  ないかと、わたしは危惧しています。例えば、一部の兄弟は神権とは何か、神権の  おかげで何ができるかを理解していないような行動を取ります。具体的な例を挙げ  ましょう。最近わたしが出席したある聖餐会で、生まれたばかりの幼子が命名と父  親の祝福を受けることになっていました。若い父親は貴い幼子を腕に抱いて命名し、  それから美しい祈りをささげました。ところが、その子に祝福を授けなかったので  す。その愛らしい女の子は命名されただけで、祝福を授けられませんでした。その  愛する長老は、祈りと神権の祝福の違いを知りませんでした。神権の権能と力によ  り幼子を祝福できたのに、しなかったのです。何ともったいないことだろうと思い  ました。 聖霊の全き  わたしたちは、神殿で聖霊の全きを受けると約束されています。永遠の真理を熱心  に求めるすべての人に天が開かれるという観点から、この約束が何を意味するか考  えてください。  わたしたちは、神殿で礼拝するすべての人が、神の力と、彼らに対する務めを果た  す天使たちを伴うと教えられています。エンダウメントを受け、神の力で武装した  男女が、自分独りで人生に立ち向かう必要はないと知れば、どれほど自信が増すこ  とでしょうか。天使が実際に自分を助けてくれると分かれば、どれほど勇気が湧く  ことでしょうか。  わたしたちはいかなる悪の結社も主の宮で礼拝する者に打ち勝つことはないという  約束を受けています。  神殿で得られる霊的な特権を理解することは、今日のわたしたち一人一人にとって  きわめて重要です。
「キリストのくびきを負う」というお話をします。 「すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休 ませてあげよう。わたしのくびきを負うて、わたしに学びなさい。そうすれば、あな たがたの魂に休みが与えられるであろう。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷 は軽いからである。」(マタイ11:28-30) この写真は牛のくびきです。くびきとは、2頭の牛をつなげて、一緒に仕事をさせる ための道具です。 たとえば、右の牛が私で、左の牛がキリストで、私とキリストがつながるというイメ ージです。 ネルソン大管長は、このくびきについて、次のように話しています。 「神と交わした聖約を守ることで得られる報いとは天の力であり、それは、試練や誘 惑、心の痛みにもっとよく耐えられるようにわたしたちを強めてくれます。この力は、 わたしたちの旅路を楽にしてくれます。イエス・キリストのより高い律法に従って生 活する人は、より高い主の力にあずかることができます。このため、聖約を守る人に は、神との聖約の関係を通して、特別な休みを得る権利が与えられるのです。 イエス・キリストとともにくびきを負い、世に打ち勝つうえで必要な霊的な努力をす るならば、主は、主のみが持っておられる力で、この世に引きずり込む力から皆さん を引き上げてくださいます。」 イエス・キリストとともにくびきを負うことによって、くびきを通してイエス・キリ ストとつながることができます。 自動車に乗ることで、自動車の力を使うことができます。 建設機械に乗ることで、建設機械の力を使うことができます。 ガンダムに乗ることで、ガンダムの力を使うことができます。 キリストとくびきでつながることで、キリストの力を使うことができます。 このくびきとは、神と聖約を交わすことであり、そのことによって神とつながること ができ、神の力が使えるようになるのです。
ビジネスでは、二人に間の約束において、契約書という紙の書類をやり取りします。 神と私たちの約束では、紙の書類のやり取りをしませんが、代わりに、儀式を受ける ということで、はっきりと形に表します。 聖約の内容は契約書という形ではありませんが、その代わり、聖典に書かれています。 旧約聖書や新約聖書の「約」は契約を表しています。 英語のOld Testament や New Testament の Testament は契約という意味があります。 また、モルモン書のサブタイトルの英語は、Another Testament と言います。 教義と聖約の「聖約」も神との契約を表します。 バプテスマの聖約はモーサヤ書18章やモロナイ書4章に書かれています。 神権の聖任の聖約は教義と聖約84章に書かれています。 エンダウメントの聖約である奉献の律法は教義と聖約の41,42,51,72,78,82,83,104章に 書かれています。

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