テサロニケ人への第二の手紙



第2章

(パウロ、主が戻って来られる前の背教を預言する。)

02 わたしたちから受け取るものでないかぎり、キリストの日はすでに来たと告げる手紙によってすぐさま心を動かされたり、あわてたりしてはいけない。霊についても、言葉についても同じである。
03 だれがどんなことをしても、それにだまされてはならない。まず背教のことが起こり、罪の者、すなわち滅びの子が現れるに違いない。

07 不法の秘密の力がすでに働いている。今働いているのはその者であって、キリストは、時が満ちてその者が取り除かれるまで、その者が働くままにしておられる。
08 その時になると、邪悪な者が現れる。この者を主は口の息をもって殺し、来臨の輝きによって滅ぼされるであろう。
09 主すなわちイエスの来臨は、あらゆる力と、しるしと、偽りの不思議を伴ったサタンの働きによる背教が来なければ、起こらないのである。

第章

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