ペテロの第二の手紙
第2章
09 (KJ)主は、信心深い者を誘惑の中から救い出す方法と、不義な者を罰するために裁きの日まで閉じ込めておく方法を御存じなのである。
10 (KJ)特に、彼らは汚れた情欲におぼれ肉にしたがって歩み、権威ある者を軽んじる人々である。こういう人々は大胆不敵なわがままな者であって、栄光ある者たちをそしってはばかるところがない。
第3章
03 まず次のことを知るべきである。終わりの時にあざける者たちが、あざけりながら出てきて、自分の欲情のままに生活し、
04 イエス・キリストを否定して、「主の来臨の約束はどうなったのか。先祖たちが眠りについてから、すべてのものは天地創造の初めからそのままで続いてきたように続くにちがいない。」と言うであろう。
05 すなわち、彼らはこのことを認めようとはしない。古い昔に天が存在し、地は神の言葉によって、水がもとになり、また、水によって成ったのであるが、
06 その時の世界は、御言葉により水でおおわれて滅んでしまった。
07 しかし、今の天と地とは、同じ御言葉によって、保存され、不信仰な人々が裁かれ、滅ぼされるべき日に火に焼かれる時まで、そのまま保たれているのである。
08 しかし、主の来臨に関しては、愛する者たちよ、わたしは、あなたにこの一事を知らないままではいさせない。主にあっては、一日は千年のようであり、千年は一日のようである。
09 ある人々が遅いと思っているように、主は約束の実行と来臨をおそくしておられるのではない。ただ、一人も滅びることなく、すべての者が悔い改めに至ることを望み、わたしたちに対して長く忍耐しておられるのである。
10 しかし、主の日は夜の盗人のように襲ってくる。その日には天は震え、地も揺れ、山は崩れ、大音響を立てて消え去り、万物は熱に焼かれ、地も焼かれて、その上に作り出された堕落したものは焼き尽くされるであろう。
11 もし、このように、これらが皆破壊されるなら、極力、あなたがたは、清い行いと信心をするべきである。
12 見よ、主の来臨の日に備え、天の堕落したものは燃え崩れ、山は焼け崩れてしまう。
13 しかし、もし、わたしたちが耐え忍ぶなら、わたしたちは、神の約束により、助けられる。そして、義の住む新しい天と新しい地を待ち望む。
第章
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