- モルモン書はどんな書物か:
- キリストについてのもう一つの証。おもな著者(ニーファイ,ヤコブ,モルモン,モロナイなど)と翻訳者であるジョセフ・スミスは,全員その目で主を見ている。
- 古代アメリカに住んでいた民に対する主の教導の業の記録。
- 主御自身が証言なさるとおり,真実が書かれている。
- モルモン書が確認しているもの:
- 天の御父とその愛する御子イエス・キリストの個々の特質。
- 人が喜びを得るためにアダムの堕落とエバの知恵が必要だったこと。
- モルモン書が異論を唱える考え方:
- 啓示は聖書で終わっている。
- 幼児はバプテスマを受ける必要がある。
- 悪事の中に幸福は見つかる。
- 人は善行によって昇栄を受けるにふさわしい者となる(儀式と聖約が必要である)。
- アダムの堕落によって人類には「原罪」という汚れが付いた。
- モルモン書が成就している聖書の預言:
- 「他の羊」が主の声を聞く。
- 神は「ちりの中から」語り,「不思議な驚くべき業」を行われる。
- 「ユダの木」と「ヨセフの木」が一つとなる。
- 散らされたイスラエルが「末の日に」集合することと,その集合の方法。
- ヨセフの末の受け継ぎの地は西半球である。
- モルモン書が分かりやすく説明していること:
- 人の前世。
- 死。死は神の偉大な幸福の計画に不可欠な要素である。
- 人は死ぬと,まずパラダイスに行く。
- 人は肉体が復活すると,霊と再結合して,不死不滅の存在になる。
- 人はその行いと心の望みに従って主から裁かれる。
- 例としてバプテスマや聖餐,聖霊の賜物を授けるなど,儀式の正しい執行の方法。
- イエス・キリストの贖罪。
- 復活。
- 天使の果たす重要な役割。
- 神権の永遠性。
- 人の行動が,剣の力よりも言葉の力から強い影響を受けること。
- モルモン書によってかつて知られていなかったことで明らかになった事柄:
- バプテスマはイエス・キリストがお生まれになる前から行われていた。
- 古代アメリカの民によって神殿が建てられ,利用されていた。
- イスラエルの11 番目の息子であるヨセフは,ジョセフ・スミスの預言者としての役割を予見した。
- ニーファイ(紀元前600 − 592 年)は,アメリカ大陸の発見とその地への入植を予見した。
- 分かりやすくて貴い部分が聖書から失われた。
- キリストの光はすべての人に与えられている。
- 個人の選択の自由の大切さと,あらゆることに反対のものが必要であること。
- 「秘密結社」に関する警告。
2017年半期総大会(リアホナ2017年11月号)より
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