5−2 第2日(月曜日)

実のならないいちじくへののろい[奇跡]


マタイ12:18-19,マルコ11:12-14

翌日、彼らがベタニヤから出かけてきたとき、イエスは空腹をおぼえられた。
そして、葉の茂ったいちじくの木を遠くからごらんになって、その木に何かありはしないかと近寄られたが、葉のほかは何も見当らなかった。いちじくの季節でなかったからである。
そこで、イエスはその木にむかって、「今から後いつまでも、おまえの実を食べる者がないように 」と言われた。弟子たちはこれを聞いていた。

第2の宮清め


マタイ21:12-16(ジョセフ・スミス訳),マルコ11:15-18,ルカ19:45-48

それから、彼らはエルサレムに来て、イエスは宮にはいられた。そして、宮の庭で売り買いしていた人々をみな追い出し、また両替人の台や、はとを売る者の腰掛をくつがえされた。
また器ものを持って宮の庭を通り抜けるのをお許しにならなかった。
そして彼らに言われた、「『わたしの家は、祈の家ととなえらるべきである』と書いてある。それだのに、あなたがたはそれを強盗の巣にしている」。
そのとき宮の庭で、盲人や足なえがみもとにきたので、彼らをおいやしになった。
しかし、祭司長、律法学者たちは、イエスがなされた不思議なわざを見、また宮の庭で「ダビデの子に、ホサナ」と叫んでいる神の王国の子供たちを見て立腹し、
イエスに言った、「あの子たちが何を言っているのか、お聞きですか」。イエスは彼らに言われた、「そうだ、聞いている。あなたがたは『幼な子、乳のみ子たちの口にさんびを備えられた』とあるのを読んだことがないのか」。
祭司長、律法学者たちはこれを聞いて、どうかしてイエスを殺そうと計った。彼らは、群衆がみなその教に感動していたので、イエスを恐れていたからである。
しかし、民衆がみな熱心にイエスに耳を傾けていたので、手のくだしようがなかった。

ベタニヤに帰られる


マタイ21:17,マルコ11:19,ルカ21:37-38

イエスは昼のあいだは宮で教えられた。
民衆はみな、み教えを聞こうとして、いつも朝早く宮に行き、イエスのもとに集まった。
夕方になると、イエスと弟子たちとは彼らをあとに残し、都を出てベタニヤに行き、そこで夜を過ごされた。

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