紅海に注ぐ川

さて、父は荒れ野を3日の間旅してから、ある谷で、水の流れている川のほと
りに天幕を張った。
さて、父はその川をレーマンと名付けた。その川は紅海に注ぎ、その谷は河口
に近い境の地にあった。
(ニーファイ第1書2章6節、8節)


地図で紅海に注ぎ込む川を見ると、地図によっては、実線でなく点線で書かれ ていることがある。これは涸れ川(かれかわ)と言って、水の流れていない川 である。この川は雨季の激しく雨が降った一時期だけ水が流れる。わたしたち にとっては、川と言えば水が流れているのがあたりまえなので、わざわざ、 「水の流れている」とは書かない。水の流れている川が珍しいからこそ、ニー ファイは「水の流れている」と書いたのである。 参照 EVIDENCE for the Book of Mormon: The Valley of Lemuel

モルモン書・エピソード集

ホーム