パーソン兄弟の証

デル・パーソン兄弟は末日聖徒の画家です。パーソン兄弟は、教会から救い主
の肖像画を描く依頼を受けました。これは世界中の教会で使われる予定のもの
でした。彼は、へりくだり、祈り、勉強して、この仕事を依頼した教会幹部に
認められるような作品が描けるよう望みました。そして、彼は作品を描き上げ
て、提出しました。彼は心配しながら承認を待っていましたが、結果は「残念
ですが、これとは違います。もう一度、やり直してください。」というもので
した。それから彼はさらにへりくだり、心から祈り、主の御手の道具となれる
よう望み、もう一度作業に取り掛かりました。そして、彼は2番目の作品を仕
上げ、提出しました。しかし、これも、承認されませんでした。彼は、度重な
る断食と祈りをもって、3作目の作業を行ないました。そして、霊感と導きを
受け、教会幹部が認める作品、すなわち、主御自身がお認めになる作品を完成
させました。

あるとき、パーソン兄弟はファイアサイド(特別集会)に呼ばれ、この経験談
を話すことになりました。その集会には、反抗的な十代のある少女が出席して
いました。彼女は幼い頃、自動車事故に遭い、両親を亡くし、一人だけ生き残
りました。その後、親戚に引き取られました。しかし、この不幸で、苦しい経
験のため、彼女は、誰からも愛されていないと感じていて、家族や友達からの
愛を受けようとしませんでした。パーソン兄弟はこの集会で、承認されなかっ
た1作目と2作目を見せながら、話を進めていきました。そして、パーソン兄
弟が3作目の承認された救い主の肖像画を見せた時、この少女は本能的に立ち
上がり、その絵に向かって走って行きました。「この人よ!」彼女は繰り返し
叫びました。「私の両親が死んだ時に抱き締めてくれた人よ。」

彼女はこの幼いころ記憶を呼び覚ましたことにより、よい方向に変わっていき
ました。

*  パーソン兄弟の描いた、預言者に承認された、救い主の肖像画

証集

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