ジョセフ・F・スミス大管長の証 |
ジョセフ・F・スミス大管長は、チャールズ・W・ニブレ−監督と一緒に東部 の旅を終え、汽車で帰宅の途に就いていた。ワイオミング州のグリーンリバー 付近でスミス大管長は列車の最後部のデッキへ出た。すると、次のような声が 聞こえた。「中へ入って、座席に着きなさい。」車内に戻ると、一瞬ためらっ た後に、自分にこう言い聞かせた。「ああ、あれはきっと空耳だったのだ。」 すると再び声が聞こえた。「座りなさい。」スミス大管長は急いで座った。そ のとき、列車が突然傾いて、レールが折れ曲がり、機関車をはじめほとんどの 客車が脱線した。ニブレー監督は、もしスミス大管長があのような行動をとっ ていなければ、大けがをしたところだったと述べている。彼の乗った客車は脱 線しなかったが、ほとんどの客車がひどく押しつぶされたからである。 (「歴代大管長の教え、ジョセフ・F・スミス」より引用) |