ユタの開拓者たちの証
ユタの開拓者たちは、初めて作物を植えた年に、
クリケット(コオロギににた昆虫)の大群に襲われた。
開拓者たちは水や火、はたまた棒でクリケットを追い払おうとしたが、何の効果もなかった。
このままでは作物が全滅してしまう。
そこで、開拓者たちは神に助けを求めて熱心に祈った。
すると、カモメの大群がやってきた。
カモメはクリケットを食べ始めた。
単にカモメがクリケットを食べに来たなら、満腹になると帰っていったはずだが、
カモメはクリケットを滅ぼすまで、食べては、はき捨てることを繰り返したのである。
これはまさに神が開拓者を救うために使わされたカモメだった。
ジョージ・W・ビーンはこう書いている。
「かもめは何千羽も群れをなして飛んで来て、
人間の親指ほどもある大きく肥えたクリケットを、
見たところ1パイント(約0.5リットル)は飲み込んだかと思うと
近くの川に行って水を飲み、全部吐き出した。
そして少し休んでから、また戻って黒い大きな昆虫を食べるのだった。」
サラ・リッチはかもめについてこう記している。
「かもめはおとなしいアヒルのような大きさで、
当時のわたしたちには主のもとからわたしたちを助けるために送られてきた天使のように思えた。
だれもかもめを殺すことは許されなかった。
それは、彼らがやって来たのは、わたしたちが生きていくために必要な作物を育てられるように
主の御手が働いたのだということが、だれの心にも見て取れたからである。」
当時の教会の指導者であるオーソン・プラットはこの出来事について手紙にこう書いている。
「中には、これは自然の出来事で奇跡ではないと言う人がいます。
それはそれでけっこうですが、わたしたちは神の御手による祝福であると考えました。
奇跡であろうがなかろうが、そこには神の御手がありました。
何も知らない人がそれを信じるか否かは問題ではないのです。」
現在ソルトレークのテンプルスクウェアではこのカモメの記念碑が建っている。
*カモメの記念碑の写真
(教会公式サイトより引用)
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