ロレンゾ・スノー大管長と教会員たちの証 |
第5代大管長ロレンゾ・スノーの時代、教会は、非常な経済的窮地に追い込ま れ、借金の返済もできない状態であった。その上、長い間の日照りで、多くの 教会員たちが苦しんでいた。そこで、スノー大管長は、主に助けを求めて祈っ た。そしてある日、ユタ州のセントジョージ・タバナクルで話しをしていたと きのことである。大管長は聖霊に動かされ、什分の一を完全に納めるならば雨 が降るであろう、と教会員たちに約束した。そして大管長は、マラキ書から次 の聖句を引用した。「十分の一全部をわたしの倉に携えてきなさい。これをも ってわたしを試み、わたしが天の窓を開いて、あふるる恵みを、あなた方に注 ぐか否かを見なさいと、万軍の主は言われる。」(マラキ3:10)教会員た ちは預言者の言葉に従った。すると、約束どおり雨がふり、枯死寸前の作物が 救われたのであった。そして、教会の財政も立ち直った。 (「福音の原則」より引用) |