ある若い母親の赤ん坊が、家で大けがをした。赤ん坊を医者に連れて行こうに も手立てがなかった。そのうえ、彼女は引っ越してきたばかりで、近所にも知 っている人はいなかった。若い母親は助けを求めて祈った。するとまもなく、 近所の婦人がドアをノックして次のように言った。「何か助けが必要ではあり ませんか。」こうしてこの婦人の助けによって、若い母親は赤ん坊を医者に連 れて行き、無事に治療を受けさせることができた。 (「福音の原則」より引用)