疑問文

文疑問

    文全体について疑問文。
    文頭にc^u をつける。
    文の終わりをあげて発音する。

        Via kato mang^as mian muson.
        あなたの猫が私のねずみを食べました。

        C^u via kato mang^is mian muson?  
        あなたの猫が私のねずみを食べましたか?

付加疑問

    肯定の文に付け加えて疑問を添える文。
    c^u ne を付け加える。
    
        Via kato mang^as mian muson, c^u ne?
        あなたの猫が私のねずみを食べましたよね。

    否定文に付け加える場合は c^u jes を付け加える。

        Vi ne estas s-ro A, c^u jes?
        あなたはAさんではありませんよね。

語疑問

    文の一部について質問する文。
    疑問詞を前に持ってくる。
    
        Kiam vi vidis lin?
        いつ、あなたは彼を見ましたか。
        
        Kiu li estas?
        彼はだれですか。
    
    疑問詞には次のものがある。

        名詞

            全般  kio  (what)      なに

            個別  kiu  (who)       だれ、どれ
                       (which)

            *  kio と kiu の違い。
                具体的に指し示すことのできるものが目の前にあるときはkiuを用いる。
                
                Kiun vi volas trinki?
                どれが飲みたいですか。
                (何種類かの飲み物が目の前に並んでいる場合、
                  またはメニューを見ている場合)

                Kion vi volas trinki?
                何が飲みたいですか。
                (要望を聞いて買いに行く場合)

        形容詞

            指示  kiu  (which)     どの

            性質  kia  (what a)    どんな

            所有  kies (whose)     だれの

        副詞

            場所  kie  (where)     どこ

            時間  kiam (when)      いつ 

            理由  kial (why)       なぜ

            様子  kiel (how)       どの様に

            数量  kiom (how many)  どれほど
                       (how much)        

    疑問詞に付随する前置詞も一緒に前に持ってくる。

        Per kio vi mang^is g^in?
        何を使ってそれを食べましたか。
        (per:道具、手段の前置詞)

疑問詞節(間接疑問)

    ある文の一部に(名詞的な位置付けで)疑問文がある。
    疑問文をそのまま文の中にいれいれば良い。
    
        Mi scias, kiam li venis.
        彼がいつ来たか、私は知っています。
        
        Mi scias, c^u li venis.
        彼が来たかどうか、私は知っています。

否定疑問文とその答え

    否定での疑問の場合、その答えが肯定の場合、jes を、否定の場合、 ne を用いる。
    日本語の「はい」「いいえ」の使い方とは逆になる。

    C^u vi ne estas s-ro A?
    あなたはAさんではないですか?

    Jes, mi estas A.
    いいえ、Aです。
    
    Ne, mi ne estas A.
    はい、Aではありません。


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