エスペラント

インターネット上でやり取りされる情報に使われる言語の中で一番多い言語は
英語です。コンピューターやインターネットを開発した国がアメリカ合衆国で
すし、経済でも世界一の実力をもっていますから、そのようになってしまいま
す。しかし、懸念されるのが、次世代に新たに現れる階級社会のことです。情
報を持つ人と持たない人という階級に分かれるのですが、それを分けるのが英
語を使えるかどうかということになりそうです。英語を使える人はより多くの
人たちとコミュニケートでき、情報を速く多く集めることができます。

英語はヨーロッパ語の中では一番簡単といわれますが、それでも、習得には多
くの時間とお金を必要とします。それは、日本で多くの英会話学校が商売とし
て成り立っていることが証明しています。英語を使える一部のエリートと英語
を母国語とする人が支配階級なり、それ以外の人が支配される側になるという
構図になりはしないかと心配します。

しかし、英語よりもっと簡単なエスペラントを用いることにより、この問題を
解決できるのではないかと思います。外交官、商社マン、学者などのエリート
の世界では国際コミュニケーションに英語を使っていますが、一般人の国際文
通ではエスペラントが実績を積んできています。エスペラントの世界ではボラ
ンティアにより無料や格安の講習会が開かれるなど、情品経済が発達している
ので、時間やお金がないためにエリートになれなかった一般の人々はエスペラ
ントを積極的に使うようにすべきです。最近インターネット上で「インターネ
ットでの国際間の通信ではどの言語を使いたいですか」というアンケートがお
こなわれましたが、エスペラントは英語に次いで2位になりました。

参照:エスペラント

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