宮崎県チームの結果

STEC改修後の真新しいアスファルト、台風一過のうだるような暑さの中、競技は開催されました

今大会からは課題も一部変更がありましたが、出走順についても全県終了時間が均一になるよう
4クラス毎に出走順を変えるなど新しい試みもありました。

法規走行、スラローム、応用悪路が新規課題になり、また、設備更新に伴う各課題の設定変更もあり
上位入賞するためには基本的なライディングが出来ているかどうかが鍵になった大会でした。

ブロック 課    題 内    容
A 法規 今年から併設のモータースクールを使用しての開催。
以前の区間毎の法規と比べて、法規走行の時間が連続しているので、自分の普段の走りが ’つい’出てしまいそうなコース。
今大会も 法規の減点が各県著しく、法規を制するものは鈴鹿を制する。。。。 となりそうな予感が。。。。
ブレーキング モータースクールでも急制動をやっていた位置なので 多少路面が荒れているのか、リアを鳴らす選手が多かったような気がします。
B スラローム 今大会から、コースを一新。
広々と贅沢に場所を使ったコースとなりました。
S字を除くコースは レイアウトの変更が可能なので、毎回コース変更をして頂きたいものです。
コンビネーションスラローム 縦に長く、横に長い。。。
今年からの選手はいいなー  走ってみたいコース
コーナリング 7Rとのことで、基準タイムは 一般3.3 高女3.6に変更
されたみたいです。
C 応用千鳥 変更無し 前年と同様 細長く、コーンの間隔が若干狭め。
一本橋 ことしから20秒以上。 タイムをクリアする選手は2/3ほどか。
傾斜地 左からの進入。 鉄板製らしいのですが、雨でもフロントは滑らなかったので、もしかしたら木製&滑り止めの塗装がしてある?

この大きさで鉄板製なら、移動が大変だとおもいますが。。
D 応用悪路 新コース。 ライン取り不適切で5本目のパイロンをなぎ倒す選手が多かった様です。
ブロックスネーク 変更無し。 話しによれば、凸直線が短かったとのこと。
レムニー 埋め立てのため傾斜は気持ち程度。 そのかわりパイロンの間隔が狭く、コース逸脱する選手が多いようでした。



減点内容
法規 技能A・B 技能C・D 合 計  順 位
大会1日目 65 50 230 345 中間発表 33位
大会2日目 20 80 105
合 計 85 130 235 450 総合    21位
黒文字が原付クラスの減点


各個人の成績
  個人得点
(1000点満点中)
順 位
女性クラス 965 13位
高校生クラス 915 32位
一般A 890 15位
一般B 780 38位
合  計 3550 21位

今回は女性クラスの愛○嬢が、技能減点5 (技能減点1ケタはたぶん宮崎県初?タイ?) 法規減点30。
他県も法規では多数の減点を貰っていたので、仕方ないでしょう。  安心して見ていられる内容でした。

また、練習量で不安のあった高校生もバランスコースでは、クリアを連発。
来年スラロームを鍛えれば、まだまだ伸びそうな予感でした。

得点が低い割には順位が伸びているため、全県的に新設コースには苦労をしているみたいですが、
来年からはこの点数だと10位は順位が下がると思ったほうがよいでしょう。

10位台の選手が3名で20位以内、 4名で10位以内が狙えるので、来年のがんばりに期待しましょう。
宮崎県も団体10位以内は必ず狙えると確信した大会でした。

 今年から、ここが法規走行の出発点です。
 審判は、タワーから審査。
 
 急制動
 待機地点へ
 障害物です。
 低ミュー路
 傾斜地と応用千鳥
 コーナリング。
 ずらりとバイクが並びます。
 大型扇風機もことしから参加
 待機エリアはこんな感じです。
 二輪大会に参加する選手なら誰でも知っているSインストラクター。  一流のインストラクターの走りを見られるのもこの大会の良いところ。

 Sインストラクターの走りに憧れて、この大会に参加する方も多いはず 笑

 肖像権は。。。。 お許しくださいませm(__)m
 競技中
 パレードコース。
 愛○嬢は、気分上々
 練習からおつきあい頂いた鹿児島県チーム
 鈴鹿のメインストレートは、どのレースよりも人とバイクで埋まります。
 当分は来れないと思い、哀愁の白子駅をパチリ!!



私なりに、今大会で感じたことです。 要望・抗議等ではなく 大会に敬意を表する者として
どうしたら各県同じ条件になるか?という気持ちで書いています。
書きたい放題(笑)書いてますが、上記趣旨に免じてお許しくださいませ。

出走順について  4つのブロックに分けて出走順を変えて各県の終了時間を均一にする試みは非常に良い方法だと思います。

 が、どのクラスも最後に出走する選手は2日間・どのブロックでも最後の出走でちょっと間延びしそうな感じでした。 2日目は各クラス逆順でやってもよいのかな〜 と感じました。
審判への異議申し立てについて  一部の県のライダーが、審判へ 延々と(時間にすると5分ぐらい?)抗議していました。 その間競技はストップ、待機選手はエンジンの熱に耐え、バイクは熱ダレを起こしそうな状況下になっていました。 審判への異議申し立ては 競技後5分以内に書面で申し出ることになっていたはずでは?

 納得できないのはわかりますが、ルールは遵守しましょう。 笑
ウエットタイムとドライタイム  たぶん、私が審判をしているとしたら非常に難しい判断と思います。
 どのタイミングでドライ→ウエットにするか?

 今回、1日目の雨で明らかにウエットと思われる条件下をドライタイムでトライした選手も何人かいるようでした。

 明確な基準を設けるのは困難だと思いますが、雨が降り出したら競技を5分程度中断して、ウエットタイムへの判断を探る時間を設けてもいいような気がします。 競技時間の制限もあるので難しいと思いますが。。。 運営部の知恵に期待しています。
ウエット時の傾斜地について  雨で濡れた傾斜地へトライするのは本当に勇気が必要です(笑)
 また、審判員にとっても、競技を一時中断して判断を下すのも勇気が要ることだと思います。
 今大会で雨のなか傾斜地にトライする選手を見ていましたが、明らかにリアが滑り落ちて、ドライ時とは異なった条件であった気がします。

 事前にどういう確認がなされているかは私は知りませんが、 雨が振り出し始めたら、本部が積極的に競技の中断をアナウンスをして、各審判の苦労を軽減する配慮があって良いのではないかと感じました。
大型扇風機  少しでもエンジンの熱を放熱させようと大型扇風機の配慮に脱帽 笑
本番コースでの直前練習  ある掲示板には、いずこかの選手が新設コースで直前練習をしていたとのかき込みがあったそうです。

私も直接見た訳では無いので何ともいえません。笑  仮に本当であるとすれば、まあ、いろいろ賛否があるかもしれません。。。

 技術的に優れていれば、コースが変わっても関係ない。とか。
 ただ、技術的に同じなら、やはり多少でも慣れている方が有利だとも言えます。

 いろいろな意見はあると思いますし、同じものを目指す仲間を批判する事に終始したくはありませんのでこれ以上のコメントはしませんが、 もし、私がその立場なら、少なくとも1ヶ月前には本番コースでの練習は控えると思います。 勝利したとしても、何か心にひっかかるものがあるのはイヤですから。