クランク

 クランクコースは、L字型に曲がったコースを、パイロンに接触せずスムーズに通過する課題です。
 特に通過時間は決められていませんが、スムーズに通過するためには、
 ライン取り、半クラッチ、適度なスロットルワークが求められます。

 この課題の失敗例をあげると。。
  @ ライン取りが悪く、エンジンガードをパイロンに接触してしまう。
  A 半クラッチ、スロットルワークが不適切で、エンスト、転倒してしまう。

 実際にこの課題では出口までの間に右左折のウインカーや左右確認も入ると思うので、単に通過するよりも若干は
 忙しくなりますが、慌てずに一つ一つ確実にこなしていけば必ずクリアできるので頑張ってください。



 <走り方のポイント>  1速ギアを用いて通過する場合を解説しています。


 (ライン取り) 赤のラインで通過します。。


早い内に最初のクランクをパスして、次のクランクを通過しやすい体制を整えます。
当然、内側のパイロン接触と脱輪をしないよう、車幅感覚は走行して覚えましょう。

黒の点線のようにコースをいっぱいに使ってという方法もありますが、黒の点線の場合、次に通過するクランクに備え、再び大きく回りこんでいかないと通過が難しくなります。

このようなコースを選択した場合は、慣れていないと、コースの中盤から次のコーナー付近で転倒する恐れがあります。


 (半クラッチ)
 このような、低速で、ステアリングを一杯に切る状態の場合、エンジンの回転が落ちないよう、スロットル操作に加えて、半クラッチで動力が伝わるよう調整することも非常に重要です。
 半クラッチの上手さが、このコーナーをクリアする第一要素といっても過言ではないと思います。
 (ただし・・・ギアが2速指定の場合は、半クラッチは使用せず、スロットルワークでコントロールします)


 (スロットルワーク)
 強いて吹かす必要もなく、(速度が落ちてきたら当然パワーを入れないといけませんが)一定の速度を保つように操作すると良いでしょう。


 ビデオです (使用車両 ゼファー750)

    ○ クランク走行編
      教習車のエンジンガードの張出し具合によって、走行ラインは変化します。


 


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