車体パーツ&燃料タンクの塗装

住宅街での塗装は、他の家に迷惑をかけるので、できるだけ広い場所で行いましょう。

燃料タンク
 塗装の材料。
 今回は ’キャンディーグリーン’に塗装する事にしました。
 ZX−12R・グリーン の色に似ています

 左から キャンディーグリーン(上塗り) 
      シルバー(下地)
      サーフェーサー(下地処理)

 その他 耐水性サンドペーパー 150番〜1000番(セットになっています)

 サーフェーサーは表面の小さな凹の間に入って 表面を滑らかに仕上げる効果と、
 塗料の密着性を良くする効果があります。
 燃料タンクの塗料をすべて削り落とすのは結構大変なので、今回は元々の塗料 
 の上に重ね塗りをする方法をとりました。

 まず、150番の耐水サンドペーパーで、青の塗料が削れるところまで磨きます。
 下地が出てきたところは、それ以上磨かないよう注意します。
 給油口にマスキングを行った後、サーフェーサーを全体に塗ります。
 表面の凸凹が良く解ります。

 塗った直後は均一になっているように見えますが、乾燥すると小さな
 凸凹が見えてくるので、綺麗に仕上げようと思う人は半日以上乾燥
 させてから再度塗り直すようにしましょう。
 600番で全体を磨いて、下地のシルバーを塗ります。

 このままでも かなり いけてるのですが。・・・
 出来上がりについては、一番下の写真を見ていただければ。

 この燃料タンクには カワサキ のロゴを付けようと思います。
車体パーツ関係
 塗装前・・・・シールやガムテープの接着剤などが付着してかなり汚い状態です。

 まずシールをはがし、150番程度の耐水サンドペーパーで余分な接着剤や汚れ
 などを削りとります。

 (大きな凹には事前にパテを埋めておきます。 今回は手抜きしています)

 その後 800番程度の耐水サンドペーパーで表面を整えます。
 全体にまんべんなくサーフェーサーを塗って、800〜1000番の
 耐水サンドペーパーで下地が見えるぐらい丁寧に磨き込みです。

 この時点で凹があるようなら 更にサーフェーサーを塗って表面が滑らかに
 なるよう仕上げます。

 塗装の仕上がりは 
下地の段階でほぼ決まりますので、根気よく
 磨き込みます・・・・
 下地の出来が良い場合は、この時点で鏡面に近い反射をします。
 下地のシルバーを塗装。

 初めてこの手の色(キャンディー)を塗ったのですが、私が感じた注意点を少々。

 1.下地シルバーは非常に色が乗りにくいので、サーフェーサーの後に薄く
   ホワイトを塗ってから下地シルバーを塗った方が良いかなという感じでした。
   発光も良くなると思います。

 2.下地シルバーに’むら’が出来ると、上塗りグリーンを塗っても’むら’が残り
   ますので、一点にスプレーが集中しないよう、常に動かしながら塗った方が
   良いです。

 写真では綺麗に見えますが、結構ぬりむらが出ています。。。
 
 グリーン(上塗り)が乗りました。

 これもかなり薄い色なので、色むら、、タレに注意して丁寧に塗りました。
 綺麗に塗っても、どうせ擦ったりしてすぐに駄目になるので、今回の塗装は
 ここで終了です。

(参考)
 鏡面仕上げを行う場合は、この後に 1200番の耐水サンドペーパーで
 表面を軽く磨いて、鏡面仕上げ用のマイクロコンパウンドで仕上げていく
 ことになります。
 でも、本当に綺麗にしたいと思うときは、バイク屋さんにお願いするのが一番安心確実です。

 後日談 : プライマー(塗料の接着を良くするスプレー)をしていないので、衝撃で
        剥がれやすくなってます。後日、再塗装を行うことになると思います。
 最後の仕上げ

 中央の穴をふさぐ為に、白のテープをアクセント的に貼り付けました。
 カワサキカラーに 少し近づけたつもりですが。

 全体のバランスを見て、シートを黒に張り替える予定です。
 シートの材料は、原付とかのシートカバーあたりが安くて耐久力ありそう。

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