1.牛

2.子牛

 

1.牛

 

天界の秘義5265

 

雌牛

内的な自然的なものの真理 (5195)

 

 

天界の秘義5895

 

耕す

真理を受け入れるために善により準備すること

さらに耕すさいに用いられた牛は自然的なものにおける善を意味(2180、2566、2781)

 

 

天界の秘義6065

 

 外的な善(5913、6048)

 

 

天界の秘義6521

 

 仁慈の実践

 

 

2.子牛

 

天界の秘義2180

 

「おとなしい善い雄牛の息子[子供]をとった」。これは合理的なものが神的なものから発した認識にその合理的なもの自身を連結させるために、その合理的なもの自身に結びつけた天的な自然的なものを意味していることは、聖言における『雄牛の子』または『雄牛の息子[子供]』の意義が自然的な善であることから明白である。

 

[2]『雄の子牛』または『雄牛の子供』は天的な自然的なものを、またはそれと同一の自然的な善を意味していることは生けにえから明白であり、その生けにえはヘブル教会における、後にはユダヤ教会における礼拝の主要な表象的なものであったのである。

 

 

啓示による黙示録解説242

 

『子牛』により、知ることを求める情愛[知ろうとする情愛]が意味されている。霊界ではこの情愛は子牛により表象され、それでそれはまた聖言の『子牛』によっても意味されている、例えばホゼア書には―

 

 わたしたちはエホバに唇の子牛をささげよう(ホゼア14・2)。

 

『子牛の唇』は真理の情愛から発した告白である。マラキ書には―

 

 しかしわたしの名を恐れるあなたがたに公正の陽が昇り、その翼にはいやしが(在り)、かくてあなた方は肥えた子牛のように成長することができよう(マラキ4・2)。

 

 かれらが『肥えた子牛』にたとえられているのは、かれらにより真理と善にかかわる知識を知ろうとする情愛からその知識に満ちている者たちが意味されているためである。

 

 

啓示による黙示録解説245

 

『子牛の翼』により、心を感動させる力が意味されている、なぜなら聖言の神的真理はそれを聖いものとして読む者たちを感動させるからである。