1.真理

2.鉄の棒

 

 

1.真理

 

天界の秘義426

 

 ここにもまた『鉄』は真理を意味していることは明らかである。それには抵抗することが出来ないため、強さがそれに帰せられており、そうした理由から鉄について―それにより真理または信仰の真理が意味されているが―それは『粉砕する』『打ち砕く』と言われている。例えばダニエル書(2・34、40)と、またヨハネの書には―

 

 勝つ者、その者にわたしは諸々の国民を治める至高の力を与えよう、かれは彼らを鉄の棒をもって治めるであろう、陶器師の器のように彼らは粉砕されるであろう(黙示録2・16,27)。

 

 さらに―

 

 女は男の子供を生んだ、かれは鉄の棒をもって諸々の国民を治めるであろう(黙示録12・5)。

 

 

天界の秘義426[4]

 

『鉄の棒』は主の聖言に属した真理であることはヨハネの書に説明されている―

 

わたしはまた天が開くのを見た、見よ、白い馬を。それに乗られた方は忠信な、真の方と呼ばれ、義をもってかれは審かれ、また戦いたもう。かれは血にひたされた衣服を着られていた、その名は神の聖言と呼ばれている。その口から鋭い剣が発し、それをもってかれは諸々の国民を打たれる。かれは鉄の棒をもって彼らを治めたもう(黙示録19・11、13,15)。

 

 

天界の秘義3708[11]

 

「鉄」は自然的な真理を意味(425,426)。

 

「鉄は、北から出た鉄は、また青銅は砕かれるであろう」(エレミア記15・12)。

 

「鉄」は自然的な真理を意味し(425,426)、「銅[真ちゅう]」は自然的な善を意味している(425,1551)。これらのものは「北から」出ていると言われているのは、それらは自然的なものから発していて、自然的なものには相対的には不明なものと終結したものとが在るためである。この予言が鉄と銅とは北から出ることを意味していないことは、解説の要もなく明白である。なぜなら鉄と銅とがそこから出るということがその意味であるなら、そこに神的なもののいかようなものが在ることができようか、また前後の記事に調和しているいかようなものがあることができようか。

 

 

2.鉄の棒

 

天界の秘義426[4]

 

『鉄の棒』は主の聖言に属した真理であることはヨハネの書に説明されている―

 

わたしはまた天が開くのを見た、見よ、白い馬を。それに乗られた方は忠信な、真の方と呼ばれ、義をもってかれは審かれ、また戦いたもう。かれは血にひたされた衣服を着られていた、その名は神の聖言と呼ばれている。その口から鋭い剣が発し、それをもってかれは諸々の国民を打たれる。かれは鉄の棒をもって彼らを治めたもう(黙示録19・11、13,15)。

 

 

天界の秘義4875[9]

 

さらに―

 

 あなたはかれらを鉄の棒で砕かれるでしょう、あなたはかれらを陶物師の器のようにまきちらされるでしょう(詩篇2・9)。

 

『鉄の棒』は自然的なものにおける霊的な真理の力を意味している、なぜならその中に霊的な真理が在るところの自然的な真理にはすべて力があるからである、『鉄』は自然的な真理である(425、426番)。