天罰

 

 

 

1.聖書

2.処罰の目的

3.この時代に下すどんな天罰も 憐れみによる叱責に過ぎない

4.聖母から司祭へ

5.マリア・ワルトルタ

6.前兆

 

 

 

1.聖書

 

 

ペトロ2・3・9

 

ある人たちは、遅いと考えているようですが、主は約束の実現を遅らせておられるのではありません。そうではなく、一人も滅びないで皆が悔い改めるようにと、あなたがたのために忍耐しておられるのです。

 

 

 

 

2.処罰の目的

 

 

サンダー・シング/聖なる導きインド永遠の書P398

 

その人が来世でよりよい生を送れるよう、犯罪に警告を与えることが処罰の目的である。

 

 

 

 

3.この時代に下すどんな天罰も 憐れみによる叱責に過ぎない

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/10巻P232

‘02・6・1

 

そしてあなたは、娘よ、私の種子を運ばせているゆえ、これからも力強く播いていくように。 あなたが何を言うかはすべて 私が承知しているではないか? これを打ち明けさせてほしい、干からびて散らされた骨の間で あなたがもがいているのを見て 私の目には涙が溢れるように湧いてくる。 どんな父親も その跡継ぎの憂鬱な表情を見るのは苦しいものだが、私も、あなたの父として、苦しんでいる。 我が王宮で育てた子どもが 死の谷で苛まれているのを見て 私はこの情景に打ちひしがれる。 あなたの嗣業は生者たちの地にある、しかし私は 我が権能によるわざと 至高者としての荘厳なる栄光を もう一度人類に教え直すためにあなたを創造し 聖なる知恵をもって教え導いてきた! 愛と慈悲によってのみ 私は行動することを思い出させようとして。 その点では この時代に下すどんな天罰も 憐れみによる叱責に過ぎない。

 

 

 

 

4.聖母から司祭へ

 

 

聖母から司祭へ1984.1.21

 

 こん日、福音は、小さな人の単純さをもって、また、殉教者の熱烈さをもって、そして勇敢なあかし人の忠実さをもって守らなければなりません。そのためにこそ、わたしは、祈りと、つぐない、苦業、善徳の実行と、信頼と希望、そしてしだいに完全なものとなっていく愛徳の実行へと、あなたがたに呼びかけます。

 わたしがいいたいのは、このことです。それで、わたしの言葉に含まれている予言にとどまってはなりません。その予言は、あなたがたが現在生きているこの時代を理解させようとする一つの努力にすぎないのです。

 わたしが、母としての立場から、あなたがたがさらされている危険や、迫っている脅威、起きようとしている悪について話すのは、他でもありません。それらの悪がまだまぬがれ得るもの、その危険から逃れられるもの、そして、神の正義のご計画が、そのあわれみ深い愛の力で、いつでも変更可能なものだからです。

 わたしが、天罰を前もって知らせるときにも、それらはすべて、あなたがたの祈りと、つぐないを捧げるその改心の力によって、一瞬のうちに変え得るものであることを思い出しなさい。

 それで、予言されたことが実現しなかったなどといってはなりません。かえって、わたしと共に天のおん父に感謝してください。祈りと、奉献と、あなたがたの苦しみ、それに、わたしの大勢のあわれな子どもたちのかぎりない苦しみをかえりみて、天のおん父は、正義の“とき”をなおさら延してくださいます。この延期は、大きなあわれみの期間が花さくためです。

 

 

 

聖母から司祭へ1986.9.6

 

わたしの心は血をしたたらせています。

 

わたしは、ひじょうに悲しみ沈んでいるあなたたちの母です。

きょうも、わたしは、あわれみの瞳から溢れる涙を流しています。

これらの涙は、あなたたちの天の母の汚れない心の苦しみが、どれほど大きいかをわからせようとしているのです。わたしの心は血をながしています。

 わたしの心は、深い傷に貫かれています。

 わたしの心は、悲しみの海に沈んでいます。

あなたたちは、迫ってくる運命をみきわめてはいないのです。

あなたたちは、意識しないで、無関心な、完全に不信仰の状態の中でその日々をすごしています。

わたしがあらゆる方法で、また、とくべつなしるしで、あなたたちに遅いかかっている危険を忠告し、すでに到来した血まみれの試練を予告してあげたのに、なぜまだこんな態度をとるのですか?

―人類が改心し、悔い改めて、神にたち戻るようにというわたしのたびかさなる招きを受け入れなかったために、未曾有の最も大きな天罰がふりかかろうとしているのです。

それは、洪水の天罰よりも大きな天罰です。

天から火がふってきて、人類の大部分が亡びるでしょう。

 

 

 

聖母から司祭へ1988.8.15

 

 わたしのたくさんの子らが、祈りと償いをもって、大きく応えたので、わたしは、全人類にかかるはずだった一つの大きな天罰を、また遠ざけることを、神の正義から得ることができたのです。

 

 

 

聖母から司祭へ1994.8.28

 

全人類は、悪霊たちの支配下におかれていて、世界は、悪魔の手中ににぎられています。

 このために、人々の霊魂は罪の奴隷となって、あなたたちの幸福の唯一の泉である神から離れるという重荷をせおっています。

 こうして失望が蔓延し、個人と国家の関係において、暴力と憎悪が支配権をにぎり、あなたたちは、内乱、戦争、分裂、兄弟殺しなど、血ぬられた圧搾機の下に、ますますおしつぶされています。

 あなたたちは、大きな苦難の絶頂にたどりつき、大天罰の時を生きています。この大天罰は、すでにいろんな方法で知らされています。

 

 

 

 

 

5.マリア・ワルトルタ

 

 

マリア・ヴァルトルタ/私に啓示された福音/9卷下P51/590.9

 

を冒瀆すれば、必ずの罰を引き起こします。無価値な祭司や無価値な信者(名ばかりの信者)は、の家を盗賊のすみかに変え、すべての人に呪いと死を引き寄せていました。人びとを苦しめる不幸を、いちいち上げるのは無意味です。正確には、『動物のように生きる者への罰』と呼べばじゅうぶんです。が去り、が進みます。それが、キリスト的と呼ばれるにふさわしくない生き方をした民の結果です。

 過去にも、今、この短い世紀の間にも、わたしは前兆という手段によって、人びとに警告したり、動揺させたりするのをやめていません。けれども、過去にそうであったと同じように、わたしとわたしの方法に対して、嘲笑、無関心、憎悪を引き起こしただけでした。けれども、個人としても、全体としても、自分たちの救済を受け入れることを望まないならば、後で泣いても無駄になることを忘れてはなりません。わたしが一緒にいるうちに、わたしを冒瀆的な争いによって追い出すならば、後でわたしに祈り求めても無駄です。悪に専念した個人の良心から始まったものであれい、国家規模のものであれ、争いは冒瀆的です。祖国を救うのは武器ではありません。天からの保護を引き出すのは、生き方です。

 

 

 

 

6.前兆

 

 

マリア・ヴァルトルタ/私に啓示された福音/9卷下P51/590.9

 

 過去にも、今、この短い世紀の間にも、わたしは前兆という手段によって、人びとに警告したり、動揺させたりするのをやめていません。けれども、過去にそうであったと同じように、わたしとわたしの方法に対して、嘲笑、無関心、憎悪を引き起こしただけでした。けれども、個人としても、全体としても、自分たちの救済を受け入れることを望まないならば、後で泣いても無駄になることを忘れてはなりません。わたしが一緒にいるうちに、わたしを冒瀆的な争いによって追い出すならば、後でわたしに祈り求めても無駄です。悪に専念した個人の良心から始まったものであれい、国家規模のものであれ、争いは冒瀆的です。祖国を救うのは武器ではありません。天からの保護を引き出すのは、生き方です。